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仏の写真家・造形美術家、グザビエ・ルケジ氏の奇妙な展覧会がパリのピカソ美術館で開催されています。

20世紀の巨匠ピカソの彫刻を医療技術であるX線や断層撮影で「解剖」するという展覧会です。

ピカソの彫刻というと、街で廃材を拾って集め、それを組み立てて作品にしてしまうという手法が知られています。

「牡牛の頭部」(左)って実は…       「ゴリラの親子」(右)の頭部には息子のブリキのおもちゃが…  
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展覧会で公開されているのはピカソの石膏作品のものだそうですから、これらの解剖写真はありませんが、巨匠がどんな手法で作品をつくったのかが非破壊でわかるわけですし、興味がそそられます。
それとともに、そこまで見ちゃうんだ…という、なんか気恥ずかしい思いもちょっぴり湧いてくるのは私だけでしょうか?

なんか、すごいものが中に隠されてたりして…。

修復の必要な歴史的価値のある作品については、作家オリジナルの絵や作品の原型を見るとしてX線撮影がなされるケースがありますが、今回の氏の撮影は、それ自体が作品なのだとか。

ピカソさん、どんな気分で作品と並ぶ解剖写真の数々を見ているんでしょう…。
by my-colorM | 2006-09-23 11:23 | アート
なんだか、おなかの調子のよくない私が靴擦れの足をカバーしながら、サンダルのかかとを踏んで歩いている姿なんて、なんともカッコ悪いですよね。
それでも旅は続くんです…。気がつけばPart5。いつまで続けるの?って感じですが、次の出会いもまた楽しいんですよ。ハイ。



「もうそろそろですかね。」と冷たいチャイの支払いを済ませ、インド料理「ダージリン」を後にして20歩ほど進むと谷中煎餅はありました。道すがら「谷中散策map」なるものを見つけ、一部いただいておりました。チャイのお店からするとちょっぴり距離があるのかと思いきや、はす向かいという感覚なんですよね。近すぎる。なので、ちょっぴり待ち時間が延びてしまいました。しかも、mapでは日暮里駅から歩いてくれば「谷中煎餅」が目印っぽい書き方がされているのに、先の喫茶「ルノアール」の方がのぼり旗まで立って随分目立っているのです。特に意図せず、その喫茶店の手前で二人、まどねこさんを待ちます。何人かの女性が通り過ぎましたが、大体二人連れか、年格好が違うのでそれほどまじまじと見ることはありませんでしたが、気になる女性が一人通り過ぎていきました。そして「谷中煎餅」を見つけるとすかさず携帯を取り出し打ち込み始めています。うさみさんと顔を見合わせ、いざ近づこうとすると相手もこちらに歩み寄ってこられます。

  ◇  ◆  ◇  ◆  ◇  ◆  ◇  ◆  ◇  ◆  ◇  ◆  ◇

東京での二人目の出会い More
by my-colorM | 2006-08-24 23:27 | 日記
タクシーに乗り込み、時計を見るとすでに5:00。これは長居をしすぎました。
予定では青山の「岡本太郎記念館」に行くべしでしたが、これから向かっても間に合いません。残念ながら割愛しなくてはなりません。

では次に歩を進める先は?そう。汐留日テレ広場の「明日の神話」です。

向ヶ丘遊園で電車を待ちます。今度は急行で新宿まで出て、大江戸線に乗り換えです。
5:25。新宿行きの急行に乗ります。行きは余裕で座れましたが、この時間帯です。すし詰め状態は結局終点の新宿まで続きました。

新宿で乗り換える大江戸線はどこまで潜るのっていうくらい階段を下っていきます。かの「トーキョー・アンダー」で存在を知った、地下の大動脈というわけです。まださらに13号線というのを掘っているそうですね。どこまでやるんでしょうか。

しかし、いくら東京の深い地底を走っていても、それはそれ意識するのは階段を下りたときだけで地下鉄の車内ではさほど実感が無いものなんですね。ただし、ここで停電…というのは願い下げですが…。

なんてことを考えているうちに「汐留」駅に到着しました。

  ◇  ◆  ◇  ◆  ◇  ◆  ◇  ◆  ◇  ◆  ◇  ◆  ◇

「明日の神話」独り占め!! More
by my-colorM | 2006-08-23 19:13 | 日記
東京国立博物館を後にして次に向かったのは千代田線「根津」駅です。それが最寄りのメトロの駅だったのですが…。すでに12時を超え、だんだん時間も苦しくなってきます。次は今回の東京行きの発端となった岡本太郎の「明日の神話」の取材に出かけなければなりません。

「根津」駅の構内案内に着目するとこれから足を伸ばすつもりの小田急線に直通ということが判明。どこかで見て覚えていたのかもしれませんが、思わず心でガッツポーズでした。

これで次の目的地「岡本太郎美術館」へスムーズに移動できます。といっても電車の所要時間は40分を下りません。ゆっくりお昼を食べているわけにはいかず、そのまま最寄りの「向ヶ丘遊園」へ向かうことにしました。

各停のメトロから「代々木上原」で小田急線の急行に乗り継ぎ、変わっていく景色を眺めながらの一人旅です。川崎市。都会で働く人々のベッドタウンなんでしょうね。ちょっとずつのどかな住宅街が見えてきます。

「向ヶ丘遊園」駅は急行停車駅でした。なので乗り換えることなく、駅に降り立ちました。南口からタクシーに乗るとよいと美術館のHPでチェックしていましたが、タクシーの姿は無く、とりあえず簡単にお昼をと、近くのコーヒーショップでこれまた軽く「鶏のチーズフォンデュの入ったトースト」とアイスコーヒーをいただきました。量は少ないのですがどうもこれ以上は無理そうです。

店員さんにタクシー乗り場を尋ねると駅を出たところにあるということのようです。店を出てそちらに向かうと確かにタクシー乗り場はありました。しかしタクシーが止まっている気配は無く、二人のご婦人がベンチに掛けています。「(タクシー)来ませんか。」と尋ねると「いつもならたくさんあるんですのよ。」と暑いのにもまいるわという表情で答えると、日の当たるベンチを避けてこちらにいらっしゃいとばかり私に日陰の部分をわけて下さいました。

なかなか来ないタクシーを待ってしばらくじっとしていました。その後一つ二つ声を掛けてみたもののまともな会話になることは残念ながら無く、そのうち一台が来て二人になり、またおばあさまが来られたので同じように日陰を作ってお誘いして三人で待ち…、30分程でしょうか、ようやく2台続けてタクシーがやってきました。

「日本民家園へ」これもHPに書かれていた通り運転手に告げるとすぐに車が出ました。「なかなか来ませんでしたが…。」と尋ねると「晴れたらこんなもんだね。」の一言でおしまい。何を尋ねてもぶっきらぼうに片付けられてしまうのだろうとその後はずっと車窓に目をやりました。

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Part2 「岡本太郎」に惚れた?!More
by my-colorM | 2006-08-21 19:37 | 日記
東京から戻りました。

帰りは比較的快適な夜行バスのはずとやや高額な便を利用したのですが、思いもよらずボッコンボコボコ…という、とんでもない周期的な振動に見舞われ、ほとんど眠れないまま帰京。自宅にたどり着いてから、そのまま一日朝寝・昼寝…ようやく復活して参りました。

帰路の若干のトラブルはさておき、2日間の東京見聞は大変エキサイティングでした。現地で時間をつくってくださり、最後までお付き合いくださったうさみさん、まどねこさん、そしてMiyabiさんにはスペシャルサンクス!!です。本当にありがとうございました。

今回から数回にわたりその旅先のレポートをしていこうと思います。

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Part1…国立博物館「プライスコレクション若冲と江戸絵画展」-光の実験展示More
by my-colorM | 2006-08-20 20:03 | 日記
名古屋の勉強会からもう1週間経つのですね。急いで報告をまとめなきゃ…。

さて今回のDodeca Circle名古屋の会オプショナルツアーメイン企画が「徳川美術館」の鑑賞でした。

徳川美術館というと五島美術館とともに所蔵する国宝「源氏物語絵巻」の復元模写がNHK「よみがえる源氏物語絵巻」で放映され紹介されてから、行けばその復元模写が観られるものと簡単に考えていました。
しかし、ことはそのように単純ではなく…、国宝は勿論、復元模写も残念ながら目の当たりにすることはできませんでした。

さて、今回観た企画展は「天下人たちの時代 ―信長・秀吉・家康―」。尾張徳川家が所蔵する数々の名品の中でも、天下統一を果たした織田信長・豊臣秀吉・徳川家康ゆかりの品を集めた、時代の勢いを感じさせる展示品が並びました。現在NHKの大河ドラマ「功名が辻」が描く時代の頂点を極めた武将たちにまつわる、力強くそれでいて豪奢で華やかな印象を与えるものがあるかと思えば、一方では茶器が示すように素材を生かした無駄のない美を感じさせるものを含んでいます。その中で目を見張ったのは能面や能装束です。今でこそその色彩の経年劣化を認めざるを得ませんが、当時の色彩がいかようだったか…。

ところで、徳川美術館の展示の仕方はとても好感のもてる方法でした。すなわち、そのものが本来使われている場や光をできるだけ再現し、美術品をあるべき姿で展示するという方法です。勿論再現され置かれているものは限られてはいますが、以降ガラスケースに収まって展示されているものが茶室や能舞台の空間でどのように使われたか、想像しながら鑑賞することができます。

5時までの開館時間に着いたのが3時半を回っていましたので、実際のところはかなりはしょる形の鑑賞になってしまいましたが、比較的時間をかけて観ることができたのが、併設の蓬左(ほうさ)文庫の「江戸の自然観察」でした。本の名前はうろ覚えですが、『本草図譜』(東京大学大学美術館デジタルミュージアム)や『華鳥譜』もその中に確かあったのではないでしょうか。顔彩で一つ一つ彩色されたり、木版に着彩されていたりと美しい植物や動物の図説の数々です。どこにも破綻のない美しい彩色に思わず見入ってしまいました。

と、「本展の方はもうごらんになりましたか。閉館時間が近いですからお急ぎください。」の声。我に返って、その後は急ぎ足で進みました。

美しい「書」にも魅せられました。何が書いてあるかは全く読み取れないのですが、流麗であったり、剛健であったりとその人となりが出ているようでついつい見とれてしまいます。

また、辻が花染の羽織も間近で観ることができました。先日、金沢で縫い絞りによる藍染めを体験してきましたが、同じ手法で紫色に染められています。徳川家ゆかりの葵の葉っぱの輪郭が細かい縫い目によって絞られているのを見て取ることができました。絞りは工程ではなかなか全体像がとらえにくいものです。仕立て上がりの図柄のバランスのよさには感服します。

ミュージアムショップでは、観ることができなかったので「よみがえる源氏物語絵巻」の図録と福田邦夫先生の「すぐわかる日本の伝統色」を購入しました。なかなか楽しい2冊です。

こうして、徳川美術館での鑑賞を終え、いよいよDodeca Circle名古屋の会の勉強会(飲み会)です。
名古屋駅で待ち合わせの4名と合流し、会場の「山ちゃん」へ。
なんと予約名が「Dodeca Circle様」になっていました!!スゴ~イ。ちょっぴり照れ&感動でした。

スパイシーな手羽先のコースと飲み放題で楽しく名古屋の夜は暮れていきました。(以下略)



次回のDodeca Circleはもう一度名古屋の会。9月2日(土)の中京大学での北畠先生の講演会「貴重書でたどる色彩科学文化史」を軸に開催が予定されています。
本日、夏休みに入ってはじめての「年休」をとらせていただきました。
息子も家で勉強するということで、昨日の日曜日に引き続き引きこもっております。

とりあえずはDodeca circleの報告をUPします。

5日(土)は私Mは11:00名古屋駅に集合ということでジュエルさんボルドーさんと再会。
3人で地下鉄に乗り矢場町へ、栄町松坂屋名古屋本店7階で開催中の「マリア・テレジアとシェーンブルン宮殿」を鑑賞しました。

国王カール6世の娘でハプスブルク家を継いだ女帝マリア・テレジアは夫フランツ1世との間に16人もの子どもを儲けます。病死などで亡くなった子どももいましたが、子どもたちは各地にいわゆる婚姻外交によって各国と同盟を結んでいきました。300年にわたるオーストリアの敵対国フランスのルイ16世と結婚し同盟を結びましたが、フランス革命の後にともに断頭台に上ったマリー・アントワネットも娘の一人です。

城先生に教えていただいたヨーロッパの紋章のお話。各地に婚姻外交を進めていった当時の紋章が系譜とともに描かれていましたが、枝分かれしながら引っ付いた者同士の紋章が組み合わされ複雑怪奇になっていく様子がわかりました。

ハプスブルク家の栄華を誇るシェーンブルン宮殿はマリア・テレジアのころに改修され、なんと1441室からなるお城だそうです。当時使用人が1000人。子沢山といえども、なんのなんのっていうことだったのでしょう。むしろ、お家存続、国力拡大を謀り、政略結婚に奔走する姿が妙に印象に残ってしまいました。当のご本人は恋愛結婚だったそうですが…。

豪奢な宝石類と肖像画の数々。そして贅を極めた調度類…。栄華を誇ったオーストリアハプスブルク家の品々の中に、ジャポニスムに通じる古伊万里に手を加えた食器と漆の長持ちがありました。特に富士山と江戸時代の人々が表現された漆の長持ちをマリア・テレジアは「インド」と呼んだというのですが、東方インドよりさらに東の小国日本は想像だにできなかったのでしょうね。しかし鎖国時代に、出島という外に向けて開かれた小さな窓口を通して熟成した日本の文物がヨーロッパに持ち込まれ珍重された歴史がこの展覧会でも見つけることができました。

それにしても金ピカの展示物、いやがおうにも名古屋という土地にぴったりと思えるのは私だけではないはず…ですよね。
まだ、日は決めていないのですが、復元された「明日の神話」を見に行くついでに、東京国立博物館で開催中の「若冲と江戸絵画展」に足を運ぶことにしました。

ユニークな取り組みである公式ブログにかなりやられてしまいました。

「美の巨人たち」でも取り上げられていたようですが、7月1日と8日で詳しく解説されたようです。でも見過ごしてしまいました(どなたか録画されてませんでしょうか)ので、本日「たけしの誰でもピカソ」の特集を見ようと思います。関心をもたれた方は是非ご覧下さい。

前述の公式ブログによると10日にはそのプライスコレクションの原寸大部分拡大図を含む画集(DVD付き)も販売されるとか…。73,500円は高いけど、最新技術で印刷されている鮮明なものらしいので興味を持ちました。

どっちがついでなのかよくわかりませんが、とりあえず、東京行きは決めました。
いつにしようかな。11日から20日までの間に出かけたいと思います。
どなたか一部ご一緒できたら心強いのですが…。(交通が不慣れなもので…)

さて、明日は名古屋の会。楽しみです。
今回は徳川美術館にもいきます。源氏物語絵巻は巡回中のようですね。
図録だけでも求めようと思います。

もろもろは、また報告をするつもりです。
by my-colorM | 2006-08-04 19:14 | アート
北海道の「旭山動物園」とともに、人気を博する美術館。経営悪化で廃館を余儀なくされるなど、低迷する美術館・博物館の問題が深刻な状況にある日本で、入場者数が安定し注目を浴びる美術館が金沢市にあります。

その名は金沢21世紀美術館です。

今回の研修の3つ目の見学地は一度いってみたい美術館として、諸手を挙げて賛成!!の美術館でしたが、その手ごたえはずっしりでした。

Part3 金沢21世紀美術館は行かなきゃ!!でしょう。More
by my-colorM | 2006-08-02 18:45 | アート
大塚国際美術館ではそれこそ教科書に載ってる作品もありましたし、知ってる、あるあると思った作品で本当に心が満たされました。

その中でももっとも再会の喜びを感じたのはロシアのクラムスコイの「見知らぬ女」です。

忘れえぬ名画 More
by my-colorM | 2006-07-24 22:43 | アート