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昨年9月のことですが、修学旅行で大塚国際美術館に行って来ました。

だいぶ前に本ブログでも取り上げました。(過去の記事→https://mycolorm.exblog.jp/2873570/参照)

当然ながら、10年や20年じゃ色褪せない陶板作品の数々。今回は勤務校の生徒たちと一緒だったので、予備知識を加えて、更に楽しんで参りました♪

https://o-museum.or.jp/sp//

鑑賞に向けて取り組んだのは、数ある名画の中から、自分の「推し」を3つ選ぶこと。これは、夏休みの宿題として、ロイロノートに提出箱をつくって、調べて自分なりに気に入ったところを紹介するカードを作成して提出させるものです。現地を訪れる一週間前の授業で、一部紹介させて共有することで、当日に仲間と巡って、目の前の「推し」を紹介するシミュレーションを行いました。

そして、当日に課すミッションを載せたワークシート。生徒たちが美術館でいろんな意味で迷子にならないように、ガイダンスを添えました。

文言は次の通り。

「大塚国際美術館は山をくりぬいて造られています。建物の外から見えている部分が地上2階で、20世紀の美術が展示されています。近代以前の美術は、地下に進むほど時代を遡っていきます。
 正面玄関から40mのエスカレーターで登った先はB3F。古代〜中世の作品とともに、システィーナ・ホールがあります。(以下略)」集合時間と場所の指示が続きます。

生徒たちが取り組むミッションは5つ。①鑑賞マップを手に入れて鑑賞計画を立てる②ピカソ「ゲルニカ」前で集合写真に写る③自分の「推し」の作品について、その魅力を仲間に伝える④仲間の「推し」の作品について、その魅力をしっかり聞く⑤ワークシートにある名画(システィーナ礼拝堂天井画「アダムの創造」,「ゲルニカ」,「グランジャッドの日曜日の午後」)を見つけ、穴あき部分(アダムと創造主の手部分以外は全部穴あき箇所が変えたワークシート)を模写する、です。

展示室が100室、作品番号で1074個、更に別館の特別展に分散展示されている上、イベントもある中、私たちの持ち時間は2時間30分。とても全部見切れません。せめて、事前に調べたお気に入りの作品に出会わせてやりたいですし、部分模写を通じてじっくり見ることも味わせたい。いえ、無理なんです、そもそも。ただ、充実した時間として、この贅沢な時間を刻んでもらえたら本望です。

結果。ワークシートの部分模写の「アダムの創造」の手の部分は生徒一人ひとり全く違っていて面白い結果でした。それぞれの力量と着目点、鑑賞眼の違いが如実に出た課題となりました。もしもそんな機会があれば是非取り組ませてみてください。思い込みや願望などももしかしたら出てくるかもしれません。答えはそこにあるのに、生徒たちは個性を主張して来ます。

とにかく、またもや楽しい大塚国際美術館でした。


(写真をもう一度貼り直して、再開です。)

まず、水墨画をさせるに当たり、何が必要か。墨を入れる皿、濃淡を分けられるとなお使い勝手がいいでしょう。そして筆。白珪(はっけい)筆が含みがよくて腰がありしなやかでいいですね。それと面相筆、隈取筆の3種類は必要かな。表書きには筆ペンが便利か。さらに筆洗。おっと、これは困った。生徒全員が水を汲みに一般教室前を行ったり来たり?あり得ない。

そうです。乾き物(?)は何とでもなりますが、この水の供給と排水にはもっとも苦慮します。これまではふんだんに水を使って、筆、墨・膠入りの水干絵の具、絵皿を洗えたのに。一番いいのは水を使わないことだけど、それでは、「墨に七色あり」と言われる水墨画のまねごとすらできない。

どうしたものか。

まず、思いついたのが、水の使用を最小限にする仕掛けです。解決策の一つとして、そもそも使う「墨」を減らすことが肝。そこで、一滴ずつしか出せない容器を使うことから。使用した墨は水墨画用液墨「墨の精」水墨画用No.31。これは3倍濃縮の墨で、直に皿に出して使うと、濃すぎるらしいので、どちらにしても、希釈しておかなければなりません。下のような容器に小分けして渡すことにしました。薄墨の容器もつくっておいて、適当に調合し、濃墨には黒の、淡墨にはグレーの細いマスキングテープで印をつけておきます。生徒に始めて取り組ませるときに、「はい、濃い墨(黒テープ)を一滴、1ポチね。」「次、別のところに薄い方(グレーテープ)をチューっと。」などと言いつつ、「濃い方が足りなければ、2ポチ、多くて3ポチね。」とあたかも仕様のように言葉がけをします。

淡墨については、もちろん水を溜めた皿に面相の先端に取った濃墨を持っていって混ぜるという手法で自分で調合することも指導します。容器入りはあくまでも補助的な準備物に過ぎません。

このとき、カタログでは廃盤になっているようですが、筆架けがついた2槽の皿が活躍してくれました。(今回の写真にはありませんが)省スペースで濃淡の墨を棲み分けできる優れものです。復活しないかな。

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次に、筆洗は、プリンカップで代用します。使う墨が少ないのだから、洗う水も少なくて済むはず。必要最低限の水で、チャレンジ!とか何とか、けしかけて楽しめそうです。40個入りプリンカップを使い回します。

そして水と膠液を注入する容器。これは、私は知りませんが、水タバコを注入するためのものだそうで、先端に金属の細いノズルがついていて、その先にシリコンキャップで蓋ができるようになっているものです。これも必要量を滴下することができ、水干絵の具と水、膠液のおおよその分量を一滴、二滴と混合比に応じて調整できるのでとても便利でした。冬場は膠液が固まってしまいますので、あたためる必要がありますが、細長い容器ですので、空き瓶に湯を張って入れてやれば、すぐに使えるようになります。

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       水容器には水玉テープ
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   保温用電熱器  (OFFし忘れに要注意)

水干絵の具は、粒状の乾燥した絵の具ですので、本来は微細な粉に潰してから水溶きをする必要があります。以前は「こういうときに使うから薬指というのですよ。」などと言って、皿に出した粒を指で潰させていましたが、ここで、溶いた絵の具や皿は洗えないという制約が。そこで、以前から、アクリルガッシュで実践しているラップ敷き作戦を応用しました。絵の具皿に二重に畳んだラップを被せ、水干絵の具をひと欠片。ラップ越しに指で潰させます。これで指も汚さず、余った絵の具はラップにくるんで捨てさせれば、皿も洗わず超時短になります。

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筆ぞうきんの代わりに、「洗って使えるキッチンペーパー」。これを4等分して、とにかく小さく。墨が乾けば、再利用も可能ですし、以前は、ぞうきんを干すためにストーブの周りに椅子をひっくり返して、お守りもしなくちゃで大変でしたが、窓際の安全バーに掛けさせれば、放課後には乾いてしまうので、これまた時短アイデアです。もう一枚渡して、皿の拭き取りにも使いました。

最初の授業では、こうした用具を入れた、4人班ごとにセットの使い方、プリンカップの水の用意、皿の使い分け、濃い墨と薄い墨準備との手順による墨のふるまいの特徴の理解、墨の皿の洗浄と拭き取り、排水用のバケツに、残ったプリンカップの水を捨てる、といった一連の流れを押さえ、授業が終われば同じ場所に返すよう、バスケットの底にラミネートした後片付け写真を参考にさせるなど、まずは作法を指導します。

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   4人班のセット ラップがくっつくので
   キッチンペーパーを間に挟んでいます


そうそう、水そのものはどうしたかというと、部屋の前と後ろに2つずつバケツを用意しました。1つは給水用、もう一つは排水用。美術係さんや有志、または私が、休み時間に汲んだり、捨てたり。2クラス分いけたりもしました。

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卒業制作では、色紙に墨彩画を描き、自分を奮い立たせる言葉など、大切にしたい思いを言葉で添えさせます。つくった篆刻作品で、作品の気の発するところに落款を押させ、短時間ながら、しみじみとして、落ち着いた気持ちでこの時期を過ごさせたいという考えで続けてきました。

その思いがあるからこそ、水道設備がない美術室であっても、諦めることはありませんでした。「瓢箪から駒」という表題ですが、こうやって、使う道具を工夫したことで、いろいろな利点が見つかったということです。

まず、墨や絵の具、膠液の使用量が劇的に減ったということ。以前は流し場に、水干絵の具の粒が大量に流されていて、暗澹たる思いにくれたことがありました。墨も生徒が墨滴容器から直接垂らしていたので、大量に捨てられていました。膠液も別皿に用意していましたが、固まって使えなくなったものは、お湯で流すしかなかったですし。滴下することで、必要量を無駄なく使って制作してくれました。

次に時短。生徒は、自席で落ち着いて制作に向き合っていました。筆洗や皿を洗いに歩く必要がなく、それに伴う誘惑がなくなりました。自分で使った皿を完全にきれいに拭き取るところまではなかなかできませんが、以前は、洗うのをごまかして、洗い場に皿や筆を放置する生徒がいましたが、ゼロとは言いませんが、手を焼く生徒がずいぶん減ったように思います。

ただし、9クラスありましたから、連続した授業があると、もう大変です。休み時間の間に、用具セットを点検して、少なくなった中身を補充しなくてはなりませんから。こちらの準備にかける手間は、間違いなくかかります。けれど、後始末に追われるという手間ではないことが救いです。

現任校は、小規模で、同じ授業を何回もすることはありません。生徒数が少ない分、準備もそこそこに、授業をはじめたところで、ボロも出ません。今年で教職を去るので、これまでの授業を振り返って、何かしらの参考になればと思っての報告させていただきました。

これが解決策でした!_f0008085_12515385.jpeg
      写真は前任校のものです。


2回に分けてなおも長文。失礼しました。

前任校は大規模校で、美術室が3室ありました。教員は2人配置で、大体1つの学年を割って、当該学年と半分、のような持ち方で受け持つ形でした。2教室は水道施設の整った、いわゆる特別教室仕様で、制作の授業での困りはありませんでした。

残る1つは、一般教室の転用で、廊下を挟んで並んでいるのと、高速道路側に窓があるのとで、一般教室を避け、美術室に割り当てられた経緯があるそうです。

主に3年生が入る棟であることから、他学年の美術室には当てにくい部屋でしたので、必然的にに3年生の使う美術室ということになります。

今日のお話は、その水道のない美術室での授業実践です。

瓢箪から駒!水道のない美術室で「水墨画」?_f0008085_12531400.jpeg

以前より3年生の卒業制作として、「墨彩画入門」と称して墨と水干絵の具を使った色紙絵に取り組ませてきました。日本美術史を概観する鑑賞授業の後で、その直前の篆刻作品とセットで、卒業記念品として持ち帰らせます。持ち帰る際の紙箱に、私からプレゼントとして、和紙千代紙を1人ずつ貼って渡していたというわけです。

さて、この教室の問題点は、洗い場がないことです。墨と水干絵の具を使うわけですから、当然、水道設備が要る。さて、どうしましょう?

上の作品は、この教室で生まれた作品です。墨と水干絵の具で描かせています。作品に取り組ませるために、いっぱい知恵を絞って準備しました。

瓢箪から駒!水道のない美術室で「水墨画」?_f0008085_12525954.png
        日本画用水干絵の具

高い日本画用画材の中でも、中学生に使わせるならば、コスパはいいと思います。

と、記事を一旦書き終えて投稿したのですが、久々のブログ再開。写真の取り込みがうまく行かず、ちゃんと貼り付きませんでした。

次の記事で、その実践をお伝えしていきます。



前の職場の職員室にコードレス掃除機がフックに掛けてありました。仕事が煮詰まったりしたときに、机周りの埃がふと目につくことがあって、気晴らしに掃除機をかけることがよくありました。

大きな職員室でしたから、当番を決めて回していたのですが、皆さんそれぞれに忙しくしていて、空き時間も放課後もそれどころではなく、気づかれずにしばらく手つかずということもありました。なので、自分の座席周りを始めるとすぐ隣、その隣と結局学年の島(ひとかたまりの机の並び、といっても向かい合わせが2列約20席。通路にして3面はありましたね)の椅子を退けて…。すると同僚が「ありがとうございます。」と言って荷物や近辺の椅子をどけてくれたりしてくれるので、ものの数分で作業完了です。人がそろっていると憚れる運転音なので、人気が少ない状況を見計らいつつ、あくまでも煮詰まった頭をリフレッシュするために、掃除機をかけていました。

新しい赴任先で、進路指導の他に、環境(美化係)を仰せつかり、美化の予算を出すことになりました。今の職場にも、もちろんコードのついた大きな掃除機や、中型の掃除機が4,5台置いてあるわけですが、階段掃除にも小回りのきく、あの掃除機があれば、楽しく労せずきれいになるよなと、カタログを数冊調べ、前の職場の例の掃除機を探しました。

実はそのときには気づかなかったのですが、よくよく職場を見渡すと、あまり目につかない(普段使いを想定していないのかな)場所に同じ掃除機が立て掛けられていたので、無性に懐かしく感じたと同時に、予算を出しても通らないだろうことが判明、諦めました。

しかし。

調べてしまったモノは、ついつい意識の上にのぼってくるものでして。そうか、makita(マキタ)っていうのか。掃除機がコードレスっていいよね。我が家にあるダイソンは吸引力が売りだけど、コードの取り回しがなあ…。カタログではこの価格だけど、○マゾンではいくらぐらいになるのかしら。ロ○コでは?家に帰ると、お買い物サイトでチェックすることになりました。

ちょうどポイントも少し貯まっているし、何より便利さは使っていたから知っているし。ダイソンも以前の紙パック式よりも優れた吸引力に惚れて購入したのは私でしたが、まめにかけているのは専らパパだし。そう、コードが面倒くさいのよね、あれは…。

と、どんどんポチり欲求が高まっていきました。

結局、ポイント還元率の高い日に、割引率の高かった本機を、残ポイントを目一杯使って購入いたしました。

いくつかタイプがありましたが、手を汚さず処理できそうな紙パック式を選びました。恥ずかしながら、前任校でも、今の勤務校でも使ったことはありましたが、溜まったゴミの処理は経験がなく、こんなコンパクトな本体にゴミはどのように回収されているのかと思ったことはありましたが、購入して実機を調べるまでは知りませんでした。

紙パックが案外小さい。そりゃ、本体にあれだけの音を発する吸引モーターが内蔵されているのだから、当然と言えば当然ですが。(掃除機を吸うだけ吸わせてほったらかしにしていたのは反省…)紙パックは別売りも併せて購入。お店で買うよりポイント付与で安くなりました。

バッテリーが結構重い。そして充電器が大きい。makitaのコードレスにはいくつかの容量違いのタイプがありました。その時売られていた中でまあまあ大きい容量のものを選択したと思います。それでもフル充電は20分ほど。別なこと(例えばブログ記事を書いている間とか?)をしている内に完了です。電動ドリルの充電器でも見たことがある、いかつい充電パックです。スタイリッシュな白黒の本体にこのいかつい黒の充電池。片手で持ったときのバランスがとれるのが、計算されつくしたプロダクトでかっこいいです。

吸引力は申し分ありません。我が家のカーペットにもしっかり吸い付いています。なんか吸い方が軽くなったなと思えば、紙パックの捨て頃サイン。交換すればOK!再開して全室プラスベランダも掃除完了です。

makitaのコードレス掃除機_f0008085_10325166.jpeg

写真で高輝度LEDライトが点灯しているのがわかると思いますが、これで部屋の灯が届かない場所も、先を確認しながら作業出来ます。

先のアタッチメントを場所に合わせて交換、全部外したハンディタイプにもなるところもお気に入りです。

満充電を待つ間に、と思って書き始めた記事でしたが、とっくに充電完了です。これから一回り掃除機かけて、本日の家事を軽々終えます。

では。

夏休みの宿題でロイロノートを活用することにした、と①、②の事例でお話ししましたが、授業で取り入れるために経験を積んでおこうというのが、指導者側の思惑でした。

ロイロノートでは、本体カメラで撮影した写真やネットで見つけてきた画像を取り込むことができ、文字入力で画像にコメントをつけたり、カードを足して詳細に説明や感想を加えたりすることができます。

あらかじめ開設する授業の資料箱に、こちらから取り上げる画像や問いのカードを用意しておき、「使用する」をクリックさせれば、生徒のその日の授業の作業スペースに展開することができ、そこから各自のノートを始めさせることも可能です。オリエンテーションでは、資料箱についてこちらの理解が追いついていなかったので、宿題を提出箱に入れさせる方法にのみとなってしまったので、もう少しわかっていたらもっと課題の意図が伝わったかもしれないと思います。

さらに。

生徒一人一人が課題に対する答えを、あらかじめつくっておいた提出箱に提出すると、指導者はその提出箱に入れた授業参加者の回答を一覧表示によってすぐに確認できます。指導者はその場でも、授業が終わってからでもそれらの回答にペン入れをして返却できるので、生徒はその授業での自分の学習がどうだったのか容易に振り返ることも、先生のアドバイスを受けることもできます。もちろん、生徒の側でノートにアクセスするアクションが必要ですけど。

この点は、実際これからの授業や事後指導で使うイメージが湧きます。授業前にあらかじめ課題と提出箱を設定しておいて、一つ解答して提出したら次の課題に進んでいく。これなら生徒が自分のペースで一定の時間問題に取り組むことができそうです。ある程度進んだところで、生徒の解答の傾向をつかみ、躓きや気づきを取り上げて生徒たちに共有し、改めて解説なりアドバイスを加えて、理解を深め、さらに探求させれば、授業がよりよいものになっていきそうです。

また、提出箱について。

今回の夏休みの宿題においては、十分に仕組みを理解しないまま、たぶんこうなんじゃないかという、最小限の理解で進めたので、「箱」を設定するだけでした。先行して取り組んでいる体育科の先生に、「完成した解答じゃなくても、ある程度できた時点で提出させておいて大丈夫ですよ。何回も提出できるし、上書きされていきますから。」とのアドバイスをいただいたので、そのまま生徒に伝え、実行させました。

この提出箱が、後から威力を発揮することに気づきました。何回も提出できるといいましたが、単に上書き保存されるだけではなかったのです。つまり、提出した時刻とそのときの解答が残っているということなのです。提出箱の各生徒の解答を開くと、上部にコマンドタブが並んでいるのですが、ポインター、ペン入力、の隣にある引き出しボタンに書き換え回数が表示されます。クリックすると提出履歴がプルダウンで表示されるので、後から任意の時点での解答を確認することができるというわけです。また、その隣のボタンをクリックすると「使う」が表示されます。押すと、その生徒の解答を作業スペースに展開できるので、例えば、ペン入力では示しきれない解説やコメントを加えるなどして、資料箱に置くこともできます。

こう見てくると、まだまだ授業での活用方法や活用場面が出てきそうです。

美術科で取り入れるとすれば、とりあえず私が始めている、鑑賞の授業としての、調べ学習での活用もそのひとつではありますが、他にも「シンキングツール」なるものについても学んでおかなくてはと思います。

え?そうそう、これからですよ。
まだまだ勉強が足りませんから。

……ざんねん!