『勝間和代のインディペンデントな生き方 実践ガイド』

男性論客に混じって、非常に聡明な40代の女性が目にとまりました。

元旦にソファーに寝転びながら、「激論2009世界はどこへ そして日本は」を、観るとはなく観ていた時でした。

女性の名は勝間和代氏。三児の母であり、経済評論家・公認会計士の肩書きを持つ彼女。その「若者から学びの機会を奪ってはならない」との明確なメッセージに、番組進行中会場から初めて大きな拍手が湧きあがりました。

その論旨。閉塞的な状況を自らの学びで突破する機会を奪うことなく、どの世代にも教育を、学びを。特に生まれ落ちた家庭の経済力によって左右されないシステムを作ることが政治の役割だとしています。番組の最後には、「政治家も官僚も若者ももっと勉強し学んでいかなければ日本に未来はない。」とも言い切りました。

私の中で一気に浮上したこの女性を、その後様々なネット記事で目にすることになりました。

息子が興味を示した(自腹を切って受講するといいます)「フォトリーディング」を実践しているというその読書量は毎月100冊を優に超えるとか。それにしてもこれは驚異的な数字じゃないかな。少なくとも編読していたらそこまでは読みようがなく、それだけ読んでいれば世の中のことが本当に手に取るようにわかってくるに違いありません。だから話される一言一言に淀みがなく、メッセージにパワーを感じるのでしょう。


早速ネットで彼女の本を数冊購入し、表題の本を読みました。


「インディペンデント」とは自立を意味しますが、女性の精神的な自立、経済的な自立が

1 年収600万円以上稼ぎ、
2 いいパートナーがいて、
3 年をとるほど、すてきになっていく。

というインディの3つの条件には不可欠だとしています。

インディな生き方は自身の目標としている理想の姿というより、彼女の生き方そのものをモデルに、今時の成功を目指す女性の行動規範を示した、全女性へのエールともいえます。

世の中が日に日にスピードアップし、変化の加速度が計り知れないものになっているのは、質はともあれ、個人レベルでの日々の情報取得量を見ても明らかです。

私個人にしても、欲しい情報はTBパソコンをネットや地デジにつなげた瞬間から以前の何倍、何十倍にもなりました。たとえば、iTunesのpodcastsも興味を追ってみると次々にDLしたくなりますし…。その情報取得の環境を整える段階はもちろんのこと、そうした強欲を満たすためにもインディな生活はかなり重要だったりします。仮に男性や家庭に従属的に生きて来たとしたら、まずはその扉さえ開くことはなかったかもしれません。

従属といえば、本職の教員は、時間も、職務そのものも、最も私に制限を加える存在に違いありません。しかし、それは一方で私自身のベースであり、インディな生き方に不可欠な自立の現場であったりもするのです。もちろんグループワークもいろいろとありますが、抱える仕事の大半は自分で決定しなければなりません。逆に決定する裁量権が与えられているのだと考えることができるのです。

さて、2つ目にあげている「いいパートナーの条件」は残念ながら私の場合にはほとんど当てはまらないようです。

1 年収1000万円以上でしかも伸びしろがあり、
2 インディの価値がわかり、(女のキャリアや夢を邪魔しないで、パートナーとして助ける)
3 インディと一緒に年齢と共に成長していく男。

だとか。

少なくとも、2の( )のような役割は果たしてくれている気がします。夫はこれまでずっと私の自立を強く妨げる要素ではありませんでしたし、私自身かなり好きなように生きてこれました。



…というわけで、今後も、具体的に共感できるたくさんの部分を取り入れて、より「インデペンデントな生き方」を実践していきたいと思います。

ほかの著書も、女性に限らず、情報収集やアウトプットを大量にしたい、あるいは必要な人にとって、安上がり(初期費用はかかる?)なノウハウが詰まっています。

『効率が10倍アップする新・知的生産術-自分をグーグル化する方法-』
『無理なく続けられる年収10倍アップ勉強法』

参考になさってはいかがでしょうか。