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2005年11月27日ブログデビュー。

そうでした。カラコ2級と1級商品色彩のダブル受験に大詰めの頃、ブログなるものを始めたのでした。

それもMiyabiさんのブログを見つけてから。(ウフっ。)

ブログって何?

色彩の師匠のブログで初めてブログなるものを知ったのです。私は。

んでもって、氏の「イタリア旅行記」に感銘(?)して、ブログっておもしろい!!と私なりに理解したのでありました。個人的な日記という形態をとりつつも、読者を意識した文体、つまり、エッセイの類の文章表現という、まあ、そうした認識を深めたわけであります。

で、かのMiyabiさんがブログを始めたことが、即私も始めたいと考えるところが、私のMiyabiさんへの憧れの現れでして。

先日も、東京で二度目の逢瀬となりまして、それもお隣の席でばったりという、奇遇かつ運命的な再会(ちょっと大げさでしょうか)だったのですが…。

某掲示板で知り合いつつ、(内輪ネタで恐縮ですが)私の若干揶揄がこもるスレッドを期に個人的にメッセージやメールを交わすことになった私の色彩の尊敬すべき先輩Miyabiさんは、いつでも、真摯で面倒見が良く、東京生まれで神戸育ち、温かさとウィットと関西系のノリのよさをもつ、さだまさしファン(ほとんど追っかけ)のプロの色彩講師です。

その大先輩がされていることを真似したい、近づきたい、それがこのブログを開設するきっかけになったことを改めて吐露したいと思います。

先日再会したときのデコラティブでオシャレな眼鏡に実は驚きました。私なんぞはつねにシンプルで無個性なモノを志向するのでありますが、ディテールに凝った装飾品を愛好するこだわりに人生を楽しむ極意を見た気がしたものです。

とはいえ、私め、ブログは真似して開設しましたけれども、持ち物まで模倣しようとは考えてはおりません。が、しかし、何にせよ、そのひたすらに学ぼうとする熱意や指導者として全力をあげる姿は、これからも自らを鼓舞するお手本にしていきたいと思っています。また常にご主人を立て、大切にされているご様子。私も少しは見習わないとバチが当たりそうです。

はてさて、3年目を向かえるわけですが、拙文ながら、本ブログはこれからも続けて参りますので、今後ともどうぞよろしくお願い致します。
by my-colorM | 2007-11-29 23:18 | 日記
今日は、六本木まで出かけ、私の使っているブログサイトで見つけたあるセミナーに参加しました。が、その報告はもうちょっと整理してから…。

で、そのセミナーが3時半過ぎに終わりましたので、さあどうしましょ。ということで、向かったのが六本木ヒルズ。森ビルで2つの展覧会をやっています。前回のル・コルビュジエ展は昼間でしたが、今回は夕刻。きっと夜景がきれいなんだろうなぁとの期待もあって、土曜日ですから夜間も延長していますし、のんびり2つを観ることにしました。(混雑が予想されたので新美術館の「フェルメール展」はやめておきました。)

まずは「六本木クロッシング2007:未来への脈動」展。これはいきなりガツンと来ました。コンテンポラリーアートということで、若干引き気味に足を踏み入れたのですが、あに図らんや。これはなかなか魅力溢れるアーティスト揃い。残念ながら、私め、あまり日本の現代アートには造詣が無くて、四谷シモンさんと内山英明さんしか存じ上げませず…、ちょいと情けないのでしたが、お一人お一人の美術にかける情熱をいろいろと発見し、ホント感動いたしました。

なかでもサイケデリックにも見える高彩度色が鮮烈な、できやよいさんの作品一枚一枚に引き込まれました。イラストチックな作品ではありますが、気の遠くなるような積み重ねが、全体としてまぶしいほどの光を放つ作品です。その色彩の美しさは筆舌に尽くしがたく…。ああ、願わくば欠片でも手元に置いておきたい。そんな衝動に駆られました。印刷にしてしまうと…、う~ん伝わりませんねぇ、あの魅力は。

気の遠くなるようなと言えば、さらにお若い版画家でいらっしゃいますが、冨谷悦子(ふかやえつこ)さんの細密なエッチング!!燃え立つような赤い壁面に作品はあるのですが、角に展示室が続くと思いきや突然自分の姿に驚く…縦長の大きな鏡だったんですね。ま、そうした展示場のサプライズにも幻惑されつつ、超細かいニードルワークに見入ってしまいました。左下のプリントナンバー1/30が妙に気になり…。ということは手に入れるチャンスがあるのかも(幻想です!!)これまたコレクションしたい作家の一人です。

大いに笑ったのが、田中偉一郎さん。彼の作品はどれも意表をつくモノが多いのですが、一人で見に行っているのに声に出して笑ってしまう作品なんですね。たとえばですが表札というのは縦長なモノですよね。ところが田中にかかるとビヨ~ンと横に長くなってしまうんです。あり得ない数の家族の名前。子宝に恵まれるとこうしたモノにせざるを得ないんでしょうか。題して「子づくり表札」。魚拓に至っては、スーパーマーケットのお刺身が拓本されてしまいます。そしてなんと言っても一番可笑しかったのは「ハトの命名」です。神社か公園で撮影した何気ないハトの群れなんですが、一羽一羽映像を止めて名前のテロップがつくのです。その名前がありそうでいちいち面白いんです。これには隣で観ていたカップルと一緒に大声で笑ってしまいました。

…というように、観て楽しいだけでなく、今回は「計算の庭」という、一枚の数字カードを持って「×3」とか「÷2」とか「+8」といった白いゲートをくぐり、「73」という計算結果にならないとゲートを出られないという観客体験型の展示がありました。佐藤雅彦さんと桐山孝司さんの作品です。数字カードはたくさんあって、6種類の計算ゲートを選んでくぐり、答えにたどり着くという参加者にとっては非常に知的なゲームですが、その理論は奥深そうです。

こうした展覧会は森美術館ならではという気もしますし、これだけのアーティストをそろえられるあたりがやっぱ東京だなぁと思いました。

毎回毎回刺激的な東京出張!!です。

さて、続いて森アーツセンターギャラリーでやっている「Coats!」展も観てきました。MaxMaraの裏側を見せてくれる展覧会。MaxMara歴代のコートやそのデザイン画や生地見本などが展示されています。パーツごとの製造工程のビデオなども面白かったのですが、しつけや待ち針なしで直に縫製してしまうところが大胆。驚きました。

そして、そして。2つの展覧会の後はゆっくりと夜景を見物。ホワイトルームならぬビニール系のホワイトクッションチェアが、座り変えるたびに中の光が7色(多分…)に変わっていくという、ぼ~っとするにはぴったりのリラクゼーション体験をしました。側面にロゴが書いてあったんですが、残念ながら覚えていません。が、昨日の色彩心理を生かした癒しグッズに間違いありません。監修が誰なのか、気になるところです。

素晴らしい夜景を見て、このまま東京基地に帰るのももったいない、と言うわけで、映画を一本観ることにしました。

その時間たまたまやっていたのが「マイティ・ハート-愛と絆-」。スリリングで臨場感があり、サイコサスペンスかと思わせるところもありましたが、実映像(パウエル国務長官・ムシャラフ首相など)が登場し、実話に基づいた作品であることに気づかされました。そして衝撃のラスト!とっても重い内容でしたが、アンジェリーナ・ジョリーの迫真の演技に胸が潰れそうな悲しみを覚えた感動作。私の心にいつまでもガツンと残る一本でしょう。

こうして、帰宅は10時半を回りました。息子は高校の時の友人と食事をし終電目指して帰ってくるそうな。

東京最後の明日は、息子の大学の学園祭にちょっぴり顔を出してみようと思います。サークルの特別演奏会でうまくすると20分程度出演できるそうで。どうなることでしょうか。
あぁ、それでこちらに遊びに来ているのか、お友達が。っとようやく気づいた私です。


アートの先端・東京、面白いですね。ホント。
by my-colorm | 2007-11-24 23:50 | アート
   光=色は私たちに様々な影響を与えている。

そこに目を向けて、色の可能性をどんどん押し広げる仕事をしている人がいます。この人こそ「プロフェッショナル」という印象を強く受けた木村千尋先生。妻であり、母でありつつ、色彩を本当の意味で仕事にする「フロンティア」として25年活躍して来られました。誰かに似ているなぁと思わせる長~い黒髪。そう、どことなく萬田久子さんに似ている笑顔の素敵な方でした。その一言一言を発する表情、しぐさ、声色に、仕事人としてのカリスマ性をビンビン感じてしまいました。圧倒的な説得力、人を惹きつけてやまないご本人のコミュニケーション手法の魅力に、3時間の講義中、終始うなずくばかり。「わぁっ、この人スゴイ人やなぁ」という人に出会うことができたのは夏の美術科研修で訪れた大原美術館の学芸課長さん以来です。仕事の出来る人は人前で本当に楽しそうに話されます。

今日は「AFT色彩セミナー」(東京会場)で色の勉強をしてきました。このセミナーには色を勉強したり、資格を取得してこれからそれをどう生かそうかと模索していたり、さらに具体的に仕事を展開している人がその領域を広げようとされていたりという「色」に関わっている人たちが参加していたはずです。後に続く人材を開拓する、そんな使命感で講義をされている印象が伝わってきました。

さて、その中で、いくつかの印象的な場面があったのですが、
その一つに、表情筋を使った、いわゆる「目力(めぢから)」でペアを組んだ相手にメッセージを送るというワークがありました。

ペアを組んだお相手は、これまたなんとMiyabiさん!でした。
受付を済ませて、フリーシートを探しましたが、ちょうど空いている前の席に陣取りました。お隣さんは荷物だけでいらっしゃいませんでしたが、程なく戻って来られ、ふっと会釈したそのお顔に見覚えあり。奇遇でした。そういえば、講師養成講座初日にも横並びにきよりんさん、ジュエルさんということがありましたね。きっと何か深~い縁があるんでしょうね。

と、また不思議なことに、その「目力ワーク」では「私はあなたのことが好き!」というメッセージを送るというお題だったのですが、二人とも「この会議つまらないなぁ」というメッセージに見えてしまったのです。なんと「今日は帰りどこ行こうかな、楽しみ」というメッセージにも見えてしまい…、これはどうしたことかといぶかしがる二人でした。

自信あったんだけどなぁ。何だかとっても不思議でした。表情筋が大切と言うことですが、この言葉を介さないコミュニケーションで、相手に好感を伝えることができるのも大事なスキルなのでしょう。それにしても、何でかなぁ。Miyabiさんラブ!なのになぁ…。

さて、色が人々に与える心理作用、生理作用というのは数々ありますが、新しい分野で特定の色の光を照射し、塩パネルを使ったホワイトルームを光色で満たして、そこに入った人に、様々な心地よい音や触感、また心地よい香りや温度を与え、身体や心を癒していくという五感を刺激する「心理療法」が予防医学の試みとして紹介されていました。光色の色相は特定の波長の振動ですが、それぞれの色相に「○○に効く」というような効能があると言います。色刺激が他の要素と絡んで生理的に作用することが実践段階に入ったと言うことでしょう。

木村氏は「福祉住環境コーディネーター」資格取得も、色の専門家として取り入れたい分野であると強調していました。色はビジネスとしても可能性のある分野です。学んだ「色」を生かして行くには、一歩行動に移すことで人脈をつくり、体験を通して人に伝える事例を増やし、人からは勿論あらゆる手段で情報を集め、自分自身の環境を大胆に変えていくことが必要だと加えました。またそれを実現していくためには色彩心理だけでなく、心理学の他の領域にも多くの学びがあるともおっしゃっていました。

カラー鉛筆から好きな色を選んで、自分の抱える問題をとらえ、それにどういう一歩で踏み込んでいくのか整理していくという宿題をもらいました。近日中に、表紙裏表紙も書き込んで名前を書き、自分自身をナビゲートして行動を起こす自分に変わっていきたいと思います。

スゴイ!の一言で陳腐に締めてしまって何ですが、彼女の仕事歴である25年と言えば、私の教員歴でもあります。その間に木村氏が手がけてきた「色彩心理学」。自らの震災体験から、光や色がトラウマも生むけれども、人を勇気づけたり癒したりすることができると話し、あの神戸ルミナリエを手がけた経緯についても語られました。素晴らしいキャリアに感嘆!あっぱれです。


  「色」を生かせる未来が始まっている。そしてあなたの未来は変えられる。

今も学んでいらっしゃるだろう色彩受験生の皆さんを勇気づけるのも私の仕事。こんな言葉に俄然意欲が湧いてくるというものです。

東京に来てよかった。価値あるセミナーでした。
同僚や子どもたちと話をしていて、突然言葉につまったり、「ほらほら、アレ、誰だっけ、ほらっ、え~っと…」てな具合で芸能人の名前が出てこなかったり…という経験が増えて久しい私です。

最近本屋さんの書棚で見つけ、築山節(つきやまたかし)さんの「フリーズする脳 思考が止まる、言葉に詰まる」(2005年NHK出版)を読みました。脳神経外科専門医としての数多くの診断治療の中から、あるいは、自身の多岐にわたる読書や異業種交流などによって得た、高次脳機能の低下を防ぐ様々な生活改善の仕方を、具体的な症例を交えてわかりやすく説いています。

忙しい毎日、学校という職場は案外変化に富み、いつでも脳がその変化への対応を迫られているようです。私などは、担任をしておりませんので、対応し解決していかなければならない問題は、数にしても量にしても担任さんの比ではありません。が、若い担任団へのサポートという点では毎日あれこれと考えさせられることが多く、週末はへとへとになっております。そうした中で、「色彩」をライフワークにできていることは、私の脳にとっても大変有意義であるというのが、本を読んでいてわかりました。

時には、あまりにも忙しくて本業を投げ出してしまおうかという考えがもたげてくるのですが、どうやら築山氏によると、したい勉強があったとして、それまで両立を図りながら回転させてきた脳にとって、勉強に専念するために仕事を辞め、逃げ道を与えることは、もっとも「ボケ」る危険をはらんでいるやり方らしいのです。忙しいからこそ勉強しようという意欲が湧いている、勉強1本になったら初めのうちは取り組めたとしてもそのうち効率が落ち、次第に勉強しようと言う意欲もなくなり、ひいては、恐ろしいことに何もできなくなってしまう可能性もあるのだと…。

あまりにもそのしくみがリアルに迫ってきましたし、現状の速い基本回転数が私の生き方や脳の働きをつくっているのだということも容易に納得できました。それにしても、図らずも、仕事漬けから一転、学ぶべきことを見つけ出せ、異業種の方々と交流を持つことができているのは、少なからず良い影響を与えて頂いているというわけです。皆さんに感謝、感謝!です。

これからも日々の忙しさにめげず、(でもほどほどに)二足のわらじを履いてやっていこうという思いを強くした一冊の本との出会いでした。

ところで、メールやネットサーフィンなどのネット依存は脳にとってはあまりよろしくないそうです。インターネットもうまく活用することが脳の機能低下を防ぐポイントだそうで、その一つとして積極的にブログを書くことだけはどうやら脳にとってはよいことのようですよ。

というわけで、本日2つ目の記事でした!(長続きはしない予定…^^;)
直前に書いたように、今年はカラコ「環境色彩」の試験は見送りました。

今朝、ふと思い出してある建築物の読み仮名が無性に知りたくなりました。

昨年の試験後の感想は率直なところですが、当時自分でも情けないくらいブーたれていたのです。こんな漢字読めへん!と…。

その名称が読めなかった建築物が、これです。

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埼玉県入間市にある「盈進学園東野高校」。


アメリカの建築家クリストファー・アレグザンダーは住民参加の建築設計手法として「パタン・ランゲージ」という理論を取り入れたとテキストで紹介されています。計画する側と使用する側を(共通の)空間的な言語(=パターン)で結びつけ環境を構築することを試みたとあります。その理論を実践した日本における実作品が件の建築物だというわけです。

実は、昨年の今頃、私はテキストの不親切さに少しばかり気が立っていました。カラコが難しいと感じる要素の一つに、テキストにふりがながほとんどないということが挙げられるのではないかと思うのですね。

今年からAFTの認定講師になりましたので、先日の試験問題が送られてきたのですが、1級の試験問題で、「環境」の問い中、「騒色」にふりがなが打たれているのを見つけました。これは「そうしょく」と読むのですが、基本用語のひとつです。また2級・3級においても、級が下がる毎にふりがなの数は増えていきます。若年の受験者層に配慮してのことと思います。

テキストへのふりがなはもちろん全部とは言いませんが、それでも適材適所につけて頂きたいと考えます。時には実害が生じますから…。

かつて、色彩検定1級の試験勉強中、XYZ表色系に「純紫軌跡」というのがあるんですが、これにふりがながありませんでした。そこで、「じゅんしきせき」と覚えたんですね。ところが、テキスト改訂でこれにふりがながついていました。「じゅんむらさききせき」。これが正しい読みだったのです。知らずにいたら、間違って人に伝えているかもしれません。かつて受講した講師養成講座でも受講生の模擬講義の中で、少なからず、こうした用語の読みが怪しい方がいらっしゃいました。

カラコテキストでは(2・3級は改訂されたので改善されているかもしれませんが)、さすがに、慣用色の色名などに関しては今ではあまり見かけない漢字や読みが多いため、色目(いろめ)といった言葉にもふりがなをつけていますが、それ以外の項目ではほとんど見かけません。

さて、では冒頭に登場したC.アレグザンダー設計の建築物はどう読むでしょうか。

「さいたまけんいるまし」にある「えいしんがくえんひがしのこうこう」と読みます。

落ち着いて考えれば、私には2、3分で調べる方法があったのです。

その手法はというと、

私がPCで使っているATOKには「手書き文字入力」があります。
それで読めない漢字を一画ごとドラッグして入力すると漢字候補が出てきます。候補にカーソルを置くと今度はBOXに音読み・訓読みの読みの候補も出てきます。こうして漢字を確定し、残りを入力し、「盈進学園東野高校」と表示させます。そしてそれをコピペしてネット検索にかけます。検索結果をいくつか見ていくと、難しい漢字ですと読みも丁寧に記述されていることが多いのでこれで読みを確認することができます。

…といった手順で案外すんなりと解決してしまったのです。昨年スルーしたのはきっと私に余裕がなかったからなんでしょうね。この程度の解決策というか発想がその頃には出てこなかったことが学習者としては少々問題だったかもしれません。

ま、でも、テキストには学習者負担に配慮する余裕が、作成者側にこそ欲しいものです。

皆さんもこうした点でお困りはありませんでしたか。
カラコ一級「環境色彩」。
昨年たった58名の合格者。私は完全に勉強不足で全く歯が立たず「不合格」でした。

一昨年のカラコ1級「商品色彩」の時は、ダブルで受けた下級の2級の試験対策に手を取られ、さらに試験1週間前に本ブログを始めたので、本業とも絡んで超多忙でしたが、ギリギリ「合格」をいただけました。直前の対策セミナー(6時間缶詰状態、主催者は商工会議所)に参加させて頂いたので、その甲斐あってのこととは思いますが…。

昨年の「環境色彩」は、やはり忙しい中で、直前セミナーが立ち消えるなどのファクターも相まって、各章取り組み不足のまま臨み、予想通りでしたが、あえなく前述の結果だったのでした。

今年はうっかり申込期日に遅れてしまい、受験はしないことが確定しているのですが、自分で管理している某SNSサイトのカラー検定コミュで、演習問題が出ている(某有名掲示板から出てきた出版社のものですが…)ということを知り、早速購入したので、勉強をし直し始めたのです。

問題集をやってみると、やはり、…ホントに楽しい。

昨年、軽くジョブを喰らった「スーパーグラフィック」あたりの項も、今や100%正答を出すことができるようになりました。テキスト熟読に取り組み、演習問題集で固め、過去問を解いてみるという流れで、着実に合格レベルへと繋ぐ道筋が見えてくる気がします。

こうやって取り組んでいけば、合格できるんだろうなと今の時点で思えてきたりして。

私はいわゆる「資格マニア」などではありません。というか、そうではないと自分では信じています。

ただ、そういいながらも「色」が好きなので、難しいと言われるほど闘志が湧いてしまうのも事実でして、「環境色彩」も取得したとしてこの歳でどうやって実務に生かしていけるのかはさておき、取り組んでみたくなるんです。

しかも、こうして勉強しているからか、すこぶる仕事も調子が上がってきて、多忙でも多少のトラブルがあっても深刻な状態に陥らず、精神衛生上プラスに働くのか、前向きな気分が回復できるんですよね。不思議といえば不思議なことなんですが。

はてさて、とりあえず今年は無理ですが、来年は何とか受験しようかなっと思えてきます。

ま、ぼちぼちやっていきますね。

今年受験の皆さんにはなんだか申し訳ないような気分ですが…。
by my-colorM | 2007-11-16 00:00 | 日記
色彩セミナーに参加するため、東京に出向きます。
カラーデザイナー講座で講師をされている先生のセミナーだそうで、
どんなお話が聴けるのか、今から楽しみにしております。

もう一つの楽しみはMiyabiさんにお会いできること。1年以上お会いしていませんので、またゆっくりお話がしたいです。お時間はあるかしらん。

また、東京会場は帝国ホテルタワー。どんなところか、初めて行きますので楽しみです。
12期の東京の方やその他の期の方もいらっしゃるのかしら。

私Mayusanがもしもおわかりになりましたらどうぞ気軽にお声をかけていただきたいと思います。

ムフフっ。
by my-colorM | 2007-11-12 22:52 | 日記
明日は色彩検定の受験日ですね。

早めに寝て、スッキリ頭で出かけて頂きたいものです。

…と言いながら、こんな時間にエントリー。ごめんなさいね。


明日になって試験直前に効果的なことは何でしょう…?

そうですねぇ。

問題集にもしっかり取り組んだ方なら、その総ざらえがいいかもしれませんね。

ダメ出しよりも、できる自分の確認がよろしいかと。

あとは、テキストの細かい文章よりも、パラパラと図版を確認しながら、
その意味などの押さえをされるのもいいでしょう。

何しろ各級、テキストはページ数も多いですし、一から読み返すのは
むしろ焦りにつながるかもしれませんからお薦めしません。

とにかく本番を落ち着いて迎えられますように。


忘れ物はありませんか。

「受験票、身分証明になるもの、鉛筆、消しゴム、交通費。」
これだけで確実に用は足りますが…。

受験会場への道すがら、寸暇を惜しんで勉強される方は「テキスト・問題集・ノート等」も…。
大丈夫ですよね。


では、とりあえず、寝る前に
「私は絶対合格して見せます。」
と一言念じて床について下さいね。


それでは、それぞれ、これまでの勉強を信じて、落ち着いて試験に臨んで下さいませ。

心より応援しております。
by my-colorM | 2007-11-10 21:46 | 色の話
11月11日。「色彩検定」の試験日です。

実際に受験した3年前、どうしていたかなぁ。何となく振り返ってみたくなりました。

3年前の今頃は…

二週間前までは、並行して取り組んでいた二次対策の切り貼りはしばらく置いておいて、ひたすら問題集を解いていたように思います。当時、1級の問題集は公式の過去問以外には2種類ほどしか手に入れられず、それでも分厚い方の問題集を、解答欄(別刷りで用意されていました)をコピーして、1シートに付き3,4回は繰り返しましたね。それこそ100%解答が得られるまで徹底的に絞り込んでいきました。一週間を切ったあたりでは、ダメ出しを中心にやっていました。問題集でよくつまずくポイントは「色温度」や「演色性」のあたりでしたが、自分なりに文章で表現してみては、本当に理解しているかをチェックして行きました。こうした不得意箇所の絞り込みは私なりに効果があったと思います。

さらにさかのぼって振り返ると…

そもそも、1級試験まで準備期間は半年ありました。6月の試験で2,3級を同時合格した後、8月中旬まではぼちぼち独学で、今思えば書店で手に入るものをあれこれと購入し、切り貼り用の問題集と勘違いして、「パーソナルカラーブック」まで持っていたほど。つまり手当たり次第といいますか、闇雲といいますか、とりあえず購入していったわけですね。他に勉強法が思い当たらなかったのです。何せ公式の対策テキストは細かい文字の文章が多くて、さっぱり頭に入ってきませんし、二次では実技もある…。

まとめて勉強できる夏休みに入り、二次対策として、199bを買って(199aは小さくてもったいないと感じました)、まずは3級テキストの切り貼り(6月の試験までに終わらせていませんでした)からスタートし、日本色研の「配色入門」にも手をつけはじめました。けれど、何をやっても、それで試験対策ができているのか全く確証がありませんでした。それに、いつでもテキストは私を眠りに誘いますし…。

何かよい方法はないものかと、ネットで資料を探すべく、あれこれと検索をしていますと2004年に出版された「デジタル色彩マニュアル」(先日ようやく実際に購入したアレです)に至りました。出物が見つかったかと食指が動いたそのブログ記事が、大阪で講座を開いている師匠との出会いだったわけです。今や自身が2冊の本を出し、数本のweb系の専門誌にカラーのコーナーを持ち、執筆している師匠S氏。ブログから氏の業務用のHPにはすぐに入れました。

その業務用HPには当時、「ホームページの色、斬って捨てます!」などという過激なタイトルのコーナーもあり、なんだか危険な匂いが漂っていたのですが、そのHPの色そのものが明解かつ目に優しく、「色の用語」や「配色のポイント」なども、わかりやすく図入りのていねいな解説で、惜しみなく公開している点がとても誠実に思えたものでした。

生まれて初めて、見知らぬ人にメールを送る…、ネット経験がほとんどなかった私でしたし、しかも個人レッスンの申し込みです。息子にも相談しながら、そこまでして検定合格を目指す理由づけをあれこれと探したものです。

「色はセンスではない」。美術を教えてきた者にとってはかなり挑戦的でインパクトがあるフレーズ。それが氏の主張でした。確かにそれまで2・3級検定を受検してきた私ですから理論的背景が必要だ、くらいの認識はありましたが、こうもキッパリ言い切れるほどの知識・理論が私にはありませんでした。明解な主張が小気味よく、そう言ってのけるHPが気になって何度も何度も読み返しました。

そして思い切って、手に汗をかきながらキーボードをたたき、ドキドキ震えながら送信ボタンをクリックしたのです。(今では、到底考えられないほどの動揺を当時は覚えていたのですね、人間は短期間に本当に変わるものです)

氏からは程なく返信があったようなのですが、それに気づくのが遅く(何をやってんだろうね)、少し時間が経ってから、正式に講座を受講することを決め、とりあえずその日までに購入していたありとあらゆる本類を鞄に詰め込んで、詳細の面談に臨みました。持っていても邪魔にはなりませんが、とりあえず必要なのはテキストだけですと言われてしまったのですが…。

四十代の勉強こそ、是非とも試みるものだというのが、講座受講の一番の感想です。それまでまじめに仕事をこなし、仕事人間とまで自負してきましたが、新しい事柄を覚えていくことからは離れて久しい。ともすれば、抜けていく知識に危機感を感じる、そんな四十代です。新しいことが覚えきれるのかという心配が受講前はどんどんもたげていましたが、むしろ勉強は進んでするべきだし、できることなら人に教えて貰うことを多くの皆さんにお薦めします。

受験まで、毎土日が私の受講日となりました。片道約2時間かけて電車で通います。受講時間は一回3時間。日時の変更はメールでやりとりをします。(このメールのやりとりもメールの読みやすさや文章の組み立てを教えて頂く貴重な体験でした)

時間を間違えて先生を待たせてしまったり、生徒としては恥ずかしい場面もありました。その負い目は次にはプラスにして返す強い動機にもなりました。自分でいうのも何ですが、真面目な受講生だったと思っています。その歳になって、教えを請うことは、本当に貴重な体験で、教師としての自分を振り返る点でも、多くの学びがありました。

その当時から「脳」を鍛える、「脳トレ」ブームが始まっていましたが、久しく感じたことのない「脳のゾワゾワ感」が3時間の講義中には起こっていました。復習に費やす行きの電車、本講義3時間、帰りの電車では振り返りたいと感じても、飽和状態でくたびれ果てて気力が起こらないほどに頭を使っていました。この頃です。自分がまだまだ捨てたものではなく、「100才まで生きてやろう」と思えたのは。そして、息子にも「母さん、なんか活き活きしてるなぁ。」と言われました。

受講して、章が終わるごとに、手持ちの問題集でその知識を固める。講座と問題集を併用して密に学習を積んでいくという方法が定着して、少しずつ手応えを感じるようになりました。とはいえ、2・3級をやり飛ばして合格したため、基礎・基本の部分で意外な盲点が見つかったりで、試験間際まで師匠を驚かす、おっちょこちょいの生徒でして…。問題演習をしている最中、とんでもない展開に閉口する師匠の反応に、隠れ場所を探しつつ赤面する場面もしばしば。最後までハラハラさせた生徒であっただろうと思います。

そして、試験。今年の本番もいよいよあと1週間ですね…

そのときのことは、「憤慨」が、まず印象として残っています。

受付で本人確認をするのですが、私は運転免許証など、写真付きの身分証明書がないので、健康保険証で本人確認をするつもりでした。受験票には写真を貼る部分はないし、またそのことに触れた注意書きがどこにも記載されていないのに、「写真がないと本人確認ができません。」と強い口調で受付で言われたのです。このことを境にパスポートを身分証明用に持ち歩くことになったのですが、そのときは、どう対処したのか、とにかく受験前から妙に苛ついたのが記憶に残っています。

そのことがあって、かえって、あがることなく試験そのものは落ち着いて取り組めたものと思います。1次は試験問題を持ち帰ることができますから、とにかくマークシートの記号を間違えないようにしっかり確認して塗りつぶすことに専念したかなぁ。

帰ってから自己採点をしてみました。どこかのスクールの模範解答と答が違っていた部分がありましたが、自分の方が正解だと思えるくらいの自信がありました。2・3級の時の、当てものに当たった、外れたみたいないい加減な自己採点に比べ、学びの質が明らかに違っていたことは何よりも喜ばしいことでした。

これを読んで下さる皆さんにも、資格試験に向けて勉強するときのモチベーションを高めるヒントを感じて頂けたら幸いです。

学びには「目的」とそれを支える「諸条件」があります。諸条件には時間・人・教材・費用などがあると思いますが、その条件によっていくつかの選択肢が生じます。私の学びには、独学では手に入れることができなかった「人」からの支えが強く働いたものと思います。それが今の私自身をも支えてくれていて、私も自分にできる範囲で「人」に関わっていこうと、お節介ながらもカラーのコミュなどをさせて貰っています。単なる資格取得にとどまらず、それを支える「学び」が仕事人間だった私に新たな「楽しみ」を与えてくれているのです。

受験を控えた皆さん、どうか、残る日々、10個でも20個でも知識を固めていって下さいね。当日は後悔しないようにうっかりミスにだけは気をつけて、自信をもって受験してきて下さい。心より応援しています。

試験勉強中、長々と書いてごめんなさい。

健闘をお祈りいたします。
by my-colorM | 2007-11-04 13:25 | 色の話
一昨日、いきなり宣伝メールに毛が生えたようなメールが送りつけられる。
そしてその30分後に「どうしても欲しい。今すぐ返答しないと手に入らないから…。」というせっぱ詰まったような電話口の息子の声。

●0万円もの高額な買い物!(適当に想像して下さい)
イタリアに直接買い付けに訪れたサークルオケのトレーナーからの出物情報に、完全に心を奪われている。日本で業者を通して買えば100万は下らないという代物だという…。

「ヴァイオリン」である。

現在某楽器店から月に1万円でリースしている。高校でコンマスを努めた時に一時期借りていた楽器だ。(中学校の時に買い与えた2台はすでに全く見向きもされていない。)

演奏者は楽器によってやりたいことが制限されてしまう、それが息子の主張だ。また、今後数年借り続けて同じ代金を支払っても、手元に残らないのでは空しい。それならば今回、同じ額面で購入すればコストパフォーマンス性がかなり高いだろうということを根拠にしている。さらに、篤い信頼を置いているトレーナーからの情報だからと微塵の疑いも抱いていないようなのである。

寝付いた時分、日付がかわって再びかかってきたお願い口調の電話にも辟易だったし、現物を手にとって確認しないで購入を決めるというイレギュラーな買い物に不審もあったわけだが、息子の決心は揺るぎそうになく、渋々ながらOKを出さざるを得なかった。相手に押し切られた形だ。

これで完全に、資金計画が狂ったではないか。実家の父への温泉旅行のお祝いは心ならずも遠ざかってしまったのだ。なんとも口惜しい突然の出費である。

ところが、昨日の晩、「できるだけ早く送金を」との唐突なメールが来たので、こちらもメールでガツンとたしなめた。

実のところ、催促メールが来る前に資金は調達していた。先様に迷惑がかかってはならないというせめてもの心遣いだった。しかし、そのメールの文面が大いに気に入らなかったのだ。

仮にも人に大金を工面して貰う場面だ。言葉は細心の注意を払って使わねばなるまい。様々な事情を抱えながら人は暮らしている。右から左に簡単にお金が動くことは、よほどのお金持ちでもない限り期待できることではない!と、知るべきである。

しかしながら、結局、明日にも思いがけない大金を送る羽目になってしまった。

つい先日、誕生日のジョークだと思っていた矢先のことだったのに、とんでもない「オレ、オレっ」事件に、まんまと引っかかってしまった私だ。


ったく…。情けない様である。
by my-colorM | 2007-11-01 21:57 | 日記