昨晩東京入りして、本日、日本色彩研究所が開いた「色彩識別技能者2級認定講習会」を受講しました。マンセルカラーシステムのHVC、つまり色相(Hue)・明度(Value)・彩度(Chroma)の小さな色差を識別する能力を身につけ、認定を受けるという講習会です。

2年前、同研究所主催の「色彩指導者養成講座」でもHVC識別テストが実技試験にありました。ほぼ同じ手法、内容でしたが、改めて技能訓練の進め方なども参考になりました。日頃テスターが身近にありませんのでそう簡単に訓練することはできません。その意味でたまに確認のために受けておくというのもいいかもしれませんね。いったん身につけた技能は割と保持できるようです。私の場合もHVC識別テスターによる3回のテストで、1回目こそ30枚中3枚見分け違いがありましたが、2回目3回目ともパーフェクト解答でした。また、集中講座では苦戦した(いわゆる)肌色の微妙な色の違いで並べる試みも今回は割と明確に識別できました。HVCテスターで、交互に解答したお相手さんは3回とも特に明度・彩度に誤答が目立ちましたが、その後何度も確認されて(訓練を積んで)、結果最後に行われた試験では参加者の誰よりも早い時点で合格されていました。技能保持のための出費としては往復の交通費も受講料もお高めではありますが、今回は2級でしたが、1級を取得すると2級認定講習会の指導者の資格が得られるそうです。また、マンセル標準色票集を用いて試料のマンセル値を目視によって同定する技能訓練も個人ではなかなかできませんから、いい経験になったと思います。

さて、今回、会場となった西麻布の霞研修センターは、全館改装されて見違えるほどきれいになっていました。集中講座のときに何回か通ったイタリアンレストランが閉店していたのも時の流れ。もうあれから2年も経つのかとしみじみと思いました。そういえばあのときは、代田橋の息子のワンルームから通ったのだっけ。初日、新宿経由で大江戸線を逆方向に乗ってしまい、30分以上遅刻。7月の下旬でした。六本木駅から地上に出ていろんな汗を吹き出しながらタクシーで乗りつけたのを思い出します。その後、渋谷からバス便で通う方が早いと知りましたけど…。それでも、六本木駅から慌ててタクシーに乗るほどの距離ではないことも知っています。今日は、秋葉原からですので日比谷線一本で向かいました。集中講座では丸一日みっちりあって、また次の日もありますので、なかなかその後遊ぶなんて余裕がなかったのですが、今回は4時半過ぎにテストが終了、試験にパスした者から流れ解散でしたので、終わってから久しぶりに森美術館に出向くことにしました。

2007年に観た六本木クロッシング。今回は3回目となり、「芸術は可能か?」をテーマに現代アートがその可能性を追求するという趣旨で展開されていました。2007年には、とにかくその技のすごさもさることながら、ユーモアが前面に出て「面白い」が際立ち、現代アートの熱気とパワーに圧倒された展覧会だったのですが、今回は重たい感じの行動アートが少なくなかったような気がします。それでも圧倒されるような量感で迫ってくる作品に度肝をぬかれる場面もしばしば。見応えは十分にありました。

併せて森アーツギャラリーの「ボストン美術館展」も観てきました。質・量ともに優れた同美術館のコレクションのごく一部をざっと観せたという感じ。有名どころが多数展示され、さすがでした。このところ東京で観てきたピカソ、モネ、コロー、ルノワールに、ゴッホ、ミレー、レンブラント、ベラスケス、グレコ…と、西洋画の歴史を概観する贅沢な展覧会構成になっています。逆に、正直言ってお腹いっぱいな感覚も否めず、私は割とサラッと観て歩いてしまったかもしれません。図録も様々な名画を数パターン表紙に選び、幅広いファン層にそれぞれお気に入りをチョイスしてもらおうという趣向。要は鑑賞者の好みで評価が異なる展覧会であるといえるかもしれませんね。


5月に修学旅行で再び東京を訪れるのですが、明日、明後日は生徒が行う班別研修のチェックポイントを中心に自主的に下見をしておこうと思います。晴れたらいいのですが…。それにしても今日は昨日に続いて寒すぎ!でした。
# by my-colorm | 2010-04-23 23:34 | 色の話
Macが届いて一週間。

月曜日に卒業式(約35分)の編集を終えてカメラからビデオを消去、火曜日の入学式の一日を撮影してMacに取り込み…。
その後も三年生を送る会で取り組んだダンスのビデオ(約5分)や来週の学級委員選挙に向けたPRビデオ(約3分)、と一気に4本のビデオ編集に取り組みました。「入学式の一日」は次の火曜日、一年生を迎える会で上映予定です。これからだいたい10分ぐらいにまとめようと思っています。

おかげで先週は4日帰宅が日付を超えてしまいました。ほかにもいろいろと新年度の仕事を並行してやっていますからね。

さてiMovie。MacのiPhotoやiTunesとの連携でスライドショーもBGMも簡単に加えられますし、タイトルも簡単に入れられます。選んだトランジションやタイトルも気に入るまで確認しながら何度も別のものと入れ替えられるのも便利。しかし何よりもプレビューが一切途切れずに再生されるのが素晴らしい!以前の編集環境では考えられないほどイライラが減りました。このサクサク感に私はもうほかのPCで編集しようとは思えないほどです。

二週間前(=Mac発注前)の新任歓迎昼食会の自己紹介で、新しいもの好きの映像担当の私は「Macで映像が変わります!」と断言してしまいました。その約束が早くも実現しているというのが実感です。

今の環境では私の長年使用してきた文書作成ソフト「一太郎」(2ヶ月前に2010suitesを購入したばかり)が使えないのが玉にキズなんですけどね…。
# by my-colorm | 2010-04-11 09:14 | 日記
本日始業式。

担任発表では各学年、悲喜こもごもの反応が見られました。
小学校兼務の身、今年も副担任で行かせてもらいます。今年は3年生。一昨年担当した生徒たちへ返り咲きます。

さて、校務分掌というのがそれぞれの得意分野を生かして決められるのですが、私の校務分掌は今年も昨年同様、生徒会本部指導、教科書係(今年度は学籍も加わる)、教科主任、学年分掌ではアルバム、写真(映像)記録を担当、PTAでは広報担当…など、小学校兼務のためにかなり軽減されて(?)おります。

明日は入学式。新入生を迎えるにあたり、ほとんどの生徒をすでに知っていることもあり、緊張を解しつつ、たくさんの笑顔をビデオや写真で撮影しようと思います。

そのために、すでにHDDに撮り貯めた映像の数々のうち、のちのちの作法の確認のためにロングで撮った卒業式の映像(約120分)をSR12から削除しなければ容量が足りません。というわけで早々にダイジェスト版(35分)を編集して、身軽にしてやりたいということもあって、早速新参Macに働いてもらったわけです。

今回、Mac購入にあたり、ノートでありながらグラフィックプロセッサにNIVIDIA GeForce9400M+9600MGT採用(詳しいことはさっぱりわかっていませんが…)によりグラフィックがなめらかで速いということに注目して機種を選んだのですが、さらにCPUを3.06GHZ、メモリ容量は8GB、HDDは500GBに、…と映像を扱うためにできるだけのカスタマイズをしました。その成果は如何ほどのものであったか?

Windows PC上でVideoStudio12を使って編集できるようにと、SD画質に設定して撮っていた映像なので、割と軽いものだったとは思いますが、120分強のクリップがスイスイMacに取り込まれていきました。iMovieのクリップ上にカーソル(再生ライン)を合わせてspaceキーをたたくとそこからスムーズに再生されます。もう一度たたくと停止。これなら使いたい箇所を見つけて切り取りやすく、編集エリアにその部分をドラッグするだけでどんどんプロジェクトが進んでいきます。なんと小気味よいことか。クリップを並べた後からテーマを決め、タイトルを入れ…とマニュアルを探らなくても画面上で次にやるべきことがわかりやすいのもよかったです。

…という経過でほぼ小一時間で大体できてDVD一枚をつくることができました。視聴してみてcutの荒っぽいところが気になったので、さらに手を入れ、旧担任の先生分と保管用の5枚を焼いてもこれまでに以前のPCでかかった時間を考えれば、断然早い割に、スマート!!

今度はSD画質ではなくHD画質でできるか試してみようと思います。

今日学校でそんな作業中にリンゴマーク(バックライトでアルミ筐体に白く浮き上がっている)が注目されていました。また、その薄さもたくさんの人の目を引いていたようです。

MacBook Pro。なかなかやってくれます。よしよし。
# by my-colorm | 2010-04-05 22:42 | 日記
皆様、ご無沙汰しております。

私、今年度も同じ学校11年目に突入することとなりました。
…ということで、中学校と校下2つの小学校に参ります。

さていきなりですが、
今年度の変化の一つとして、私の個人的なツールにMac導入!というトピックが加わりました。

帰省してきたアキバ系住人(となりつつある息子…)と二人で出かけた京都駅の某電化製品量販店。そのMacコーナーにてワクワクドキドキを体験し、まさにコイツに一目惚れ!!

もともとビデオ編集のために高速・高機能・高処理スペックPCとソフト導入に強いニーズがあったので店頭で触ってみた感触やソフトの使い勝手に俄然食指が動きました。

で、アップルストアにてトントン拍子で購入と相成りました。

そして先ほど15インチのMacBook Proが宅配されてきました。

10分前に我が家にやってきたばかりなのに、一切のマニュアル(紙マニュアルなし)によらずセットアップ完了。

その後、同時にインストールされてきたiworkのチュートリアルビデオを数本視聴したあとにこのブログ記事を書いています。

キー操作はきわめて良好。
デリートkeyがバックスペースkey同様の動きであることに慣れたら、いわゆる実行keyの両サイドにある英数keyとかなkeyによる文字切り替えはとても使い勝手がよく便利ですし、打鍵感つまりタッチも音も最高です。

もちろんまだまだプレインストールソフトのどれにも精通しておりませんのでまさに手探りですが、楽しみが本当に増えました。

しばらくはMacにメロメロな記事が続きそう…。

あなたはWindows派?それともMac派?
# by my-colorm | 2010-04-04 10:58 | 日記
6日から学校が再開。

…ですが、4日に兄家族が実家に顔を出すと聞き、東京滞在を延長し3日に息子を連れて静岡に里帰りをしました。そして今日ようやく京都に戻りました。(息子は東京へ戻りました)

年賀状もたくさん来ていました。返信分はこれから書かなければ…。なんだか間が空いて少し気まずい感じがしますが、仕方がありませんね。年賀状と言えば、東京入りする夜行バスに間に合うように印刷を終え、手書きコメントは東京で添えて、30日に有楽町のポストに投函した賀状は皆さんにいつ頃届いたんでしょう。25日までに出すようにという理想的な形はなかなかとれず、結局いつものように押し迫ってからのバタバタは変わりませんでした。年末年始に家を空けたのは珍しいのですが、この年賀状がすぐに返信できないことが困りごとですね。

今年は、おせち料理も、そういえばまだお餅もいただいておりません。
なのに、あ~、もう学校がはじまっちゃうんだ~。

新年の抱負も定まらぬままながら、忙しい毎日がまたやってくるのでしょう。

とにかく今年は動きながら考えます。
# by my-colorM | 2010-01-05 17:57 | 日記
東京で年越しをいたしました。
穏やかに晴れて気持ちのいい年明けでした。
TVを持たない息子の部屋。一日遅れNHKオンデマンドで「紅白」を観ました。

さて、今年。

昨年は、デスクトップPCと24インチ液晶ディスプレイを机においた状態で
家に帰ると即電源を入れて…となりはしますが、 
なかなかブログ更新とはいきませんでした。

「色」に関する記事もさることながら、授業もさして新しいことがあるわけでなく…。
美術科テストについて研究しているのですが、それをUPするのも気が引けて…。

というわけで、記事に困ってしまうんですよね。

ブログを続けるのって本当にエネルギーがいるんです。
これは記事になる、記事にしようという構えでブログ優先で能動的に生活していないと
あれこれが流れてしまう。

特に紙媒体で日記をつけるようになってから更新がずいぶん鈍くなったように感じます。

私の場合はブログを備忘録と文章作成のエスキースとして活用してきたので
紙媒体で完結してしまうことが増えたのだろうと思います。

となると、ブログに公開するにはそれなりの理由が必要になってくる。



ん~、こりゃ年明けから重いなぁ。
自分に「もっと気楽にやりたいときにやったらええやん」と言い聞かせつつ…。

こんな私ですが、読んでくださる皆様、

        今年もどうぞよろしくお願いいたします。  
# by my-colorM | 2010-01-02 10:33 | 日記
ブログから相当遠ざかっておりました。
決して病気をしていたわけではありません。

忙しさは相変わらずで、そこそこ元気にしております。

映画はTOHO二条にも出かけるようになりこの間劇場で6本は観ましたし。
本もあれこれ読んでます。

新しいモノ好きも変わらず。

ちなみに新着グッズは
「ほぼ日手帳」…値段はお高いですが、カバーに惹かれて、ちょっと大きくて重たいCOSIN(カズン)即買い発生。…届いてから6日目。とりあえずのお試し期間中です。
「永久不滅WALKER 」…一ヶ月が過ぎました。毎日一万歩以上が目標!でも土日は1000歩を越えられず…トホ。


本務では小6お話の絵では「葉っぱのフレディ」に取りくみ、現在木版画「タイムマシンに乗ってGO!」展開中。

となると、なくしているのは、ブログを書く気力?だけ…。



「そういえば最近書いてないね。」の息子の一言に押されて書いてみました。
# by my-colorM | 2009-12-06 10:48 | 日記
日本教育美術連盟の夏期研究会が大阪天満橋「エルおおさか」で18・19日の2日間開催されました。中学校と校区の小学校に兼務する美術教師としては、両校種の図工・美術に関わっておられる先生方と交流できるまたとないチャンスです。両日とも楽しく、有意義に研修することができました。特に注目したものを書き留めておきたいと思います。

一日目の研究発表で、京都市の小学校の実践『すきな色見~つけた』を大変興味深く聞かせていただきました。これは小学校2年生の取り組みです。

校区に出かけて自分の町のきれいな色・好きな色の「組み合わせ」を見つけてきます。そしてそれがなぜ好きなのか、どうしてきれいと感じるのかをグループで話し合い、発表し合って深めます。最後に色画用紙の紙片を選んで白い台紙に効果的に貼り付けて色面構成し、教室に貼り出すといった活動です。総合の時間と図工の時間を使って取り組んでおられました。

まずはクラスのみんなでお出かけ。1年生のときに生活科の中で町探検で出かけて以来です。今回は商店の看板やポスター、コンビニやお医者さん、喫茶店のふとした出入り口のサインを「色の組み合わせ」という共通の切り口で見つけていきます。なんだか考えただけでもワクワクする活動です。当然、その気になって探せば、多種多様な色との遭遇が待ち構えていそうですよね。

この取り組みでは、子どもたちに「気にいったところは先生に言ってね。」と先生はもっぱらカメラマンに徹しています。事前に「ここは気に入るのでは?」と指導者がもくろんだ事例があっても、子どもたちにはあれこれと言わない。子どもたち自身の発見(=主体性)を大切にし、指導者の意図で誘導しないという点に感心しました。

後日教室で、持ち帰った写真データをプリントアウトしたものをワークシートに貼り、自分の気に入ったところを発問にしたがって記入します。それらを元に、違うものを選んだ者同士、同じものを選んだ者同士それぞれにグループで話し合い、みんなの意見を聞いて感じたことをまた記入して、という活動を通して鑑賞を深めます。

「色が2~4種類ぐらい組み合わされている」「はっきりした色」「似ている色」「ちょっとずつ変わっている」など、指導者とのやりとりで次第に「よさの感じ」が整理されていきます。子どもたちが好む色に、あらかじめ「配色」の視点を与えている点も素晴らしいのですが、そこにすでに「対照」「類似」「グラデーション」「トーン」の感覚が見て取れるというのが素敵です。また、ピンクや水色に「やさしい色」を感じ取った子には「○○ちゃんがやさしいからそう感じたんやね」と情緒的にとらえる子たちもいたとか。低学年の特徴をよく表しているように思います。

こうして鑑賞して終わらせずに、自分なりに表現活動を通してさらに確認していくというのがこの実践のすごいところです。色画用紙の紙片(テープ状、大・中・小の四角、三角、丸など)という制限を加える中で、自分なりに見つけたよい配色を再現していきます。(色画用紙をそのまま渡した別クラスの実践では具体物へと展開してしまい「色」のテーマがぶれてしまったそうです)事例の中には、友達が見つけた「同じ色をセットにして使っている」という気づきに共感して、違う形ながら同じ色を3組ほど組み合わせて表現することを思い立ったという作品例がありました。テープ状の色面が交差し、小さな2つの円が整然と平行に並べてあり、その子の表現意図がはっきりと感じられる作品でした。

これらの作品は教室の掲示板に、先生が授業のねらいをまとめた「すきな色み~つけた」の掲示物と一緒に貼り出され、保護者にも見てもらっているそうです。地域の写真とそこから抽出された色づかい。そこにもコミュニケーションの糸口もありますし、子どもの作品がうまい・へたの評価にさらされることも少ないでしょう。なによりも個々の子どもの姿が作品への取り組みから見て取れるので、「こんな発見をしていましたよ」など指導者の見取りを保護者に伝えやすい実践であることにも言及しておきます。

「いろんな色の組み合わせがあるんだな。」「きれいだな。」「楽しいな。」…低学年のうちからこんな視点で自覚的に積極的に周囲のものを見つめていくことができたら素敵ですね。
東京入りしてから、もう一週間が過ぎてしまいました。早いものです。

こちらに来て、すぐに安曇野へ行きました。避暑のつもりでしたが、何やら蒸し暑くて意外でした。あちらでは「安曇野高橋節郎記念美術館」「安曇野ジャンセン美術館」「安曇野ちひろ美術館」を訪ねました。どの美術館でもなかなか面白い鑑賞ができました。

東京にもどって、Bunkamuraの「だまし絵」展を観てきました。だまし絵の世界は大好きなのですが、今回の展覧会で知ったパトリック・ヒューズは圧巻でした。彼のHPを見つけましたので、是非ともこちらをご覧あれ。(「だまし絵」展は8月26日から兵庫県立美術館ではじまります。まだご覧になっていない方はこちらで。是非本物を観て来てください。)

そして滞在中には映画「アマルフィ 女神の報酬」と「サマー・ウォーズ」の2本を観てきました。行きつけの映画館の近くに文具・画材の世界堂があるので、とても便利で楽しい。文具や画材、本をあれこれ購入しておきました。お出かけしない日は、ほぼ日がな一日基地でDVDを観たり、家事をしたりしながらだらだら過ごしています。

それにしても、地震、嫌な感じでしたね。こちらでは9日に震度4、そして11日早朝にも震度4強、周辺がどうかとTVをつけてみると2つ目の震源は駿河湾でした。実家は藤枝市ですが、皿が5、6枚落ちて割れた程度で済んだとのこと。少しホッと致しました。ですが、東名高速道路の被害は影響が心配されますが、復旧はどうなることやら。24時間体制での突貫工事とか…。お盆休みの時期に休日返上で工事をされているということなのでしょうね。関係者の方々には本当に頭が下がります。というか、お盆の帰省時期だからこそ復旧が急務、崩落していない下りは12日に、崩落のあった上りも13日には開通させたいとしているそうです。かくいう私も14日の深夜バスで帰るわけで、なんとか無事に復旧し開通できることを祈ってます。

ところでこの地震で大量の本の下敷きになり窒息して亡くなられた方がいたそうですね。今回の地震の1人目の犠牲者だと…。お気の毒です。いつでも読めるようにオープンにしておきたいとつい本棚にはたくさん並んでいる私の家。ついつい増えてくるので本棚もあちらこちらにあって、相当な重量になっています。私の家ほどではありませんが、息子の部屋も訪れる度に本が増えていきます。すぐに手が届くようにオープン棚にせり出すように置いているので、強い揺れで本もさることながら、本棚自体が倒れることも予想されます。気をつけなければなりませんね。

さて、東京で過ごせるのもあと丸2日。「ゴーギャン展」を見逃しているので、国立近代美術館へは行こうと思っています。
# by my-colorm | 2009-08-12 20:11 | 日記
明日8月4日まで勤務いたしまして、夜行バスで東京入りいたします。
そうアキバ東京基地には5日早朝に到着と相成ります。

なぜ夜行バスなのかということですが、それはこんなシートを見つけたからなんですね。これまでも夜行バスはちょくちょく使っていた(だって安いんですもの、新幹線に比べて…♪)んですが、やはり振動や音、そして長時間の着座に絶えられないっていうんで、やはり新幹線の方がいいかなぁと思うこともあります。

でも、やり残した仕事(これが結構ある!!)をある程度済ませてから向かおうと思うと、新幹線よりもより遅出が可能な夜行バスの方に軍配が上がったわけです。もちろん運賃も少しだけ安くなるわけですが…。

というわけで、今回東京へは、独立座席の「ビジネスcomfort」というシートで参ります。PCは持参いたしませんので、無線LANは要りませんが、せっかくですからパーソナルTVぐらいは利用しようかと思います。カーテンができるので周りに気を遣わずに過ごせるのかなぁ。とりあえずお試しということで使ってみます。といっても、実はこの便、京都駅を経由しない大阪発着便なんですよね。自宅から一時間強、電車を乗り継いで出発地に向かいます。いつもの乗降口じゃないところが、我ながらチャレンジャーかなぁ。このバス会社、さらに「エグゼクティブシート」を展開しています。こちらは京都駅も乗降口としているのですが、なんと9月いっぱい予約が詰まっております。少しでも安く、しかしながら快適に、効率よくというのは誰しもが考えることなんでしょうね。今回のビジネスシートが快適だったなら、さらに条件のいい京都駅発着のエグゼクティブシートを今後の移動手段の一番手候補にして早めに行動していきたいと考えています。

ところで、5日東京入りしますが、いきなり信州への一泊旅行をします。10時過ぎの「あずさ55号」で穂高まで行き、安曇野に参ります。都会生活にうんざり気味という息子のリフレッシュを兼ね、大自然堪能の旅を企画いたしました。目前に雄大で美しい山々が連なる風景が広がれば、息子だけでなく、きっと私も癒されるだろうと思います。一人でゆっくり温泉につかり、の~んびり気分で日頃の憂さを晴らしたいと思います。

東京の滞在は14日深夜まで。復路もまた夜行バス。こちらは2列席のビジネスシートということですが、これはもう帰るだけですから…。(おっと、それならば何もこのクラスのシートでなくてもよかった…?)キャンセル料は7日前までかかりませんので、まっ、追々検討するということでいいでしょ。
というわけで、夏休みをとります。


東京方面の皆様、もしよければお会いいたしましょう。是非是非!!
# by my-colorM | 2009-08-03 20:39 | 日記
筆者自身がしばらく放りっぱなし状態でしたので、このブログもとうに忘れ去られているのではないかと思います。そのため、「お気に入り」に入れてくださっている方もいらっしゃるとお聞きしておりますので、中には私の健康状態を案じてくださる方もありやなしや…。大丈夫ですよ。いたって健康、多忙と天候にパパとのスロージョギングも休みがちではありますが。
せめて7月最後の日。とりあえずお目汚しに記事を書かせていただこうかと。

てなわけで投稿しようと思い立って、ふとヨコブログなるものを目にいたしました。新し物好きの私ゆえ、いきなり取り入れてみましょうということで、早速変更してみましたが、いかがでしょうか、記事を横に読んでいただくのは…。

私の学校では7月17日に授業終了で、夏休みに入りました。が、部活と出張が続き、本日ようやく週末を迎えられたという感じです。8月に入ったらこのブログもぼちぼち動き出そうかと思っております。といっても何から書けばよろしいやら。たまりすぎて途方に暮れます。例のpomeraにもたくさんメモが残っていますが、そこらへんから手をつけましょうか。

ではまた近日。
# by my-colorM | 2009-07-31 22:41 | 日記
先週の日曜日、パパと二人で云十年ぶりに映画を観にいきました。半ば強引にネット予約で席を取り、既成事実を作って誘ったのですが…。

観たのは(豪華?)二本立て。「60歳のラブレター」とシネマ歌舞伎(ながら中国伝統の昆劇)「牡丹亭」。二人で観るならば、ということで慎重にチョイスしました。

まずは「60歳…」から。

3組の団塊世代のカップルが織りなす同時進行のお話なのですが、私たちよりも10年上の世代の、自負と哀愁、相手への愛情表現に演出たっぷりの甘いロマンチシズムにどっぷり浸ることができました。
私が小学生のころ、ビートルズが来日。町の公民館か集会所ではにわかづくりのバンドが誕生し、あちらこちらでビートルズをコピーしていたのですが、まさにこの世代共通の若者文化だったんでしょうね。イッセー尾形弾き語りの「ミッシェル」がいい味を出していました。
長年連れ添ってきた夫婦の原点回帰のきっかけを与える好作品と言えるでしょう。

二つのタイトル間のつなぎにMovix内の紀ノ国屋書店でぶらり。三冊購入しご満悦で次のシアターへ。

つぎのタイトルは「牡丹亭」です。

シネマ歌舞伎のポスターはそれまでも何度も見てはいました。映画館で観劇という新しい歌舞伎観賞のスタイルが少しばかり気にはなっていました。そして前回予告でみたこのタイトルにググっと惹かれ、今回の観賞につながったわけです。でも、実はこれ、「歌舞伎」ではないんですね。歌舞伎界きっての名女形板東玉三郎が、京劇の元となったとされる中国蘇州の伝統芸能である昆劇で、最近見かけなくなった女形として現地蘇州にて主役を演じるということで、そのメーキングと演目を二部構成で上映したものです。異国の地で、同じ演劇(というか歌劇)とはいえ、言葉の壁を強く感じながらも、誇り高く自らの芸をもって大役を成し遂げる気迫と、優美で艶やかな仕草と美しい声色に引き込まれてしまいました。玉三郎さんのこの偉業、まさに日本の誇りです。

エンドロールが流れ、場内がほの明かりに包まれても、誰一人席を立つ者なく、静まり返っていました。確かに終了予定時刻まで10分あまり時間が残っていましたし、とりあえずじっと様子をうかがっていましたところ、係員が映画の看板を舞台上に掲げました。続いて女性アナウンサーが舞台に上がり、マイク片手にしゃべりだして、玉三郎さん当人の舞台挨拶が行われることを知ったのでした。もうまさにサプライズ!!

第一部「メーキング」での、彼の穏やかかつ折り目正しい姿そのまま、品のある、とてもていねいな話し方をされる玉三郎さんでした。こうして、久しぶりのパパとのデートにはとてもラッキーなおまけまで付いて大変盛り上がったのでした。

折しもご飯時。これも久々に映画館近くのお店で夕食を済ませて家路につきました。

「60歳のラブレター」を見て、夫婦の原点回帰といいましたが、この日を境に新しい生活習慣を始めることになりました。

それは「スロージョギング」。

最近見始めた「NHKオンデマンド」、いつも何気なく見過ごした番組から気になるものをダウンロードして視聴するのですが、家に帰って、何気なく「ためしてがってん」を見ました。
高血圧にも糖尿病にも効くという、ダイエット効果抜群の「○○を使わずに走る」おすすめ健康走法などと、ちょっぴり胡散臭さを禁じ得ないタイトルだったのです。
ところが、何年来、運動とまるで縁がないという視聴者モデルがこの走法を実践し、その体重と血圧、血糖値の変化(だったと記憶しています)をモニターしているのですが、どのモデルにも数値の向上が見られたというのはかなりの訴求力がありました。

ネットで視聴した直後、「走りに行くよ」とパパに声を掛けていました。

パパは、TVでこの番組を見ていたらしく、「だから、一緒に走ろうって前にいったやろ?」とすぐに返答しました。(そんなこと言ってたっけ?…にしても、普段全くの運動不足状態の私に単純に「走ろう」と言われましても、誰がつきあいますかってなもんよ。)

シャワーを浴び、野球を見ながらビールを飲んでゆっくりしていたパパですが、それにも関わらず、いきなり思い立った私につきあってくれる様子でした。(これってもしかして原点回帰現象??)

家の前から、ほとんど車の通らない道を選んで約30分のコースを探りながら、例の「○○を使わずに走る」走法を心がけて走りました。すぐに息が上がって、ウォーキングを始めるパパ。コンスタントにスロージョギングを続ける私。でこぼこコンビながら、おかしなかけ声を小さな声で掛けてコースを決めていきました。

月曜日、8時ぐらいには帰らない厳しいかも…と思いつつ、いつもよりうんと早く帰宅。夕食を済ませ、9時半にはスタートと決めていましたので、DVDを1話視聴しながら待ち、2日目も実現できました。2日目はクールダウンのコースを決めウォーキングを取り入れましたが、街路樹の植え込みで甘いバニラのような香りのする白い花に思わず足が止まりました。(後で調べたところ、おそらくその花は「デュランタ・アルバ」というお花のようです。品種名はなんと「ホワイトラブ」ですって。(*^_^*)この花、本当に甘くていい香りなんですよ。ご存じでしょうか?)二人で走ると、住んでいるだけで、ほとんど見知らぬ町の別の姿を一つ一つ発見することの連続です。

一人では気の進まない新習慣。梅雨の季節でもあり、雨が降ればお休みとなりますが、はてさていつまで続けることができるでしょうね。
# by my-colorM | 2009-06-16 19:59 | 日記
前々回の授業では言葉によるイメージトレーニング手法を学習しました。続いて前回は「アイデアスケッチ20×?」に取り組みました。

今回の授業では改めて「ふれあい」をテーマにイメージマッピングをさせました。

一番最初のセルに書き込む言葉があなたを絵を決めるものだと前置きをしておきました。

「人」(または「友達」)と書いた子どもがいました。絵が決まるということの意味は、その次にこのような質問をするからなのです。つまり、「人(友達)が一番気になるんだね。じゃあ、何をしてるところに「ふれあい」をかんじるのかなぁ?」と問うのです。

ここで2つ目の大事なキーワードが出てきます。すなわち、子どもがここで、「おしゃべりしているとき」と答えたり、「(一緒に)遊んでいるとき」と答えるのです。

そこで、「ふれあい」を中心に、絵を展開する時間と場所を決定づけるキーワードへと広げていきます。

たとえば、「おしゃべり」はどこでしているの?の問いには、「学校(教室)で」とか「公園で」などと新たなセルに書き込んでいきます。

私は、画面構成を言葉で設計するという試みをしています。「空」は上方に、「地面」は下方に地平線を設けて書き込みます。そしてs字の二本カーブの中に「川」と書きます。そしてその外側に「草」とか「花」と書いていきます。

そうした設計図を板書して、「こうして言葉を書くだけで絵が見えてきませんか。」と尋ねます。すると、「あぁ、何となく、見える。…見える!!」の声。「実はこれで大まかに場所が決まってくるんですよね。」というと、「そうか、外や。」。「それに、だいたいの時間もわかりませんか?」と問うと、「あ、昼間?」という答え。「どうしてわかるかいえる?」ついで代弁するように、「うん、そうだね、草や花が見えるということは周りが明るいからだよね。夜だと暗いからそこに何があるかはわからないわけです。」

前回、教壇に立たせて、「何が見える?」と尋ねました。視点を与えていくと、どんどん空間が見えてきたわけです。絵の画面構成もよく似ていて、画面に具体的な言葉を書き込むことで、視覚情報のように空間認識が形成されていきます。

さて、「教室で友達とおしゃべりしている絵」を考えたとき、セルは「机」「イス」「黒板」と追加され、さらに「黒板消し」「チョーク」「書かれている文字」などと具体的なイメージワードが加えられていきます。

作文などの文章表現でもそうですが、一つ一つ言葉が増えていく毎に情景が広がっていくことに気づかされます。言葉が加えられる毎に具体的な映像に置き換えられていくイメージでしょうか。そんな体験は小説などを読んでいる人なら容易に理解いただけるのではないでしょうか。

教室でどのような位置関係であるかはさておき、ある程度の情景描写ができたと思います。これが「公園で」となるとどうでしょうか。「公園」には「遊具」具体的にはと問うと、「ブランコ」「シーソー」「滑り台」「砂場」「ジャングルジム」…と言葉が加えられます。また「ベンチ」「花壇」「噴水」…と施設に設置されている設備が次々に増えていくわけです。

もうお気づきのことと思いますが、同じ「友達とおしゃべり(遊ぶでも)する」という二次的なキーワードの組み合わせでも、場を設定すると異なる「絵」が見えてくるのです。

こうやって、「時間」と「場所」が設定され、私たちは具体的に絵を描いていきます。「絵」にはなにかしらストーリー(描かれる背景)があります。そのストーリーを設計するツールが「イメージマッピング」だと言っても過言ではありません。大まかなテーマがある。描くべき中心がある。そしてそのストーリーが展開する場面を何を描くことで作り出すか。そうした手順をスモールステップでクリアしていくこと、それが、今回の授業づくりのねらいなのです。



「絵が苦手」「絵が描けない」という子どもにはいくつもの態様があると私は考えます。どの段階で描けないと言っているのか指導者は読みとっていかなければなりません。
見て描く力、想像して描く力が圧倒的に脆弱になっている我が校の生徒(小学生も…)に、限られた時間数の中でどうやって「スケッチ力」を身につけさせるか。この問題は、どうしようにも消えない悩みの種です。

小学生の苦手意識を取り除くために、今回取り組んだのは「アイデアスケッチ20×?」です。

これは、一昨年、中学校の3学年全員に「スケッチマラソン100」という取り組みで、A4サイズに4×5の20マスに「見て描く」、「想像して描く」、「テーマを決めて描く」など自由にスケッチするというシートを5枚与え、100個のスケッチを描かせたワークシートがあるのですが、それに少し手を入れたものです。

授業では、前回のイメージマップを返却し、「ふれあい」からたくさんのイメージワードを連想した取り組みを振り返り、その集中力や努力を誉めました。たくさん書いたイメージワードは、今回のスケッチの大切なヒントになります。

「この前は言葉をたくさん書きましたが、今回はたくさん絵を描いてもらいます。」と言って、黒板に「一秒で」と板書します。すると、「え~、一秒で絵描くの~?ムリ~、ムリ~!!」と大騒ぎする子どもが出てきます。が、「いえいえ、そんなことは私もムリと知っています。」といいながら、「…わかる絵を描く」と続きを描き、音読をします。

そうです。独りよがりではなく、相手に「一秒で」わかってもらえる、描いたものが何なのか伝わる絵を描くんですよと指示してワークシートを配布します。

ワークシート1枚につき20個、描けたら続いて2枚目3枚目は取りにくることとしているので、「アイデアスケッチ20×?」というわけです。中学生にははじめから5枚セットで配り、「スケッチマラソン100」としましたが、今回のワークシートは子どもの力量や意欲に依存するものとしました。

今回の取り組みは先にも述べたように、「苦手意識を払拭する」目的があります。そこで、一つ一つを小さく描く、「ふれあい」のテーマの準備として描くものですが、あえてテーマから離れても構わないものとしています。

1クラス目は「ブレーンストーミング」も「イメージマップ」も若干堅い雰囲気があって低調な印象でしたが、案の定今回のワークシートも1枚の途中でおしまいだったり、多い子どもで2枚、最高は4枚目までという結果でした。

でも、子どもたちの様子が本当によくわかる取り組みでした。何を描いたか、一つ一つ近くの子どもに尋ね、伝わっているのを確認して、ほっとしながら次に描き進めている子ども。何を描くのか迷いに迷って、絞り出すように描いている子ども…。どの子も手はゆっくりではありますが、じっくりと取り組んでいる様子です。

何を描くかで迷ってしまう子どもが数名認められましたので、途中で、「数を増やすための(ありがたい)ヒント」として、
 
①「○○シリーズ」で描く

  果物、野菜、丸いもの、理科室にあるもの、動物園、水族館、楽器、スイーツ、食べ物、スポーツ、…

②「あいうえお図鑑」

  「あ」のつくもの、「い」がつくものなど順番に探して描く

③「絵しりとり」(最後に「ん」がつかないように注意!)

と板書します。

こうするとだいたいの子どもはお題に事欠かない状態になります。すると、これまで手が進まなかった子どもも次第に描くペースが上がってきたりします。

それでも、まだ取り組みに消極的と見られる子どもが何人かいるもの。そんなときは子どもたちの相互の影響力を引き出します。

方法は簡単。3分間と決めて、教室の中を見て回らせる時間をとるだけです。

これまで自分やその近辺だけで展開していた取り組みは、この「見て回る」だけでダイナミックに変化します。恥ずかしがって隠している子どもも、いつの間にか近しい友達に見せて、なにがしか言葉を交わし、ニコニコと他の子どもの絵を見始めたりしてくれます。

その後がおもしろい。これまでよりもなんだか楽しそうに絵を描き始めるではありませんか。

そんな光景に何度か出くわしました。おそらく、「きっと自分はへたくそだから誰にも通じないだろう」と思い込んでいる子どもが案外多いのだと思います。自信がない子どもは絵に対して苦手意識を抱いてしまいます。

でも、友達にわかってもらえたという事実がまんざらでもないというちょっとした自信に変わり、他のみんなが描いている絵もそれほど違わないことにも気づき、同じように自分も絵を描いてみようという意欲につながっているのかなと感じます。

私は、毎年、簡単に「描けへん」と言って課題を放棄してしまう生徒にたくさん出会います。その経験から、描かないから描けなくなる、そして自信がなくなる、苦手意識が増すという「負」の連鎖を強く感じるのです。

逆の発想でとらえると、絵が描けるようになるには、たくさん描くがよいということになるでのではないでしょうか。そのための一歩は誰かに自分の描いた絵が何かわかってもらえる経験=自信なのではないかということなんですね。

いきなり白い大きな画用紙に向かって、「ふれあい」をテーマに描きましょうと言われても私だってそうそう描けません。そこでこのようなスモールステップでテーマに迫っていく手法を取り入れているのです。

「アイデアスケッチ20×?」は、次回、「ふれあい」のイメージマップをさらに、前回書いたように「自由連想」ではなく「固定連想」で展開し、主要アイテム(何を画面に登場させるか)を探らせることから再スタートを切ろうと考えています。

授業の最後にそう予告をしました。

そのときに、さらにもう一つのメッセージを伝えました。

一人の子どもを黒板を背に立たせて、指導者と同じ目線で教室を眺めさせました。そして質問責めにします。

指「何が見える?」
子「人(みんな)」
指「みんなの他は?」
子「机」
指「机は浮いているの?どこにどうなっているの?」
子「??…置かれてる?」
指「…というと、どこに?何が見えるの?」
子「地面、教室の…床?」
指「そうだね床が見えるね。だんだんいろんなものが見えてきたね。じゃあそうやって見ると他に何が見えるの?」
子「ドア、掲示物、…」
指「そうだね、その下にはロッカーがあり、その中のランドセルなども見えてきたはずだね」

という風に、私たちの身の回りには何もないというところはなく、目の前のありとあらゆるものがその場の空間を占めています。ところが、そのように目の前にありながら、私たちはそれらすべてを常に見ているわけではありません。見ると言うことは大変あやふやであり、意識しなければならないことだということがわかります。

目の前にありながらも見ていないことが多い。だからそれを絵に描くということだってかなり難しいわけです。見てもいない(想像してもいない)ものを具体的なわかる絵にすることはできません。絵が描けないというのは、目に入ってこないという空間把握・空間認識の問題でもあるのだということなのではないかということです。

子どもたちにはそんな難しいことは話しませんでした。そのかわりに話したことは次のような内容です。

絵というのは、一つのアイテムを描いたら、さらにその周りをどんどん他のアイテムで埋めていくことでどんどん豊かになっていくんですね。先ほど、○○君に教室を眺めてもらいましたが、最初は人しか目に入りませんでしたね。でもどんどんその周りにいろんなものがあることに気づいてくれました。それと似ています。また、絵には時間と場所が描かれます。その絵が表しているのは「いつ」なのか、「どこ」なのか、そうやってストーリーを作っていくようなものだと考えてもいいでしょう。

そういいながら少し具体例を示しました。そうした話をしている間、聞いておられたT2の担任の先生の方がウンウンとうなずいていたのが新鮮でした。

次回は「ふれあい」という言葉であなたが一番ピンとくることは何ですかと問いながら、イメージワードをさらに引き出し、絵に描いてもらおうと思います。
一つお目当ての展覧会を鑑賞したので、後は気楽に映画を…と、今回はBunkamuraで一つ、新宿バルトで二つ、上映中の映画を観ることにしました。

東京入りしてからワンセグTVで何度となくCMをみた「おっぱいバレー」。記憶に粘るタイトルですが、そのタイトルに似合わず「感動的」らしいという宣伝文句に観賞意欲をそそられました。

国語科新任の非常勤講師として、とある中学校に赴任した若くて美人な女性教師。朝礼台で自己紹介している最中、5人の男子生徒が、何度も語られる愛読書のタイトルを聞いて、勝手に誤解し大騒ぎ…。私が中学生の時代に遭遇したことのある男子生徒のエピソードだなぁと思っていると、昔懐かしい70年代ソングがつぎつぎと…。

エッチな妄想で頭がいっぱいの、ある意味純情で一途な男子中学生たちが、女先生とのたった一つの約束を励みに、成長していくひと夏の青春ストーリー、それが「おっぱいバレー」です。

年代としての性への目覚めは同じでも、70年代の子どもたちは、エッチ情報がネットで際限なく取り放題の今の子どもたちとは置かれている環境が格段に違います。刺激だけは強いけれども詳細は巧みに隠されている大人のテレビ文化に煽られ、まだ触れ得ない異性に悩み、夢み続けます。そんな70年代の少年たちのほろ苦い純情がさわやかに描かれた好作品といえるでしょう。

かたや、教育の現場の緩やかさ、教員のおおらかさとともに一人の悩める教師として教育にかける真摯な態度にも、かつての昭和40年代を懐かしく思い起こさせるエピソードが展開しています。中学校での合宿や部活部屋などは今ではあまり見かけなくなりました。

恩師との時を隔てた温かい心の交流に、教師としての初心を確認していく若い駆け出し教員の葛藤と成長もサイドストーリーとして感動を与えてくれました。

昭和の文化や気分がいっぱい詰まった45~55歳ぐらいの年代の青春ソング満載のBGMも楽しみの一つ。若い人たちだけでなく、大人も是非見ていただきたい映画です。

チケット売場で映画のタイトルを告げるだけでも恥ずかしかったのですが、そうして手に入れたチケットを不意に紛失したことに気づきました。再びタイトルを告げなくてはならなかったのが超格好悪い上、チケットが落とし物としてインフォメーション預かりになっていて、また別の人に真顔でタイトルを口にしなければならなかったという、ちょっとした出来事がありました。何せ純情世代の私。赤面を禁じ得ないエピソードだったことも付け加えておきましょう。
だいぶ放置が続いてしまいましたね。pomeraに書きためたものをここでちょっとまとめて更新します。

遅ればせながら…GWは東京に行ってきました。

今回のメインはBUNKAMURA 20th anniversary 展覧会「忘れえぬロシア」の鑑賞です。

高校3年生の夏、東京で観た「ロシア移動派展」以来、その強い印象に釘付けとなった、イワン・クラムスコイ「忘れえぬ女(ひと)」との再会を果たしました。

30年の時を経ながらも、その絵の迫力は変わらなかったのですが、私自身の職業柄、絵画慣れといいましょうか、はたまた俯瞰視点が利いているのか、かつての強烈で圧倒されるような感動にうち震えるといったようなことはなかったのです。

移動展派の画家たちの中でもイリヤ・レーピンは私の好きな画家でも上位に食い込む存在です。その思いは今回の再会でも少しも変わることはありませんでした。クラムスコイへの見方ももちろんですが…。

本展覧会で得た強い印象は2つ。

一つ目は、額の色彩に改めて約束事を見いだしたこと。これはとても重要なことですが、額縁は必ず、絵の中の一色が使用されているという約束ごとを見つけました。絵の中の一色(風景描写が多いので、木の枝や幹などの色が使われていることが多い)がまとまり感を持たせつつ、適度なコントラスト感をももたらしています。というより、絵画自体の色彩計画において、それらの色はアソートカラー(補助色)に使われていることが多いようです。

こうした視点は、ある絵の前に立ったときにいきなり強い知覚として私を捉え、その後ぬぐい去ることができなくなりました。その絵は秋の木の葉の黄色が印象的なオストロウーホフの、「黄金の秋」という作品でした。その絵のところに来ると「あっ!!」と思わず声を出しそうになりました。それまで額縁の色は明るめのO~YR系の木の色でしたが、その絵に使われている額色はこれまでと違って、dkかdkgの暗い色調でした。画面の黄色を明らかに引き立てるコントラスト感のある額色で、その絵の先は、視点が「絵画とその額の色」に固定され、検証作業に費やされ、先の結論が導き出されたというわけです。

二つ目は、残念ながら音声ガイドの陳腐さです。今回もいつものように500円を出して音声ガイドを借りました。ですが、今回ほど鑑賞の邪魔になったガイドはありませんでした。特に目の前の絵に関する、「この絵の中に描かれている人物は作者なのかもしれません」などというようなご意見は全く不要であり、他にも「?」が点灯した解説がありました。実は今回は息子と共に訪れたのですが、同じように音声ガイドを聞きながら鑑賞した彼も同じところで反応しており、同様に不快を感じていたのでした。

ま、とりあえず、メインの展覧会鑑賞を終え、後は映画でも…ということで東京にいる間に3つ観ました。
次回はその記事を続けます。
# by my-colorM | 2009-05-17 06:28 | アート
今年度の小学校の授業が始まりました。

だいたい、出会いの授業は「発想トレーニング」です。

前回の授業では、「ブレーンストーミング法」に取り組みました。これは毎年行っている、与えられた形から①絵を完成させる②何に見えるかを言葉で説明するという2つのタイプの課題について、短時間によりたくさん、またできるだけ他の人とは違うユニークな発想を目指すという発想法です。毎回、初対面のオープニングの授業ながら、かなり盛り上がる楽しい取り組みとなるのですが、今年も子どもたちの授業の振り返りでは、「楽しかった?」「がんばれた?」「またやりたい?」の質問にほとんどの子どもたちが「とても」・「まあまあ」にマークしてくれました。

さて、今回は2回目の授業。実は、別のトレーニング法の授業を用意していたのですが、朝一番に校長先生から直々に絵画展への絵の出品を依頼され、全く考えていなかった課題を飛び込みで入れることになりました。いきなりテーマを告げられ、瞬間凍りましたが、ちょうど発想法を展開するつもりでしたので、急遽「イメージマッピング法」を取り入れて授業をすることにしました。このイマージマップというのは、いくつかの方法があるのでしょうが、昨年のキッズゲルニカで、「Love &Peace」の原画に取り組むときに提示した「イメージWeb(蜘蛛の巣)」を想定しています。子どもたちに自分で「Web」をつくらせようというものです。

校長先生から告げられた絵のテーマは「ふれあい」。ザクっとした、ストレートに絵に表すにはなんともハードルが高いテーマ設定といえます。これではいきなり苦手な子どもを作ってしまいそう。何とかとっかかりを築かなければなりません。僕にも私にもこれなら描けそうという材料を自分の手で見つけてもらいたいものです。

幸い授業までに1時間の空き時間がありましたので、まずは私自身がマッピングを試みることができました。

具体的にはメインワードである「ふれあい」を中央に書き、そこからいくつものの枝を伸ばして思いつくままに言葉の箱を増やしていきます。新たな箱からさらに一本または複数の枝を伸ばし、そこから連想される言葉を書き、さらに…といった具合に思いつくままどんどん「イメージワード」を引きだしていきます。

「ふれあい」から連想したイメージワードは「絆」「握手」「笑顔」「人」「動物」「心の」「人と人との」「友達」「家族」…。さらに二次、三次と言葉は増え、「キャッチボール」「チームワーク」「リレー」「スクラム」「応援」「結ぶ」「支え合い」「一緒に」「みんなと」…などとどんどん出てきました。具体的に絵にしていく言葉はそれらのイメージワードからふくらませていけば何とかなりそうです。



校長先生から朝の挨拶時のいきなりの提案でしたが、「できない」と決めつけず、与えられた残り時数でぐるぐると頭の中で制作過程を計算してみました。そう考えると今回が発想法を試みる最初で最後のチャンス。そこでこの連想法を「発想トレーニング」の第二弾として取り入れることにしたのです。

突然の変更で、PCも手元にないので、B4横で、手書きでワークシートを作りました。
書いたのは

  「発想を広げよう」
  (イメージマップ)

  「ふれあい」をテーマに絵をかきます。
   あなたならどんな絵をかきますか?

  ※思いついた「キーワード」を書き、
    さらに広げてイメージをふくらませましょう。

です。

その中心に「ふれあい」と楕円の中に書いておきます。そしてキーワードを書き込む楕円を子どもとの約束で「セル」と呼ぶことにしました。そのセルから複数の線(同様に、これを「糸」と呼ぶことにしました)を伸ばして別のセルを用意しておきます。空いたセルを埋めさせ、そこからは子どもたちが自由に糸を書き加え、セルを増やせるものとしました。

さて、授業が始まりました。前回の授業を簡単に振り返り、学習モードに切り替えます。そして、早速ウォーミングアップのため、クラス全員で連想ゲームを始めました。私がお題を最初の子どもに示します。すると指名された子どもが「○○といえば…」の続きで連想した言葉を言います。次の子どもを指名して、「では○○といえば?」とつないでいきます。これは「自由連想法」とでも名付けておきましょう。その場合ははじめのキーワードから離れても構わないとしておきます。なぜ自由連想を取り入れるのかというと、はじめのキーワードを固定した連想法だとすぐにアイデアが枯渇し、発想法を楽しむねらいが達成できそうにないと考えたからです。今回はイメージがどんどん膨らみ、それぞれが自分なりに限りなくアイデアを出すことができるのだという発見を、この授業の中で子どもたちにしてもらいたいと考えています。

「朝ご飯」をお題にしたら、「納豆」「味噌汁」「豆腐」と続きました。これは「キーワード」が固定されています。これでは、「朝ご飯何を食べた?」という単なるアンケートになってしまいます。これは、「時計」でも同じです。必ずと言っていいほど「針」「時間」「数字」のように「時計」に固執してしまうケースがでてきます。そこで、キーワードが次々に更新することを告げ、しきりなおします。「朝ご飯から宇宙に飛ぶことだってあるんだよ…」と。

このような仕込みをしてからプリントを配ります。先に挙げたようなねらいをふまえ、「ふれあい」からでているセルにキーワードを書かせていくのです。

最初は、指導者が簡単な例を示します。用意していったいくつかの言葉を見せ、「ふれあいといえば、○○」といくつか紹介します。「今の例で、ピンときた言葉からスタートさせてもいいし、自分で言葉を探してくれてももちろんいいです。」

制限時間を確認してからスタートを告げると、ゆっくりと言葉を吟味しながら子どもたちの鉛筆が動き出します。次のセルから伸びるセルがだんだん「ふれあい」から離れていってもかまわないということを助言します。
とにかく、今回はブレーキをかけることなく、書き続け、子どもの中からイメージやアイデアがあふれてくる感覚を体験することが目的なのです。

結果、2クラスともほとんどの子どもが熱中してセルを増やしていきました。ときどき詰まりそうになる子どもたちには、違うセルに飛んで、そこからまた続けるようにと助言します。異なるセルから延びるセルがどんどん別の食指を伸ばし、思わぬ展開をしながら成長していきます。そうしながらB4のプリントがところせましとばかりに言葉で埋まっていく様子は、T2でみてくださっている担任の先生にもおそらく頼もしく感じられたのではないでしょうか。他の何人もの子どもが裏面にも書き進めるほどの集中を見せる一方、中にはつまずき見せる子どももいます。そんな気になる子どもには気心の知れた担任の先生が、先生ならではの声かけをしてくださり、次第にその子どもなりに鉛筆を走らせるようになります。先生方にも様々な子どもに新鮮な可能性を見出すことができたものと思います。

子どもたちには、途中で「授業の終わり頃には、自分の頭の中で「爆発」が起こっているかもしれません。」と告げていました。言葉が次々とあふれ出し、絶え間なく手が動いている状態を指した状態が訪れるだろうということを「爆発」という言葉で表現したのです。実際、それがプリントの中であたかも爆発したかのような形で現れた子どももいました。一つのセルからいくつもの糸が出てあらゆる方向にセルが伸びた状態はまさに「爆発」です。

「セルが別のセルと関連する場合には糸をのばしてつないでもいいですよ。」とも声かけをしています。すると、プリントの中に無数の連携が形成され、まるでシナプスのモデル図のような形状を見せる例も出てきました。

こうして、終了時間を告げる頃には、どうしても湧いてくる言葉を書き留めたい欲求に指導者がブレーキをかけなければならないほどでした。授業の最後、子どもの表情は充実感に満たされていました。振り返りの結果もほとんど満足の様子。自分から思いがけずたくさんの言葉が出てきたことに驚いたという感想がいくつもありました。また、たくさん書けて楽しかったと感じたようで、素直に喜んでいる姿にこちらも嬉しくなりました。

さて、発想が「拡散」だとすると、構想は「絞り込み」です。ブレーキをかけることなく暴走し、時には爆発すら見せたアイデアですが、残念ながらそれらのほとんどは使いものにはならないでしょう。次にやることは目に見える無数の言葉のセルを①「(絵として)実現できる」②「テーマに即している」の条件でふるいにかけ、絞り込む作業です。

絵を描くにせよ、作文をするにせよ、はたまた大人が企画書などを書くにせよ、「拡散」と「絞り込み」をもって発想→構想の手順を踏んで具現化していきます。広げるのも多様なら絞り込みも多様な展開を見せるはずです。

こうした手順を踏むからこそ、一人一人の作品に多様なバリエーションが生まれるのです。借り物の発想や指導者の理想によって画一化された画面構成に私が違和感や不信感を覚えるのは、多様な子どもの可能性に目を向け、立脚するからに他ありません。人にある程度の傾向やタイプ分けが認められるとしても、名前や顔かたちの違いと同等の、発想・構想の多様性を無視することはできないと思うのです。



次回の授業は画面に取り入れるアイテムづくり→画面構成です。絵を苦手と感じている子どもたちとどう向き合うか。

見てかくスケッチと想像してかくスケッチの双方の力を飛躍的に伸ばす画期的な方法というのがあれば…こればかりは決定打がなく、試行錯誤の連続です…。
メモに特化したキーボード「pomera(ポメラ)」(キングジム社製)

「ポメラ」とは、ポケット・メモ・ライターの造語だそうで、昨年の発売以来、爆発的な人気。入荷待ち状態が続いていましたが、ようやく安値で手に入るようになってきたようです。

実は、忘れた頃に…とふと思い出して某価格サイトで検索をかけてみたところ、おっと?これはもしかしてお手頃価格なのでは!?

そして、思わず「即買い」発生です。(ん~、またか!って…?)

このポメラ、オレンジ・白・黒のカラーバリエがあるのですが、私はすっきりシャープな「白」を選択しました。カラーバリエは、部材の中でも、主に折りたたみ時の上面パネル部の色の違いなのですが、この部分は光沢のあるパールマイカ塗装(細かいアルミパウダー上にクリアコートが塗布されている)が施されています。その他の部材は黒いソフトなゴム系の素材。キーはマットな感じの白いプラスチックなのですが、そうした素材が優しいキータッチを生み、それでいて、さりげなくどこか重厚。なんとも高級な感じが醸し出されているように思います。

待ちきれないとばかりに梱包をはがし、早速、手に取ってみました。

駆動は単4電池2本とバックアップ用のコイン電池。電池をセットして、電源を入れ、キータッチを試みます。

慣れたキー配列とATOK変換で、スムースな操作感です。画面は4インチTFTモノクロLCD。適度な明るさでまぶしくも暗くもなく、初期の文字サイズも適当かと思います。

広げたキーボードが、ペラペラとぐらつかないように固定アームを採用しています。お陰でデスク上では安定した操作が可能になっています。

打鍵の感触が本当に気持ちよくて、私との相性はなんだかとってもよさそう。

これは手離せなくなること間違いなし!ですね。

「超」がつく忙しさにかまけて、ちょっと遠のき始めたブログ更新ですが、これからはポメラで思いついたことをどんどんメモし、PCにUSB接続で「オズエディター」に転送して、コピペ、ブログ書き込み完了!!なんて感じで、また、ぼちぼちやって行こうかしらん。

(…って、ポメラで書いてみました。)
# by my-colorM | 2009-04-16 21:16 | 日記
今回、引っ越し後の様子を見に来ることと、これまではマンションにコインランドリーがあって不要だった洗濯機を新たに購入すること、区役所への転出入届けを見届けることの3つの目的で上京致しました。

息子の新居(ハイグレード1Rマンション…購入時の宣伝文句です)の一番の売りは「秋葉原に近い」という立地でした。

再開発が進められ、電気街の雑然としたPCパーツ店が軒を揃えるイメージや、メイド喫茶に萌えキャラのイメージに、先進のイメージが付加されつつある秋葉原。新しい東京基地が、そうした都心の一画に移ったのです。

ちょうど「春の秋葉原電気街まつり」(3/13~4/5)とのこと。20日晩に息子と待ち合わせたのはJR秋葉原中央改札口でした。それもそのはず、改札を出てすぐの所にある「すしざんまい」ではマグロ半額セール中。並んで待っている窓越しの座席にはどんどん皿一杯に盛られたマグロのにぎりが運ばれ、期待感がグッと増しました。座席に着いてどんどん注文する息子。新幹線の中で軽食を済ませていた私でしたが、別腹なんでしょうか、こちらもどんどん入っていきました。

2日目の21日、単独行動でアキバへ。息子のマンションからは徒歩でお出かけです。

まずは、お目当ての洗濯機です。ひと月前ぐらいには「白い約束」が本命だったのですが、このところネットをチェックする暇もなく、息子のところもまだ日浅で、工事が済んでいませんで、ネット環境になく、リサーチなしの飛び込みで、電気街でも家電のお店を探しあぐね、ぽっと目に入ってきた「石丸電気」を訪ねました。

一人暮らしとはいえ、洗濯物を貯め気味の息子。これまでのコインランドリーの便利さを享受し尽くしていますから、ハンガーに吊って干すなんてことすら億劫がります。かといって、ドラム式は狭いマンションの、限られた防水パンではどうしようもありません。洗濯機と乾燥機を別にとの構想もありましたが、よくよく見ると、マンションのその箇所に梁が出ていて設置不可能。となると、縦置きの洗濯乾燥機しかありません。

乾燥までというと、どうしても大きくなるのですが、そこそこの容量がなければ乾燥容量が増えません。

そこで決めたのが、シャープの「ES-TG820」です。うたい文句は「節水・省エネNo.1」。このフレーズに弱くなっている消費者は多いはずですが、どうも私も間違いなくその一人のようです。

期待したイメージは、ずぼらな一人住まいの息子が、貯めに貯めた洗濯物を一気に片付ける姿です。シャワーですます毎日ですが、明日は久々の休みだという晩、ゆっくりお風呂に入る。そして翌朝お湯取りポンプを伸ばして、いざお洗濯!ってか。効き目のほどは分かりませんが、この洗濯機、Ag+イオン発生装置が付いていて、防菌・防臭のイオンコート処理ができるとか。なんかよさそう…って思っちゃいますよね。

価格を比較して吟味っていうことはネットショッピングなら絶対にやりますが、ついテクテク歩いてお買い物だとそうはいきません。機種を決めたら即金で購入と相成りました。それもお店でもっともお買い得な商品と薦められたらイチコロ。簡単な客です、全く。翌日配達が決まり、早々に店をあとにしました。

あとは、PCショップをうろうろです。目的はむしろこちらのウェイトの方が高かったかも…。煩雑に付け替えしている息子用にUSBハブ(7ポート)を、自分では本当にあれこれ見て回ったあげく、プリンタサーバー(無線・有線LAN共用)、1TB外付けHDDの2つを購入しました。これから東京に来るたびに、こうした買い物が楽しみになりそうです。(変)


翌日の22日、午前中に配達されるはずの洗濯機が届きませんでした。それもそのはず。
当日は「東京マラソン」が開催されていて、「靖国通り」に交通規制がかかっていました。
配達の担当者が、済まなそうに後日配送を願い出てきました。

今回の予定では、私は22日に帰るはずでした。が、洗濯機を見届ける、転出入の書類を挙げさせる必要があり、結局1日無理をさせて頂きました。NTT回線工事の立ち会い、役所への手続き、貯まった洗濯物の始末。アルバイトを控えた息子一人ではとてもこなせない日程だったからです。

本日はおかげで、終日洗濯機の試運転が出来ました。我が家には浴室乾燥機がついていますから、干しさえすれば、あとは乾燥機の時間設定だけでシワを気にすることなく、あとは畳んで収納するだけなのですが、洗濯乾燥機はなかなかそうはいきません。ときどき乾燥具合を見て調整しないと、なかなかまんべんなく乾燥させたり、シワを作らずに済んだりはできませんね。それに毎回フィルターを掃除しなければなりません。ひと手間もふた手間もかけてやらないとうまくいかないようです。

さて、新生活地「アキバ」。ここにはどのくらいお世話になるのでしょうか…。

息子の学生時代は少なくともね。

近隣にはコンビニや飲食店はたくさんあるのですが、スーパーマーケットがあまり見あたりません。

生活圏としてはどうなんでしょうね。
# by my-colorm | 2009-03-23 19:08 | 日記
「2月は逃げる」といいますが、あっという間に月末ですね!

今月も相変わらずバタバタとしておりましたが、実は特記事項があるんです。
「息子が来月引っ越しをすることになりました。」
…という内容なら別段話題にもならない程度なんですが、
「東京都心のマンションを買いました!!」
だと、ちょっと話題になるかもしれませんよね。

そうなんです。東京都心(かの電気街に程近い)ワンルームマンションを購入したんです。いよいよ本当に東京に基地を築くことができたというわけです。

今日現在の住まいの最終賃貸料を支払いましたが、来月からはローン返済と相成ります。
今月ブログの更新もままなりませんでしたが、前回の東京入りで物件を下見、ローン事前審査(京都)、売買契約(東京)、ローン申し込み(京都)、決済(東京と京都同時)で、昨日息子が鍵の受け渡たされ完了いたしました。あとは引っ越しをするだけですが、私もまた来月東京に出向きます。

決して手頃な価格とは言えませんが、築7年で東京都心の再開発地区至近のマンションならば…と、契約に至ったのですが、息子の当面の住まいの確保としては十分過ぎる条件といえるでしょう。

ローン返済に共益費や修繕積立金プラス固定資産税を足しても、これまでの家賃よりも出費は抑えられますし、将来収入が絶えてもその時点で賃借人がいれば家賃収入が期待でき、先細る(危機感がぬぐい去れない)年金を補ってくれるという勘定が働いています。息子の経済的自立は先の長い話でもありませんから、今から準備しておくことは決して無駄ではなく理にかなっていると自分に納得させて虎の子をはたきました。

それにしても借金を背負うのは少なからずプレッシャーがあるものですね。しばらく今のお仕事も辞められなくなりました。

次に東京に行くときは、近くなった上野の美術館巡りなんかもぐっと便利にしてこれそうです。
# by my-colorm | 2009-02-28 21:36 | 日記