ここまで暴かれるとは!

仏の写真家・造形美術家、グザビエ・ルケジ氏の奇妙な展覧会がパリのピカソ美術館で開催されています。

20世紀の巨匠ピカソの彫刻を医療技術であるX線や断層撮影で「解剖」するという展覧会です。

ピカソの彫刻というと、街で廃材を拾って集め、それを組み立てて作品にしてしまうという手法が知られています。

「牡牛の頭部」(左)って実は…       「ゴリラの親子」(右)の頭部には息子のブリキのおもちゃが…  
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展覧会で公開されているのはピカソの石膏作品のものだそうですから、これらの解剖写真はありませんが、巨匠がどんな手法で作品をつくったのかが非破壊でわかるわけですし、興味がそそられます。
それとともに、そこまで見ちゃうんだ…という、なんか気恥ずかしい思いもちょっぴり湧いてくるのは私だけでしょうか?

なんか、すごいものが中に隠されてたりして…。

修復の必要な歴史的価値のある作品については、作家オリジナルの絵や作品の原型を見るとしてX線撮影がなされるケースがありますが、今回の氏の撮影は、それ自体が作品なのだとか。

ピカソさん、どんな気分で作品と並ぶ解剖写真の数々を見ているんでしょう…。
by my-colorM | 2006-09-23 11:23 | アート