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2月9~11日に受講いたしました、東商カラーコーディネーター3級指導者認定講座の修了証と共に認定証が本日届きました。

持ち点が苦しい状況下、あの「三刺激値」の模擬講義…(-_-;) どうなることかと考えておりました。(実をいうと過日、色彩学会関西支部「色彩基礎セミナー」でかの側垣先生にお会いして、「まだ届いてない?」との一言に若干心を躍らせていたのですけど)新年度準備にあれこれと追われる中で、正直失念しておりました。

お陰様で、講師認定をいただきました。とはいえ、やはり日々勉強です。

12日にはAFT色彩講師研究会更新発表会(試験)にはじめて参加し見せていただきます。
三年後どちらも更新のための試験を受けなければなりませんので、私なりにさらに自分の職域の中で「色彩」を活かせるよう研究しはじめないといけませんね。

まずはご報告まで…。

あ、エープリルフールではありませんよ、も、もちろん。
   光=色は私たちに様々な影響を与えている。

そこに目を向けて、色の可能性をどんどん押し広げる仕事をしている人がいます。この人こそ「プロフェッショナル」という印象を強く受けた木村千尋先生。妻であり、母でありつつ、色彩を本当の意味で仕事にする「フロンティア」として25年活躍して来られました。誰かに似ているなぁと思わせる長~い黒髪。そう、どことなく萬田久子さんに似ている笑顔の素敵な方でした。その一言一言を発する表情、しぐさ、声色に、仕事人としてのカリスマ性をビンビン感じてしまいました。圧倒的な説得力、人を惹きつけてやまないご本人のコミュニケーション手法の魅力に、3時間の講義中、終始うなずくばかり。「わぁっ、この人スゴイ人やなぁ」という人に出会うことができたのは夏の美術科研修で訪れた大原美術館の学芸課長さん以来です。仕事の出来る人は人前で本当に楽しそうに話されます。

今日は「AFT色彩セミナー」(東京会場)で色の勉強をしてきました。このセミナーには色を勉強したり、資格を取得してこれからそれをどう生かそうかと模索していたり、さらに具体的に仕事を展開している人がその領域を広げようとされていたりという「色」に関わっている人たちが参加していたはずです。後に続く人材を開拓する、そんな使命感で講義をされている印象が伝わってきました。

さて、その中で、いくつかの印象的な場面があったのですが、
その一つに、表情筋を使った、いわゆる「目力(めぢから)」でペアを組んだ相手にメッセージを送るというワークがありました。

ペアを組んだお相手は、これまたなんとMiyabiさん!でした。
受付を済ませて、フリーシートを探しましたが、ちょうど空いている前の席に陣取りました。お隣さんは荷物だけでいらっしゃいませんでしたが、程なく戻って来られ、ふっと会釈したそのお顔に見覚えあり。奇遇でした。そういえば、講師養成講座初日にも横並びにきよりんさん、ジュエルさんということがありましたね。きっと何か深~い縁があるんでしょうね。

と、また不思議なことに、その「目力ワーク」では「私はあなたのことが好き!」というメッセージを送るというお題だったのですが、二人とも「この会議つまらないなぁ」というメッセージに見えてしまったのです。なんと「今日は帰りどこ行こうかな、楽しみ」というメッセージにも見えてしまい…、これはどうしたことかといぶかしがる二人でした。

自信あったんだけどなぁ。何だかとっても不思議でした。表情筋が大切と言うことですが、この言葉を介さないコミュニケーションで、相手に好感を伝えることができるのも大事なスキルなのでしょう。それにしても、何でかなぁ。Miyabiさんラブ!なのになぁ…。

さて、色が人々に与える心理作用、生理作用というのは数々ありますが、新しい分野で特定の色の光を照射し、塩パネルを使ったホワイトルームを光色で満たして、そこに入った人に、様々な心地よい音や触感、また心地よい香りや温度を与え、身体や心を癒していくという五感を刺激する「心理療法」が予防医学の試みとして紹介されていました。光色の色相は特定の波長の振動ですが、それぞれの色相に「○○に効く」というような効能があると言います。色刺激が他の要素と絡んで生理的に作用することが実践段階に入ったと言うことでしょう。

木村氏は「福祉住環境コーディネーター」資格取得も、色の専門家として取り入れたい分野であると強調していました。色はビジネスとしても可能性のある分野です。学んだ「色」を生かして行くには、一歩行動に移すことで人脈をつくり、体験を通して人に伝える事例を増やし、人からは勿論あらゆる手段で情報を集め、自分自身の環境を大胆に変えていくことが必要だと加えました。またそれを実現していくためには色彩心理だけでなく、心理学の他の領域にも多くの学びがあるともおっしゃっていました。

カラー鉛筆から好きな色を選んで、自分の抱える問題をとらえ、それにどういう一歩で踏み込んでいくのか整理していくという宿題をもらいました。近日中に、表紙裏表紙も書き込んで名前を書き、自分自身をナビゲートして行動を起こす自分に変わっていきたいと思います。

スゴイ!の一言で陳腐に締めてしまって何ですが、彼女の仕事歴である25年と言えば、私の教員歴でもあります。その間に木村氏が手がけてきた「色彩心理学」。自らの震災体験から、光や色がトラウマも生むけれども、人を勇気づけたり癒したりすることができると話し、あの神戸ルミナリエを手がけた経緯についても語られました。素晴らしいキャリアに感嘆!あっぱれです。


  「色」を生かせる未来が始まっている。そしてあなたの未来は変えられる。

今も学んでいらっしゃるだろう色彩受験生の皆さんを勇気づけるのも私の仕事。こんな言葉に俄然意欲が湧いてくるというものです。

東京に来てよかった。価値あるセミナーでした。
f0008085_10191134.jpg9月2日の北畠先生の講演会で手に入れるチャンスに恵まれた「Desktop Color handbook 05/06」(非売品)です。
今朝手にとって初めてゆっくり観させていただきました。

北畠先生の書かれた色彩科学文化史3000年の歴史を一気に概観するにとどまらず、(株)ナナオのカラーマネジメント液晶モニター「ColorEdge」を使用するための副読本として、カラーマネジメント(カラーマッチング)の最前線に触れることができます。もちろん以前記事に取り上げた「340線」の印刷技術を使用した図版が載っています。カラーを扱うクリエーターにとっては見逃せない一冊では?もちろん宣伝の意図ありありです。こうした最新の機材やソフトを導入するのはなかなか困難なのではないでしょうか…。

この本は読み物としてのおもしろさもありますが、WebセーフカラーのCMYKカラーチャート(色見本)、CMYKカラーチャートそのものが載っていたり、本自体に簡易カラーファインダー(色合わせ用のスリットに色紙やカラーチャートを挟んで使用する、CMY値付き)がついていたり、紙面の端にはCMYの色見本にものさしが印刷されていたり…、とRGBを用いる写真家やデザイナーとCMYKを扱う印刷オペレーター(というのでしょうか)をつなぐ心配りが感じられます。カラーを扱うすべてのクリエーター向けの最新のソフト、ハードの紹介がメインなのでしょうが、本書の出典・参考図書には丁寧にも推薦図書の表示までついている至れり尽くせりの内容です。

そもそも、同じ光源下における人の目に見える実物の色、デジカメ画像の色、それをスキャナーでとる画像やPCのグラフィックソフトでつくる画像とそれらをモニターで表示した色は、それぞれの段階で必ず色ずれが起こります。モニターの個体差はもちろん、モニター単体でさえも時間の経過で色再現が変わる厄介さを抱えています。ただでさえRGB方式のこれらの段階で、すでに色は狂っていますが、そこを人の目で見比べながらハード、ソフトの両面で調整しなければなりません。さらにその値を印刷のCMYK値にソフトで置き換え、プリンターで再現するという、何段階もの操作を経て印刷物が世に出てくるわけですよね。

基準となる色がモニターと紙の上ですでに大きくかけ離れているという難しさの中で、より私たちの自然な見えに近い印刷物を提供していこうとする出版・印刷クリエーターの力は凄いと思います。それを支えるソフト・ハード開発の企業努力にも敬意を表したいと思います。

ちなみに、ナナオのColorEdge CEシリーズ「タッチ&トライ イベント」が開催されるということです。カラーマッチングの実際を見学・体験されたい方は足を運ばれてはいかがでしょう。名古屋ショールームでは9月21・22日に開催されるそうです。
by my-colorM | 2006-09-18 11:58 | 色の話
2つの協会がパーソナルカラー検定をされるようになりましたね。
色彩のお仲間にもパーソナルカラーを学ばれていらっしゃる方も結構…。
パーソナルカラーの認知度もこれからどんどん高まってくるでしょう。

パーソナルカラーナビゲーターというリンク集が立ち上げられました。

これから各地のパーソナルカラーアナリストが名乗りを上げていかれるのでしょうか。
検定まで実施される状況ですから相当数いらっしゃるのではないかと思うのですが。

…と考えるとサイトをもたれている団体や個人が断然有利ですよね。
サイトを運営できる力はこの道ではすでに必須ということでしょう。

勉強されて診断の実績がある方はどんどん登録されたらいいのではないでしょうか。
興味を持っている人が向こうからやってくるわけですから相当宣伝効果はあるでしょうし…。


今更ですが私も「パーソナルカラー」勉強しようかしら…。
その前にHTML…???
by my-colorM | 2006-03-29 00:21 | 色の話
カラーアクセシビリティー向上のためのソフトをPCに導入しませんか。


私の師匠が以前紹介してくれたフリーソフトです。次の2つは私も使っています。


ColorSelector このソフトは富士通が著作権を保有し、カラーアクセシビリティーの向上のために開発した色覚タイプによって見分けにくい色の組合せが分かるソフトです。

ColorAccess ベクターでダウンロードすることができるフリーソフトです。画面を範囲指定すると範囲内をカラーシミュレーションすることができるソフトです。ColorAccessはグレイスケールによる表示でカラーデザインの視認性を確かめることもできます。



「ColorAccess」は「色」のテストを作るときに実際に使用しました。テストは複数の配色例からその配色効果を選択するという出題でしたが、実際に色コマをカラー印刷して出題するものでしたから、特に見分けにくい配色になっていないかを確認するのに活用しました。出題に際しては参照する色コマについて色名を併記する対応をしました。完全に配慮できているとは考えていませんが、避けることができる混乱はできるだけ避けるという小さな一歩をはじめています。


他に、前回の「色覚バリアフリー」でも取り上げられていたと思いますが、
VisCheckというソフトもあります。こちらは私のPCにはまだ導入しておりませんが…。
by my-colorM | 2005-12-26 15:56 | 色の話