7度目のクリスマスタブロー
クリスマスタブローは、12世紀のはじめフランスで興ったもので、
キリストの降誕について美しい音楽と衣装・セットを用いて
絵画的に表現したのがはじまりだそうです。
寄贈されたクリスマスタブローのクレイドール。玄関に飾ってありました。
中1は舞台下の聖歌隊(キャスト以外は全員参加)
中2はハンドベル隊(毎年最も練習がきついので有名です)
中3は聖歌隊指揮者(オケ中学部長がやります)
高1はバイオリン独奏(次の年のコンマスがやります)
高2は独奏パートリーダー(本番当日、本人は聖歌隊で歌っていました)
高3の今年は聖歌隊(高2中心ですが応援部隊です)
と、大好きな音楽のパートに関わって来ました。
今年は受験生ですので冬期講習が終わってからやや遅れての参加でした。
毎年欠かさず鑑賞してきましたが、その年その年息子の担う役割が変わりますので
全く違った視点から異なる感動を与えられてきました。
後期の中間試験が終わり、1週間で2時間の舞台を仕上げます。
決められた段取りとセット、シナリオとはいえ、舞台・裏方に中高生総勢500名が関わります。
ほとんど上級生が下級生を指導し、それが毎年受け継がれていきます。
ここで培った力は大なり小なり彼らの財産となっています。
今日はクリスマスイブ。
街はにぎやかできらびやかな装飾に包まれ、若者はこの日を誰と過ごすかに神経を使うようですが、キリストの生誕の日を心待ちにして厳かに過ごす聖夜であることを思い出させてくれるクリスマスタブローでもあります。
息子が関わるのは今年が最後。とりあえずこれが見納めとなるのでしょうか。
6度目のタブローはこちら。
キリスト教徒ではないのですが、美術作品に表されたキリスト教にまつわるお話が面白くて好きだったりします。
ご家族みなさんで素敵なクリスマスをお過ごし下さい。
息子さんたちの歌声、綺麗だったでしょうね。
私が子供の頃通っていた幼稚園は教会だったので、
年に一度のクリスマスは、感動的で胸にしみいるイベントでした。
神聖な雰囲気のクリスマスがやっぱりいちばん…です。