「アイ・アム・レジェンド」

宅配レンタルの会員になってから、映画館で観る機会も含め、よく映画を観るようになりました。

「映画鑑賞」が今や主な趣味の一つに加えられるほどです。

そこで、勝手ながら『映画DVD見聞録』のカテゴリをつくり、「おすすめ度評価」を始めることにしました。
もちろん私ごときがする評価です。参考にもならないかもしれませんが、備忘録のひとつです。

もしご意見・ご感想があれば交流したいと思います。



さて、というわけで初回の今日は、

「アイ・アム・レジェンド」 評価★★★★☆【劇場】 

ウィル・スミス主演。謎の新薬によるウィルス感染が全世界に蔓延。隔離政策も空しく絶滅の危機にさらされた大都市に残された人々の痕跡…。昼間は人っ子一人いないニューヨークの街並みを野生動物が巣くっている。日没を過ぎるとどこからともなく凶暴な輩が腹を満たしにのさばる無法地帯となる街の一角で、ワクチン生成をもくろみ一人闘う科学者ロバート・ネビル。全世界でたった一人生き残った男として、人類を絶滅させた原因を取り除き、再生の道を探る苦悩の日々を追う。締め付けるような孤独感が漂い、いつとはなしに襲いくる恐怖心が全編を満たした作品だ。



ウィル・スミスの魅力がよく出ている作品で、「かっこいい」俳優だなぁと感じました。その後、宅配で「アイ、ロボット」をレンタルしたほどです。

映画は12月末、TOHOシネマズ六本木ヒルズで、何年かぶりに息子と一緒に観ました。そのあたり詳細はこちらに。ポップコーンとコーラをペアセットで注文し、バケツ一杯のポップコーンを中盤までボリボリ食べながら余裕で観ていました。

人っ子一人いないはずのニューヨークで、夜になるのを恐れ、厳重に幾重にも鍵を掛ける主人公の行動の意味が分かると、怖さで思わずのけぞるように身を固くする息子の様子に若干驚きを覚えつつも、短絡的にゾンビ化しすぎじゃないの?と私はやや冷めた見方をしてしまいました。

星4つの理由は、もしも世界で一人っきりになったら…というあり得ない設定の中で、強い意志をもって使命を遂げようとする主人公の、厳しくも徹底した自己管理のストイックさに引き込まれる一方で、心理的な葛藤(わざわざマネキンをCDショップに置いたり、話しかけたりして孤独感から逃れようとするものの、かえって孤独にさいなまれるなど)が悲しみに満ちていて私の心を揺さぶったからです。

ラストはちょっと説明的で強引でしたが、もともとあり得ない設定ですから力業で持っていかざるを得ないのでしょう。正義感の表現が強く出て、さすがキリスト教圏の映画だなぁという印象が残りました。