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今年は、色彩の勉強のために多くの時間と費用とをさき、
家族の協力、そしてさまざまな出会いと励ましを得ることができました。

全てが私にとっては貴重でした。

1級2次試験の結果を胃の上の方が熱くなるような思いで待った1月。
2月にはAFTから上級講座の案内が来て、
色彩講師に対する憧れを論文にしました。
3月は色彩掲示板へ初めての書き込み。
宿題に驚き、あわてて書籍を集めました。
4月から9月まで色彩講師養成講座に、
仕事との両立に苦しみながらも
目標を同じくする仲間を得て、しかも掲示板に支えられながら、
楽しく取り組むことができました。
10月末ぐらいから東商のカラコへの取り組みを不十分ながら開始。
11月には1級の対策講座にも参加。
そして末にはブログもはじめました。
12月はカラコ1・2級の試験もありましたが、
色彩掲示板での質問がひっきりなしになり、
スルーすることができず、その返信に躍起になりました。

仕事を除いても、本当に充実した日々を過ごさせて頂きました。

世の中はますます安全が損なわれ、
社会の不安がじわじわと広がりつつありますが、
私個人としては大過なく平穏で、
充実した一年を送ることができました。

いろいろなところで支援や励ましがあったからこそと思います。

皆さん、一年間ありがとうございました。

来年はこれまで以上に勉強を積み、
少しでも多くの皆さんの役に立てますよう精進してまいります。


新しい年がどなたにとっても明るく輝かしい年になりますよう
心からお祈り申し上げます。

来年もどうぞよろしくお願いします。



それでは皆さん、どうぞよいお年を!!
by my-colorM | 2005-12-31 19:22 | 日記
息子が暮れも押し迫る一昨日から
模様替えをするとやらで自分の部屋にあるものをひっくり返し
大掃除を始めました。

息子の書庫の約3分の1は私の捨てられない蔵書が占めています。
やれ捨てろとか取っておくのかとかやんやの大騒ぎ…。

そこには大学時代の教科書や参考図書も入っています。

いわゆる開かずの扉になっているスライド式本棚の内側で
もう数年来、日の目を見ずにいる書籍の数々…。

年賀状もそこそこに、呼び出しを食らっては
始末をどうつけるかを突きつけられ…。


ふと「色彩」に関連した書物が目にとまりました。


・1978年第6刷「色の科学-その精神物理学」
 金子隆芳著みすず科学ライブラリー

・昭和54年第一版第二刷「色彩学-その理論と応用」
 山崎勝弘著創元社


まったく私の中で記憶にないこの2冊こそ、
私の色彩学への思い入れの原点だったようです。

かのCIE表色系もムーン&スペンサーも…
ここ1,2年で必死で勉強してきたことがらの
多くがすでにこれらの書物の中で語られているのです。

初版はもうかれこれ30年以上も経っている代物ですが…。

山崎先生は(これまたあまり記憶にないのですが)
大学の「色彩学」の講師でいらして
教科書として購入したのでしょう、先生の印が押されています。
しかも自分では覚えていないのですが、図に書き込みがしてあったり…。

金子氏の著作は文庫本の「色彩の科学」には今でもお世話になっています。
今回出てきた「色の科学」はドルトニズムならぬ
氏の第2色盲に関わる少年期からのエピソードが語られるなど
本当に貴重な著作でした。

いわゆる色盲でありながら色の研究者であるという事実と、
職業と色覚とに存在する無理解と差別の問題、
色覚検査(色神検査と呼ばれていた)に関する氏の複雑な思いなどは
一読に値する内容です。


今や2冊とも絶版になっており、古書でしか手に入らないものですが、
なんとまあ、自分自身あきれるほど貴重な書籍ではあります。

ほかにも配色ノートのたぐいや絵画における色彩を論じた書籍など
学生時代にほんのちょっぴり色彩学をかじったであろう痕跡が
封印を解かれた書庫から出てきました。なんとも不思議な巡り合わせ…。


それにしてもせめて年末には家中をひっくり返して見るべきなのでしょうね。

空きスペースができたとご満悦な息子…に感謝!です。

貴重な数冊の書籍類…、眠らせておくことなく手の届くところに置いて
改めて勉強し直します。



あ~時間がもっともっとほしい!!
by my-colorM | 2005-12-31 00:54 | 日記
4月開講の第12回AFT色彩講師養成講座が始まる前のことです。
私は申し込む前に「掲示板」を知りました。
受講してみようと思わせた貴重な情報がありました。
当時は読ませて頂くだけでしたが、
参加の決定がAFTから届いてから
生まれて初めてインターネットの「掲示板」というものに書き込みをしました。

そこで受講前からジュエルさんときよりんさん、あうらさんと
ネット上でお知り合いになったのです。

そして4月の2回目の講義で、
たまたま私ときよりんさん、そして通路を挟んでジュエルさんの3人が
席を並べて、互いに名乗り合い、リアルにお知り合いになることができました。

6月の戦慄のS先生の講義の模擬発表で、
私がくじ引きでいただいたお題は

「スペクトル」…。
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    ちなみにAFTでは紫はスペクトルには存在しません。青紫が正しい。


講義自体はその場で1分間の組み立て準備をして
5分間初学者に教えるという設定で模擬授業をするのですが
撃沈であったことは言うまでもありません。

S先生からいただいた言葉は
「もういいです!」「…プアな中身…」「●△×□★」…?

そしてこの日たまたま大阪で参加できずに
次の週に東京で発表することになったきよりんさんが
引いたお題がまたまた

「スペクトル」!!…

ジュエルさんときよりんさんとはAFTの配布された次回の講座向け資料が
1部多かったおかげでメールでやりとりするようになっていたのですが、
きよりんさんから東京での「同じネタ撃沈報告」が届いたのです。

その矢先に私の撃沈「スペクトル」をどこかで覚えていらしたのでしょう。
ジュエルさんがお子様と見たウルトラマンで登場した
スペクトルネタをメールで送ってくださり、
私達3人はきよりんさん命名、運命の「スペクトリオ」となったわけです。

(ベタなのはネタだししかたありませんっ。)

その存在はこれまでメール交換の中でしかなく、
講座の課題対策を交流すべくボチボチ進行していたのですが、
掲示板仲間のあうらさんの知るところになり、入会メール。
即刻「トリオ」を解消?現在4名が加盟する‘色彩研究会’となりました。

AFT認定講師は現在2名。
残る2名も2月の再選考にリベンジをと燃えているところです。

最近の活動はかなり微妙ですが、
私、Mayusanが講師ヅラをして
掲示板のバーチャル私設応援講師として実績?を
築きつつあります。(ぬぁんちゃって…)



というわけで新しくカテゴリをつくっちゃったので、
次回から「スペクトリオ」で交流した色彩の基本項目について
特集(勝手に特集を組むヤツ…)していきたいと思います。

またこの「スペクトリオ」に興味関心や仲間内のご意見等がございましたら、
随時、コメントまたはメールにてご連絡ください。



私?全くヒマじゃありませんよ。どっちかというと仕事からの逃避傾向…?
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定点観測。今朝は空気も澄んで美しく晴れました。

年末も押し迫ってきましたが、
まだまだやり残した仕事がいっぱい。

年賀状?今年も晦日、大晦日に投函ということになりそうです。


そういえば今日でブログをはじめてちょうど1ヶ月。
三日坊主で放置…なんてことなく続きました。
私にしてみれば頑張っている方です。


営業活動(=他の方のブログを訪問して宣伝させて頂く行為)が功を奏して(?)
このところ訪れて頂いた方が若干名増えました。ありがとうございます。
でも記事をきちっとUPしていかなければ捨て置かれてしまいますね。
仕事の合間の休息時間や深夜をねらって今後も精進してまいります。
よろしくお願いします。






それにしても師走も残り4日ですか?
ああ、忙しい、忙しい…。
by my-colorM | 2005-12-27 11:49 | 日記
カラーアクセシビリティー向上のためのソフトをPCに導入しませんか。


私の師匠が以前紹介してくれたフリーソフトです。次の2つは私も使っています。


ColorSelector このソフトは富士通が著作権を保有し、カラーアクセシビリティーの向上のために開発した色覚タイプによって見分けにくい色の組合せが分かるソフトです。

ColorAccess ベクターでダウンロードすることができるフリーソフトです。画面を範囲指定すると範囲内をカラーシミュレーションすることができるソフトです。ColorAccessはグレイスケールによる表示でカラーデザインの視認性を確かめることもできます。



「ColorAccess」は「色」のテストを作るときに実際に使用しました。テストは複数の配色例からその配色効果を選択するという出題でしたが、実際に色コマをカラー印刷して出題するものでしたから、特に見分けにくい配色になっていないかを確認するのに活用しました。出題に際しては参照する色コマについて色名を併記する対応をしました。完全に配慮できているとは考えていませんが、避けることができる混乱はできるだけ避けるという小さな一歩をはじめています。


他に、前回の「色覚バリアフリー」でも取り上げられていたと思いますが、
VisCheckというソフトもあります。こちらは私のPCにはまだ導入しておりませんが…。
by my-colorM | 2005-12-26 15:56 | 色の話
今回はユニバーサルデザインを取り上げて考えようと思います。

f0008085_101484.jpgユニバーサルデザインとはさまざまな使用者の立場にたって発想し、一つの製品をできるだけ誰にでも使えるデザインにする、誰もが安全で快適に使えるように考えられた、人にやさしいものづくりの考え方です。f0008085_1012095.jpg


     ユニバーサルデザインを企業活動の中心課題として取り組んでいる企業にコクヨ松下電工、前回の給湯器メーカーTOTOがあります。各社のHPを覗くと興味深いものがあります。



では、ここで本題の色の話に…。


ところで、色に関するユニバーサルデザインを考えるとき、私達が知っておかなければならないことの一つに「色覚」タイプの違いがあります。

日本人男性の20人に1人、白人の12人に1人は、赤または緑の視物質に変異がある赤緑色盲です。これはAB型の血液型の頻度よりも多いくらいで、日本には約300万人、世界には2億人もの色盲の人がいます。男女200人の聴衆がいる会場には、赤緑色盲の男性が5人くらいいることになります。

これは色彩学会関西支部主催でで2005年3/4に行われたセミナーで発表された講師の共同研究者である岡部正隆、伊藤 啓両氏が公開されている「色覚バリアフリー」というページの冒頭にある文章です。

私も中学校の教員をしていますから、統計学的に一クラスに一人の割合で「色覚」タイプの異なる、色の見え方が違うであろう生徒を教えているということになります。

同僚にもいわゆる色盲、色弱と呼ばれる色覚タイプの先生がおられます。

色彩を学び、カラーデザインに携わる、または教育に関わる立場として
「色覚」タイプによる色の見分けにくさという課題を避けて通ることはできません。

以前行われていた色覚検査は現在中学校では行われなくなっています。
したがって、学校での個別の配慮はほとんどされていない状況です。
私のような色彩を教える者にとっては、教えている現場で「?」「!」ということが起こります。

本人の信号や安全標識の認識などのためにもやっておいた方がよいという意見もあります。
検査が実施されなくなったことが認識不足を生み、逆に作用しなければよいのですが…。


前出の「色覚バリアフリー」では次のようなパンフレットを入手することができます。

ユニバーサルデザインにおける色覚バリアフリーへの提言http://www.nig.ac.jp/color/handout1.pdf

色覚問題に関する指導の手引き
http://www.nig.ac.jp/color/monbushou_tebiki_1.html

これらの文書については私自身まだ完全には読みこなせていませんが、自分の色覚(見え方)を「絶対」と考えて「色名」だけを使って人前で話しても伝わっていない可能性が高いという原則は捉えることができるものと思います。



次回は、webデザインやPCでカラーデザインを行う人向けのソフトをupします。
by my-colorM | 2005-12-25 10:41 | 色の話
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先日からこの寒い日々が続く中、給湯器の故障で
お湯が出ない状況にありましたが、
今朝ようやく新しいものに付け替わりました。

写真は浴室のコントローラーですが、
表示や音声案内などにユニバーサルデザインが取り入れられ、
好感をもちました。

具体的には、
以前の表示はモノクロで、バックが中明度の灰色、黒い文字。
その文字も小さい液晶パネルだったのですが
新しいものは黒をバックに可読性が高い明度差の大きい色使いと
イメージしやすく誘目性を高めたLEDによる表示で大変わかりやすいのです。

しかも今回の付け替えで自動お湯はり機能がつき、
お風呂の栓さえ忘れなければ、予約した時間に
適量、適温でわき上がるという便利さが付加されました。


ところで昨日旦那様の実家新潟では雪の中12時間ほど停電があったとか…。
お風呂も沸かせず水も冷たくて困ったと言っていました。


新しい給湯器がついて改めてお風呂について考えました。


電気・ガス・水道のどれをとっても供給が絶たれたら…
つまりいわゆるライフラインが絶たれたら、
どんなに便利な機能がついてもフレキシビリティがない。
これは深刻な事態だなあということです。


年がばれますが、
40年前実際に我が家で使っていたいわゆる‘五右衛門風呂’は、
水をはって窯に火をくべてたくお風呂です。
風呂たきは年長の子どもたちの役割でもありました。

旦那様のところでは、その水さえ家の前の小川(清流です)から汲んで
運んだそうで…。

昔の暮らしはいかにものんびりとたくましく…。


その後のお風呂の変遷は振りかえるとおもしろいのですが、
ここではきりがないのでやめときます。



さて、いつもなら30分やそこらであがってきてしまう息子も
今日は1時間以上のんびり入っていたようです。


昔のお風呂を知らない世代…。


いざというときにはどうやって生きていくことでしょう。
by my-colorM | 2005-12-25 00:03 | 日記
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ケーキ屋さんのサンタさんは愛想よくお辞儀してくれました。

携帯で写真をとったらビックリしたのか照れたのか
パッタリ動かなくなってしまいました。


わ、私のせい…?
お仕事中おじゃましました…。(汗)
by my-colorM | 2005-12-24 09:56 | 日記
息子の学校行事のメインはクリスマスタブロー。
タブローは、12世紀のはじめフランスで興ったもので、
キリストの降誕について美しい音楽と美しい衣装やセットを用いて
絵画的に表現したのがはじまりだそうです。

息子が受験する前から、かれこれ6年ですから、6回見てきました。
入学してからは毎年何らかのかかわりを持ちながら取り組む息子を出しに
毎回楽しんできました。
いわゆる街のクリスマスムードとは違う、厳粛で心が洗われるようなひととき…。


今年は色彩が目にとまりました。


マリアの家と衣装の青。
天使の白。威光の金。
高い位の王の座に赤。


しかも夜空の背景の照明色はスクールカラーではありませんか!

毎年見ていながら何気なくしかみていなかったこれらの色。

今年、勉強して得た色彩の知識でした。
象徴としての色がずっと使われていたのに6回目にして
意識されたということです。




知らないことがまだまだ世の中にはいっぱいある!!

長生きしようっと。
by my-colorM | 2005-12-23 21:23 | 日記
カラープランニングオフィス・フォルトゥナ

私が昨年お世話になった色彩塾です。良心的な講座料金設定。改訂テキストへの対応を考慮し、昨年度の1級講座は開講されなかったという徹底ぶり。その点からも信頼できる先生です。サイトには独学受検者に向けた記事もあります。一度訪れてご覧になっては…?web関連の色彩を専門とされています。