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2005年 11月 27日 ( 5 )

もう5年も経ってしまいましたが息子と一緒にスペインに行きました。
夫をおいての2人旅です。

私は中学校で美術を教えているのですが、
その頃はガウディのサグラダファミリアとピカソの生涯と芸術、
そして作品「ゲルニカ」を鑑賞教材に取り上げていたのです。
語りながらも自分自身が実物を観てみたい衝動に駆られました。

息子は中1でしたが、当時クラシックギターに夢中。
本場スペインでギターを買ってくれるならとかけひきの末、
ツアー参加を承知しました。

スペインに着いた1日目、マドリードでの初めての自由行動で、
王宮の見物のあと、何よりも先に本場グラナダのギターを買いました。
英語が通じず、身振り手振りで
手頃な値段のギターをケースと共に手に入れました。
その後はどこに移動するにも使われた2階建てバスの座席に
ギターケースをかかえる息子の姿がありました。

2日目に最初の美術館鑑賞がありました。
プラド美術館とソフィア王妃芸術センター。
今回のツアーの見所です。
プラド美術館ではベラスケスの名画「ラスメニーナス」が鑑賞ポイント。
ツアーの参加者だけに貸し切りのような贅沢さで目の前に本物がありました。
なんという鑑賞形態!!


さかのぼりますが、
息子とはドラクロアの「民衆を導く自由の女神」が日本に来たとき
夜行バスで東京まで見に行きました。
そのときも授業で取り上げ、衝動的に旅に出たのですが、
国立博物館の開館の3時間半前に東京駅に到着し、
まだ春分の寒さの中、博物館の前で2時間を過ごし、
それでも人の頭越しに遠巻きから鑑賞した「女神」…。

15分もするとどやどやと鑑賞者があとから到着し、
そのうち身動きができなくなっていきました。
何と貧しい鑑賞形態…!!


その後は京都市美術館の「モネ」も大阪市立美術館の「フェルメール」も
京都国立博物館の「雪舟」も大阪市立博物館の「ゴッホ」も
全て人、人、人…の波にもまれながらの鑑賞でした。

それにひきかえ貸し切り状態のプラド美術館。
現地ガイドの解説も付いて「おいしい」鑑賞でした。
広い室内に大きな作品がドーンと掛けられ、その空間まるごとが作品です。

ゴヤとベラスケスのガイド付き鑑賞のあと、
自由観覧の時間に駆け足でボッシュに会いにも行きました。

その後バスで移動し「ゲルニカ」のあるソフィア王妃芸術センターへ。
20世紀の名画はまぎれもなくそこに置かれていました。得も言われぬ感激…。
興奮状態の中、目の前に現実にそこにありました。

…おっと、長くなってしまいましたね。ではつづきはまたの機会に。




自分自身が観てみたい衝動に駆られる作品との出会い
またそれを生徒とも息子とも共有できるのは幸せです。
by my-colorM | 2005-11-27 20:26 | アート
色彩検定の1級の結果がそろそろ出るころですね。
昨年の今頃は2次の準備に余念がありませんでした。

その2次について…

私の場合は切り貼りしてなんぼという感じでした!!


カラーカードは大体まっすぐ切れれば問題ありません。
とりあえずはさみは奮発しましょう。シャープな切れ味のものを選ぶこと。
切って貼って切って貼って…の積み重ねですから。

糊はほそみのタイプを。なくなると交換できるタイプでたぶん10本は替えました。
これは私の師匠のお薦めでした。ほそみピット青い色の替え芯タイプです。
問題シートに糊を塗り、すき間なく貼り込みます。

カラーカードはどうしても使う色に偏りがありますから、
199aは5,6冊は必要でした。
もったいないので199bも最初は使っていました。
でも縦横に切るのは時間の無駄です。
結局199aが重宝でした。
当日の試験ではこの199aが渡されます。
ちなみに説明部分はあらかじめ取り去られています。
ビス止めがゆるむように表紙はすぐに外してしまえば
カラーカードのさばきがスムーズです。


事前の準備としては
表色系どうしの読み替え(変換)はとことん研究することです。
これはまさに決め手でした。
色相の変換、明度・彩度つまりトーンの割り当てができないことには
解答不能という問題がいくつも出題されますから。


自分で自分用にワークシートも結構作りました。
それに取り組んで不都合があれば改善してまた取り組みます。
作ったものは「明度のトーンマップ」と「トーンのイメージ語の対応表」。
それと「これだけは覚えたいオプション色の近似カラーカードと明度」もまとめてみました。
また「慣用色名とカラーカード」、
「各表色系とカラーカードの対応」も練習問題としては必要でしょう。
これらのワークシートは教材としてひょっとしたら使えるかもしれませんね。




これから受検の皆さんへの助言としては、

「できるだけ妥協をしない。
忙しくても自分を追い込む。
問題を解きまくる。」

です。

当日は時間の余裕をもって出かけましょう。
服装のコーディネートにも気を配る心の余裕もほしいですね。


私にとって色彩検定1級の2次試験は、忘れられない経験です。

苦々しい思い出にならないよう、
これから受検の皆さん、ベストを尽くして頑張ってくださいね。
皆さんはご自分のパーソナルカラーをご存じですか。

パーソナルカラーは個人の色の好き嫌いには全く関係ありません。
その人の皮膚、目、唇、頭髪の色に似合う色のことを指します。
その色を身につけると血色がよくなり、シミやしわが目立たなくなる魔法のカラー。
それを知っていれば洋服選びもスムーズですし、ムダも減ります。
ましてや似合うこと請け合いなのですから、こんなにうれしいことはありません。

さて、そんなパーソナルカラーなのですが
専門の養成講座があるのですから理論もきっちりあります。
ただし、理論は一つではないそうです。ちょっとややこしいですね。
その意味では色を学んだ経験をもった被験者が診断を受けること、
これはある意味重要かもしれません。

私はあるスクールの講座修了生が行う無料診断を受けるチャンスを与えられました。

これまでパーソナルカラーに関連する本を2冊読み、
インターネットの質問に答を入力していく診断も3種類やってみました。
自己診断の結果は「オータム」…くすんだ色がカラーパレットです。
ちなみに私のワードローブにはその「オータム」系の衣服が詰まっています。
思いこみが為せるワザということです。

件の無料診断で。

まず性格チェックのシートにマークをします。
パーソナリティチェックです。
こだわる必要はないのですが、ちょっと気になります。(これって神経質?)
次に口紅を落とし、素顔の色をさらけだします。
そして胸元にカラークロスが数枚当てられます。
鏡の前でそのクロスははらはらとめくられ、診断が始まりました。

鏡を見ていて気がつきました。本を読むより明確に…。

パーソナルカラーの診断とはつまり、肌との「対比」と肌への「映り込み」の効果
によって、肌色が明るく、つややかに見える組合せを探しもとめることに違いありません。

めくるたびに肌の色は印象を変えました。
私と同じ診断が下されて、クロスは分類されていきます。
「ブルーベース」。私の肌の属するグループが決まりました。

パーソナルカラーがもとにしている理論とは何でしょう。

 全ての色は「ブルーベース」「イエローベース」に分類される。
 ロバート・ドアの「カラーキー・プログラム」である。
 全ての配色は、青みがかった色が支配するブルーベース(KEY1)、
 または黄みがかった色が支配するイエローベース(KEY2)の2種類を
 使い分けることにより調和がとれるとする説である。

 赤というと暖色であることは誰も疑わない。
 しかし「冷たい赤」というと驚く人も多いだろう。
 何でもいいが色相環を思い浮かべてみよう。
 青紫寄りに偏った赤…。これが冷たい赤でKEY1の色ということになる。

このようにして、私の肌は青紫に偏った肌色と考えるとしましょう。
あとはKEY1の仲間からその中でもおだやかなトーンかはっきりしたトーンかを
見つければよいということになります。

はっきりしたトーンの色には負けます。色あせて見える私の肌。
鏡の前の印象はそのようなものでした。

おだやかなトーンの色は私の肌色を引き立て、バラ色に輝かせました。
これだ!という色が何枚か自覚できました。

そして私のパーソナルカラー診断では4つのシーズンで言うと「サマー」
ベストカラーは「ローズピンク」となりました。

「ピンク」…意外や意外!今日からピンクの服選びが始まるのか…。
なんだか内心気恥ずかしい思いがします。

自分ながら男勝りな性格は生まれ持ってのことです。
2人の兄との子ども時代がそうさせたのです。
茶色、くすんだ緑…だって、「オータム」だったのですから…昨日まで…は。

幸い、紺とライトグレイ、オフホワイトもお仲間でした。

早速京都駅の地下でピンク探しが始まりました。
少し紫によったローズピンク…。
でも若者向きの店の中へは入ることができませんでした。
こんなときこそユニクロです。
アバンティのユニクロでそのピンクを探しました。
いつもは穿きませんがGパンは紺ですよね。もちろん購入しましたとも。

そのピンクをきて学校へ行きました。生徒の反応が楽しみ…。
これまた意外や意外。否定的なコメント一切ありません。
自信を持ちました。

それを来てAFT講師養成講座へ行きました。
「似合う!!」さすがは色の先進的集団?ほどよいコメントではありませんか!
髪型を変えたときによい反応をもらえたときの気分ですね。





あなたもご自分のパーソナルカラーを見つけませんか。
色は人とともに…。楽しい人生に色を添えましょう。
by my-colorM | 2005-11-27 03:25 | 色の話
遠く離れた肉親の安否って…。
携帯電話を持つ時代。
簡単に知ることができるはず。

私ホントうかつでした。信じられへんほどおバカでした。
父にめっちゃ叱られた。
息子の前で叱られちゃった。
私の前にも肉親が生きるか死ぬかの状況があったのに、

…知・ら・な・か・っ・た…!

幸い、3日前に無事退院となったのですが…。


ことの顛末。


8月の末に母から電話をもらっていたのをすっかり忘れていた。
「おじいちゃん(父)が膵炎が見つかったらしくて検査入院した…」
今思えばそう確かにそう言っていた…。



先週、カラコの対策講座の前々日、
「お父さんが今入院している。だいぶ怒っている。」


という電話口の母の話…。


「えっ?入院?何のこと?何で入院してるの?」
クエスチョンマークが頭を駆けめぐり、
8月の電話のことが思い出されないまま混乱しまくった。

9月4日のAFT講師養成講座の最終試験に提出用レポート作成、
そのうち学校が体育祭、文化祭と忙しくなって、
さらに定期テスト、研究会の仕事…、
ようやく東商に取りかかり対策講座もという多忙な毎日が重なって、
すっかり実家と連絡を取ることができず、
父のことをすっかり失念していた。


「怒ってる?何故。」
「そんなに悪かったのに、実家も今になって連絡してくるの?何故。」
いよいよ納得いかないけれど、とにかく行かなきゃ。
行くとなれば息子も連れて行って慰めなければ…。
息子はもう3年も実家を訪ねていない。

そんなわけで先週の土日にやっと静岡へ、
そして入院先に顔を出すことができた。

病院に着くと、下の兄(これが湖西に住んでいるのに、
8月から伊豆に転勤単身赴任中とその時はじめて聞かされた)が
玄関先で出迎えてくれた。

「覚悟していけ、俺もだいぶ言われたところ…。怒ってるぞ。」と。
電話口もさることながらここでもか?何故?


病室に向かい、ドアを押すと父の後ろ姿。夕食後の薬を一人飲んでいる。

「どんだけ苦労してお前らを学校にやらせたと思ってる。」
一瞥してはじめの一言。
「知らないとはどういうことだ。」「3ヶ月も放っておくとは…。」
「よそはみんな土日にどんだけ遠くても見舞いにきてる、
俺はそんな冷たい人間にお前たちを育てたのか。」
「親が死なないものだと思っているのか。」…ため息混じりのつぶやき、
ボヤキがはっきりと形をなした。

その時息子も側にいたが、兄が気を利かせて連れ出した。

2人になったところで、病状の推移を事細かに報告する父。
管を通して胆汁を出す…一時は苦しくて切なくて、
心細い思いを何度もした…と一言一言が状況を伝えた。

『心の底から会いたかった』その思いが口をついて叱責に変わる。
「知らなかった」ではなく、「知ろうとしなかった」のだと父は譲らない。

兄の単身赴任もさっきエレベーターで聞かされて知るほどの疎遠…。
父が危惧しているのはまさにそのことにほかならない。

ひとしきり恨み言をいっていたが、今週にも退院だと告げるころには
紅潮した顔が怒っているからだけではなく、
退院が近く顔色がよくなっているからなんだと
私にも分かるころには、少し頬がゆるみ、いつもの笑顔が見えだした。

「ばあば(母)も家で待っているから、早く行ってやりなさい。」と。
もう、あとは何も言うことはない。
再び入室した息子に「よく来てくれたな。元気そうだ。勉強がんばれや。」
そういうと、ベッドにゆっくり横になった。

家に帰り、怒られたこと、どう怒られたかを母に報告する。
認知症の母は今日はなんだかすこぶる調子が良さそうだ。
ただ、息子が何年生になったのかとうんざりするほどたずねたが…。

下の兄は「心配させまいと離れている兄弟に伏せておいてくれたんだから」と
兄貴をかばった。「それも心遣いなんだ」と。
「単身赴任をしているなんてこともはじめて知ったんだけど…。
この音信不通が心配なんだって、父さんは。」下の兄にちょっぴりかみついた。
その後、下の兄は息子と遅くまでギターに興じ、
久々の再会をつかの間楽しんで晩遅くに伊豆へ。

次の朝、病院に行くと、先生が巡回にきた。
上の兄と私、息子と小4の姪。4人がベッドを囲んでいる様子を見て一言。
「間に合いましたね。」
痛烈なその言葉に苦笑して目配せする大人たちの中に息子も加わっていた。

もう一度くると約束して病室を出たが、
その約束は父の一時帰宅により果たされなかった。
リビングで父のいないソファは淋しいと感じながら、
カラコのテキストに目を落としたとき、
突然父の声。
「ムカゴごはんを食べさせてやる」と明るい一言とともに笑顔で入ってきた。
えっ?お父さん?何故?ムカゴって何?
今度のクエスチョンマークは踊り出していた。
「俺は5時までに帰ればいいから。」と昼過ぎからいそいそと買い物へ行く父。

長いこと入院してきた父をようやく見舞う娘と孫に
ご馳走したいと思う父親の気持ちって…?




ハイ。
おバカな娘はそのムカゴご飯を無茶苦茶おいしくいただき、
実家に帰るたびにいただく、新鮮な鰹の刺身をまたもやほおばり、
完全に癒やされて京都に戻ったのでした。
「なんだか、ゆっくりしたな。」息子の一言に大きく頷きながら、
ムカゴご飯の味を思い出しつつ…。


こうして私はきっとこれからも脳天気に暮らしていくのだろうと思います。
どうしようもないですね。


あっ、色の話。

私の父は結構おしゃれなのですが、ブランドの茶色のコートを買ったそうで。
お昼の腹ごなしに散歩に行くことになって、
温暖な静岡をイメージして薄着だった息子が
そのコートを羽織って出かけました。
同じ茶なんですが、襟の部分だけ素材が違うのですね。
素材を変えることで変化をもたらす好例です。なんか魅力的、それだけで。
すっかり気に入って、父にアピールする息子に
もう数センチ背が伸びたら格好がつくだろう。そうしたらくれてやると…。

そんなこんな、退院した父から昨晩電話がありました。
「あのコート若向けだからくれてやる。送るから…。」と。

お正月、家族3人で実家に帰省することを約束したのは言うまでもありません。
by my-colorM | 2005-11-27 02:02 | 日記
12月4日の東商カラーコーディネーター検定試験を受けます。

昨年はこの時期AFT色彩検定1級の2次試験に向けて毎日奮闘していました。
色は学ぶほどに奥深く、魅力的な分野です。

今年AFTの上級講座のひとつ「AFT色彩講師養成講座」を受講しました。
12回の講座で毎回魅力的な講師陣が色をそれぞれのお立場で語り、
また受講生が課題に取り組み発表もしました。
「色を教える」という仕事を始めるにはまだまだ足りない知識と経験…。

学びつづけることしか身につけることはできないと実感しました。

そこで講座のつづきとして今度は東商カラーカーディネーター試験の
3級を飛ばして2級と1級「商品色彩」のダブル受検を決めました。

公開してしまったので、後には引けないのですが…。
かなりせっぱ詰まっています。

で、勉強の方はというと…
AFTの知識と講師養成講座で培ったさまざまな色彩学の知識及び
増やした書籍の数々をたよりにしつつ…という感じです。

とりあえず
問題集DAI-X総研の「1ヶ月で合格できるカラーコーディネーター2級」
を2巡目。少し気合いを入れて、テキストの読み込みと併用で取り組んでおります。

1級のための読み込みと小論文対策もこれから…。
だいぶ厳しい道のりになりそう。

あと1週間。仕事との両立を図りながらガンバルっきゃない!!


今後はぼちぼち色の情報をお送りしていくつもりですが、
今はカラコに奮闘中ということで…。