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ポイントをおさえるキーワードは…?

「PCCS」の講義でもう一つしまりがほしい…。
話がウロウロしないために何が要るでしょうか?


そこであるといいのかなと思っているのが「キーワード」です。








「今回お話しするPCCSのポイントは「○○○」です。
この言葉をキーワードに進めていこうと思います。…」

という感じで講義をしていくのがいいのではないかと考えます。


それではPCCSのキーワードは何でしょうか。

(以下は授業案ではありません)

マンセルがさまざまな色を三属性のものさし上で「位置づける」というキーワードで説明できるものとすればPCCSは「使える」というキーワードがしっくりとするような気がします。Practical は「実用的」という意味ですが、これはPCCSの名前を押さえるために取っておくことにします。

f0008085_18433891.jpgPCCSは「配色体系」というだけに、これをもとに配色すると調和させやすいというさまざまな工夫がされています。





実は中学校の教科書にも「PCCS」の名前こそ載ってはいませんが、PCCS12色相環が使われ、副読本などでは配色のために「トーン」がふれられ、なじみがある表色系です。「色の学習」という単元で基礎項目を学ぶ図版として「使われ」ます。

まずこの色相環は美術の授業で「混色」を学ぶのに適しています。特に色料の三原色を使って混色するのに大変便利です。

私の中学校では生徒に「三原色カラー」とホワイト、ブラックの5本を持たせ、それで作品に使う全ての色を作る(絵の具代の節約のためです)のですがその混色の方法を伝えるのにPCCS24色相環は大変わかりやすいです。なぜなら、YMCがちょうどトライアドに配置されており、その間の色相は端の2色の混合比率を変えるだけでOK。生徒にもイメージさせやすい色相環となっています。また、ミュートカラー(純色の明度・彩度を落とすために混ぜる補色)も一目瞭然です。

美術の授業を離れ、色を学ぶ上でも重要項目である色光の三原色RGBやヘリングの反対色説による心理4原色も含まれるなど色彩学のあらゆる場面で「使える」色相環であると言えます。

またPCCSは三属性のそれぞれにおいて見た目に等歩度を保っていますが、このことは配色演習の場面では色をピックアップするのに好都合です。またトーン概念は違う色相でもよく似たグループを形成し、イメージワードに結びつけやすくどんな配色をしたいのかねらいをはっきりさせれば色の選択がしやすい概念であるといえます。

中学生には純色に白・黒・灰色を混ぜてつくる演習を等色相面を見ながら取り組ませるのですが、生徒もそこそこ自分でほしい色を混色して作るワザを身につけることができます。

ヒュートーンシステムで表される色記号も考えてみればたった数文字で表示できるわけですから「使え」ますよね。マンセルやYxy値とは比べものにならない簡潔さ!(もっとも色数も簡潔?で微妙な色は近似色で判断せざるを得ないのですが…。)

3級テキストのp82~109の配色演習も、PCCSの新配色カードが「使われ」ます。これから色を学ぶ人たちにとっては必携ツール。PCCSが演習用カードを持っている表色系であることが「使える」表色系であることにつながっています。


こんなことを書いていると、まだ授業の流れが甘いような気もしてきます。
迷いにはいっているなぁと感じられるかもしれませんね。


はぁ~。いつになったら整理できるのでしょう…。


う~ん。