カテゴリ:映画DVD見聞録( 9 )

女性で休業日の水曜日ときたら、お出かけですよね、行き先は映画館。レディースデイ狙いで2本観るのが私の流儀なんです。

さて、今回の映画は、キムタク、メイサの「宇宙戦艦ヤマト」と「ハリーポッター死の秘宝前編」です。出かけるのが夕方になり、しかも家を出るのが遅くて最寄り駅からは息せき切ってVitへ。席について予告編をはしょることができました。セーフ。

アニメが国民的ヒット、そして主題歌が未だにカラオケの定番となっている作品。配役が決め手でしょうが、これがかなりいい。

やはりなんといっても国民的アイドルのキムタク。何をやってもはまりますね。グッドラック、ブレイン、法廷ものは何だっけ。やっぱかっこいいですよ。TV予告編で観た古代進役。期待した通りの好演でした。ちょっぴりはにかんだりするときとか仲間への信頼のまなざしとか、もちろん戦いに赴く屹然とした顔もいい。まっ、とにかく好感度半端ない役者の一人ですね。

そして、最近超売れっ子の黒木メイサ。最初は豹のように険しいまなざしで近づきがたいのだけど、ホントどんどんかわいくなっていくんですよね。この役もはまり役。かっこよすぎです。好きだな。

あと、西田敏行もいい雰囲気を醸し出すし、緒形直人、柳葉敏郎、高島礼子それぞれがちゃんと仕事をしていました。若い人はよく知らないんだけど、弁慶みたいに体を張ってギバちゃんを守る人もいい役者さんですね。

日本のアニメが原作だから、地球人が全部日本人だったりするのはしかたないのだけど、グローバルな時代なんだから、もうちょい国際色が出てくると映画賞で有利に働くんだろうなと適当に感じたりしておりました。

次のハリーポッターは、英語で原作を読んで、日本語訳を読んだのが2年前?だからその細かい内容を思い出すのに少し時間がかかったけど、想像した自分の中の絵が映画の中で繰り広げられる絵とリンクし始めるとどんどん面白くなっていきました。

にしても、ハリーが大人過ぎて戸惑う。青いひげ面が映るとちょっときついかも。で少しふくよかになっていない?実年齢よりもかなり若い役だからこればかりはしかたがないんですけどね。違う人がやるわけには行かないだろうから、まっとりあえず最終章までがんばって演じていただくしかないですね。

次回最終章の最後の場面で、おチビのハリーが出てくるとうれしいなぁ…なんて期待をしている私です。
一つお目当ての展覧会を鑑賞したので、後は気楽に映画を…と、今回はBunkamuraで一つ、新宿バルトで二つ、上映中の映画を観ることにしました。

東京入りしてからワンセグTVで何度となくCMをみた「おっぱいバレー」。記憶に粘るタイトルですが、そのタイトルに似合わず「感動的」らしいという宣伝文句に観賞意欲をそそられました。

国語科新任の非常勤講師として、とある中学校に赴任した若くて美人な女性教師。朝礼台で自己紹介している最中、5人の男子生徒が、何度も語られる愛読書のタイトルを聞いて、勝手に誤解し大騒ぎ…。私が中学生の時代に遭遇したことのある男子生徒のエピソードだなぁと思っていると、昔懐かしい70年代ソングがつぎつぎと…。

エッチな妄想で頭がいっぱいの、ある意味純情で一途な男子中学生たちが、女先生とのたった一つの約束を励みに、成長していくひと夏の青春ストーリー、それが「おっぱいバレー」です。

年代としての性への目覚めは同じでも、70年代の子どもたちは、エッチ情報がネットで際限なく取り放題の今の子どもたちとは置かれている環境が格段に違います。刺激だけは強いけれども詳細は巧みに隠されている大人のテレビ文化に煽られ、まだ触れ得ない異性に悩み、夢み続けます。そんな70年代の少年たちのほろ苦い純情がさわやかに描かれた好作品といえるでしょう。

かたや、教育の現場の緩やかさ、教員のおおらかさとともに一人の悩める教師として教育にかける真摯な態度にも、かつての昭和40年代を懐かしく思い起こさせるエピソードが展開しています。中学校での合宿や部活部屋などは今ではあまり見かけなくなりました。

恩師との時を隔てた温かい心の交流に、教師としての初心を確認していく若い駆け出し教員の葛藤と成長もサイドストーリーとして感動を与えてくれました。

昭和の文化や気分がいっぱい詰まった45~55歳ぐらいの年代の青春ソング満載のBGMも楽しみの一つ。若い人たちだけでなく、大人も是非見ていただきたい映画です。

チケット売場で映画のタイトルを告げるだけでも恥ずかしかったのですが、そうして手に入れたチケットを不意に紛失したことに気づきました。再びタイトルを告げなくてはならなかったのが超格好悪い上、チケットが落とし物としてインフォメーション預かりになっていて、また別の人に真顔でタイトルを口にしなければならなかったという、ちょっとした出来事がありました。何せ純情世代の私。赤面を禁じ得ないエピソードだったことも付け加えておきましょう。
急きょ東京入りいたします。滞在は1日のみ。

昨日からロードショー公開が始まった『MAMMA MIA!』
NHKの朝のニュースで主演のメリル・ストリープのインタビューを見ました。

メリル・ストリープと言えば、私の認知では『ミュージック・オブ・ハート』、『プラダを着た悪魔』の強烈な存在感のあるパワフルな役柄。古くは『クレイマー、クレイマー』にも出ていたんですね。その彼女が最近チャレンジしたのがこのミュージカル映画『MANMA MIA!』です。本編中ずっとアバの曲にドップリ浸って、懐かしくて元気を貰えそうな映画です。そのストーリーはというと…。奔放な恋愛経験をもつママ。娘が夢見た、結婚式でヴァージンロードを共に歩く父親はいったい誰?…と、なんともドタバタな内容ではありますが、あの名女優メリル・ストリープがどう演じるのかとても楽しみです。

というわけで、用事で東京に行くついでに久しぶりに映画館で映画を観ようと思います。

日曜日は1日。映画が誰でも1000円で観られるファーストデイ。混まないことを願っています。
久しぶりのエントリーです。

東京から帰って、早速「ピカソ展」のお話…とも考えたのですが、授業に取り入れるのが精一杯。ズルズルと日が経ってしまいました。

次の土日は、パワーポイント資料づくり。一人の人物を取り扱って3回連続の授業ですが、様々なクラスの状況下、一定の成果を上げるのには必死の取り組みが必要でした。

というわけで、ぐったり気味の私には、一切の日常から離れる時間が必要。
手頃なのがDVD鑑賞です。

そうそう、息子にとって、このブログが唯一の安否確認の手段(今時メールだって、電話だってあるのにねェ)だそうで、さぞかし心配?をかけたわけですね。

さて、この間、現在は私の寝所としているかつて息子の部屋に、衝動買いに近い買い物の2つが到着し、机上にドーンと鎮座することになりました。

それが、BOSE製の「M2(Computer MusicMonitor)」と、ナナオ製液晶モニター「FlexScan HD2452W」です。二つはもちろん別のメーカー。威圧感のないシルバーグレーでそろえたのですが、まるでセットで購入したかのように色、形状とも見事にマッチしています。

先にこれらが到着してしまいましたが、実は本命は「JPC-08H02XP」。到着まであと1週間ですか…。

このくらいのスペック(デュアルコアプロセッサーのCPU、1テラHDD、4GBメモリー…)ならば、撮りためて編集を待たれているHDDハンディカムの映像もDVDライターを介さずに編集できるのではないかと考えました。

しばらく、到着を待つとして、せっかく届いたモニターとスピーカーです。その力は試したいところ。

早速、古参(3年目ノートPCのことです…)のthinkpadちゃんに繋いでみました。

BOSE製のスピーカーはコンパクトな箱からどうしてこんなに響きが??と思える大満足の音。液晶モニターはリモコンで簡単調整ができるので、使い道に応じてワンボタンで設定を変えて使えるというのに驚きでした。映像そのものが驚くほど美しいかというと、何せビデオカードの力もあるでしょうからどうかと思いますが、とりあえずということで、最近届いた「スピードレーサー」を観てみました。24.1インチワイド画面と臨場感のある音とで、ちょっとしたホームシアターができました。

気をよくして、これまた大人買いした全米大ヒットTVドラマ「24」(トリロジーBOX)のシーズン1を観ました。TSYTAYA DISCASで結構人気の高かった海外ドラマ。ご存じでしたか?

通常はTVドラマですから、1週間に1回の放映なのでしょうが、これ、はまります。私の24時間は完全に奪われました。
仕事の予定も完全に崩されてしまいました。これから慌てて挽回です。

『24』【DVD】(2001年アメリカTVドラマ) ★★★★★

テロに立ち向かうアメリカの政府機関CTUロサンゼルス支部の支部長、ジャック・バウアーのあり得ない戦いを核としつつ、様々な場面が時間の経過にしたがい、同時に展開されていく。1日のうちに次々にいろんなことが起こり、それらが絡み合っている。そしてラストは、いつもどうなっちゃうのこれ、って思わせる。何で?ウソーっ、の連続で、ついつい次を観てしまうというとんでもないDVDだ。これを1週間待つのはつらいだろうと思う。BOX買いした場合、3連休ぐらいの余裕のある機会にしか観はじめてはいけない。それほどはまってしまうのが必至。にしても、ある人物の命を守るためにどれほどの人の命を奪うの?という疑問も出てきてしまうほどたくさん犠牲者が出る番組だ。ほとんど同じフレーズながら、音楽がまた不安を煽ってくる。撮影期間は10週間、秒を追うその緻密さと出演者のテンションの維持に驚く。2週分の台本は前2週分の収録の後に手渡されるそうで、俳優に次の展開は知らされていない。だから役者の表情はいつも予見のないリアリティがある。それが本作の魅力を増幅させているのかもしれない。


トリロジーBOX。シーズン2、3が残っているのですが、今度はいつ観ようか困りものです。冬休みまで待ちましょうか…。

ただ今度の機会は、新しいPCも届いているはず。サウンドカードもビデオカードも違うし、スペック的にいって処理速度がまずもって違うでしょう。是非デスクトップPCの力だめしとして観てみたいものです。
昨日は、終日お休みをいただきました。勝手な自主研修と出張でなんだかクタクタ。そろそろ劇場で映画を観て均衡を保たないと…。

ということもありましたが、気がつけば、水曜日。映画1本1000円のレディースデイだったんですよね。これは今日を逃すことはできない。Movixの「おさきにネット」で座席指定ができますので、まずは上映予定を調べます。

で、これっと思ったのが『奇跡のシンフォニー』。予告で気になった作品でした。今週で終了というのが決め手になりました。それと、せっかくだから『火垂るの墓』も観ちゃおう。2本立てで行こうということで決定!いそいそと支度をして出掛けました。

『奇跡のシンフォニー(August Rush)』 (2007アメリカ映画・劇場)★★★★☆

『チャーリーとチョコレート工場』で見たあの純真無垢な笑顔に再会?それが、天才音楽少年エヴァン(オーガスト・ラッシュ)となって天から舞い降りた…そんな感じだ。映画って、やってくれる。
日常のありとあらゆる音が彼にとっては交響楽として響いている。そんなオープニングシーンにいきなり心がさらわれてしまった。風にふかれて渦巻く麦畑と一体化するシーンだ。まだ、楽器という表現ツールを知らないエヴァンにインプットされ貯まっていく音楽の元素。「音楽はどこから来る?」「空からさ。ただ聴くだけでわかるんだ。」…。11年とちょっとの間、純粋に音が自分とまだ見ぬ両親とを繋いでいると信じ続ける少年の真心がピュアに伝わってくる。
この映画で扱っている音楽がノンジャンルである。クラシックだったり、ロックだったり、はたまたゴスペルだったりレゲエもソウルミュージックもっていうのがいい。だから音楽を愛するすべての人々に好感を持って受け入れられるのではないかな。そして楽器を弾けようが弾けまいが、楽譜が読めようが読めまいが、音楽が私たちの中に喜びをもたらすのだという「真実」が後押しをしてくれる。
一人の男にとって一夜の恋が11年の歳月を超えて人生の変更を決定し得るものなのかとか、教会に迷い込んだストリートチルドレンがその音楽的才能を認められたとして、かのジュリアーノ音楽院に入学し得るか、また在学6ヶ月という期間で11才の少年が野外コンサートで演奏するシンフォニーを作曲し得るか…などという当然起こる疑問や突っ込みはこの際ナンセンス!!そんなものは隅っこに追いやって観なければならない映画だ。
本作は純粋に音楽の素晴らしさを確認させてくれる名作といっていよいだろう。


火垂るの墓』(2008日本映画 劇場)★★★☆☆

小学生のときに原作を漫画で見て、涙した。こんなに悲しい物語があるのかと心に染みたものだ。大人になってアニメができた。節子の声にリアリティが加わり、また涙した。その実写版。これは観ずにはおけない。公開の日に観ようと思ったが叶わず、今回に至った。
上空から写された(設定の)最初の空襲の映像。CGだとは分かっていても、アニメにはないリアリティが感じられた。そして雨の中妹を背負ってたどり着いた焼け跡の家には母の姿は無かった。町会長に案内された、夥しい重傷者が寝かされている簡易病院、避難所の公民館だろうか。口々からうめき声が発せられ、死に瀕した匂いが充満していた。上半身を包帯で巻かれた母に名を呼ばれても受け入れることができず逃げ出す清太。母のものも含め、遺体を大きく掘った穴に投げ込み一斉に焼却する場面では、清太やその周りの役者たちの無表情の演技に肉親の虚無感がにじみ出ていた。親の庇護のもと豊かな生活を送っていた兄妹は、母親の言いつけ通り、遠縁の親戚に身を寄せるも、父の不在、母の死によって、人としての正当な扱いを受けられずにネグレクトされていく。貧しさゆえに崩壊するプライオリティ。おばさんは心底悪い人間では無いはずだが、そうせざるを得ない極限状態が形成されてしまったのであろう。また、人間味の豊かさを象徴していたはずの校長先生がご神体を焼いてしまった咎で自害に追いやられるという不条理。こうした凄惨なエピソードのパッチワークによってあの戦争のむごたらしさが十二分に込められた映画だ。
実写版ということで、省ききれなかった血のイメージ、傷の痛みに少し減点。原作にあった泥のぼた餅のシーンが石のご馳走によるおママゴトに換えられていたのとサクマドロップの缶底の飴かすを水で溶かして飲ませるシーンがカットされていたのが残念。期待の名場面だっただけに勝手ながら減点対象としました。役者はメインの4人が本当に上手く演じていましたね。その点はおすすめです。
先週の日曜日。5日から公開のアメリカ映画「スピード・レーサー」を観てきました。

コンセッションの脇にある大型ディスプレーでは大抵新作ムービーの予告編を放映してますよね。その映像がとっても斬新で美しかったので、次はこれだ!っと直感しました。

公開日にはあれやこれやでいけませんでしたが、一週おいて待望の映画を堪能してきました。

主題歌を聴くとなんだか懐かしく思い出されたのですが、それもそのはず1960年代の日本アニメ「マッハGoGoGo」(吉田竜夫原作)がこの映画のもとになっています。カーレースに蔓延る不正や悪に立ち向かう主人公とその家族や仲間たちのドラマが、あるいは抜きつ抜かれつの大興奮レース中継が、まさに1960年代調の高彩度マルチカラーのサイケデリックな色彩の洪水ともいえる映像の中で繰り広げられます。

色とりどりのネオンサインが動き続けているかのような鮮やかな原色づかいが各シーンに躍動感を与え、空想世界をより一層空想的に演出しています。レースシーンを観ると観客も光のシャワーの中で活き活きと蠢いていてその興奮が伝わってきますし、もちろん、カーレースのスピード感や興奮もその色彩なしに語れそうにありません。これでもかというほど色を使っているのに、どの場面も雑然とは見えずに美しく成立しています。現実離れした空間を演出すべく、相当練られた色彩計画のもとにセットの内装、外装が作り込まれ、登場人物の衣装が選びだされているからなんでしょうね。近未来のイメージカラーといえる金属色にプラスして効果的な反対色使いが随所に見られます。もちろんCGもたくさん使われています。実写部分はグリーンバックで撮影されたそうで、そういわれてみれば確かに登場人物の衣装にはグリーンはありませんでした。また正義の色、邪悪な色など色の持つイメージがうまく使われていてわかりやすい。これは日本アニメの色彩傾向と同じですね。

ストーリーは単純明快。なので子どもからマッハGoGoGo世代まで十分楽しめると思います。ところどころに日本アニメのテイストがちりばめられ、チンパンジーのチムチムも子役と一緒に名演技を披露してくれていて見飽きることはありません。

…が、私はそれよりもなによりもその色彩に関心が向いてしまいました。

DVDが出たら配色の研究材料として是非購入したいと思います。

色彩に関心がある方はご覧になるといいかもしれませんね。カラーデザインの発想が湧いてくるかもしれませんよ。
忙しい日々というのは困りものです。
せっかく「映画DVD見聞録」のカテゴリを作ったのもつかの間。
なかなか視聴できません。

で、とりあえず、今月の映画は…


「善き人のためのソナタ」(2006年ドイツ映画。DVDで視聴)★★★★☆

東西分断中のドイツ。劇作家ドライマンの動向を探るため、盗聴器を仕掛けるシュタージ(東ドイツの諜報機関)のヴィースラー大尉だが、盗聴しながら、ドライマンとその愛人とが文学や演劇について語りあう姿や二人の深い愛に次第に共感を覚えるようになる。ある日、自殺を図った先輩劇作家からもらい受けた「善き人のためのソナタ」の楽譜を取り出し、ドライマンが鎮魂の思いを込めてピアノを弾く。「この曲を聴いたら不思議と誰もが人を許す気持ちになれるのだ」と語りながら…。ヴィースラーはヘッドホンに耳を傾けながら涙する…。固唾をのむようなラスト。裏切る者は救われないという描写が辛辣ですが、一方で普遍的な人間性に通じる「善き行い」とはとの問いを呼び起こしてくれる感動作でした。主人公ヴィースラー大尉を演じたウルリッヒ・ミューエは「わが教え子、ヒトラー」に主演。近日公開されます。


「ぼくの大切なともだち」(2006年フランス映画。Bunkamuraル・シネマで視聴)★★★★☆

商売に熱心ではあるが、皮肉屋で人付き合いのヘタな古物商フランソワ。商売のために出向いた葬式に会葬者が少なかったことを仕事仲間に皮肉って告げると意外にも「お前の葬式には誰も行かないだろう」と辛辣な返答が返ってきた。そんなはずはないと反論するフランソワはならば10日以内に親友を連れてこいとの賭けを受け入れてしまう。一方人あしらいの上手いタクシー運転手のブリュノはクイズ好きの雑学王ながら、あがり症で本番に弱く、とあるクイズ番組の予選通過が果たせずにいた。フランソワの「ともだちとは何か」という問いのさなか、二人は偶然に出会う。ブリュノに人付き合いの指南を受けながら打ち解けあう2人。しかし「友情」の対岸にある「裏切り」の存在に気づかないフランソワは賭けに勝つべくブリュノを深く傷つけてしまう。2人は本当のともだちになれるのだろうか…。「ともだち」って本当に得難いものですよね。人とのつながりを確信できる人は幸せ者だと思います。フランソワの焦りが他人事ではない気がして正直言って心穏やかではいられない気分でした。そんな不安な思いにかられる私って…。しかしながら、この不安は実は誰もが少なからず抱く不安なのかもしれませんね。コメディ映画で、ところどころ笑いが漏れる映画ではありますが、一方で見るものに不安と焦燥を覚えさせる悲劇的な一面。この二面性が本作の魅力なのではないでしょうか。ラストには皆さんご存じのクイズ番組が登場。この場面がまた必見!です。


「アフタースクール」(2008年日本映画。Movix京都で視聴)★★★☆☆

妻の出産間近に失踪する木村を同級生島崎と名乗る怪しげな探偵と探しに行くことになる母校勤務の中学教師神野。木村はどうやら女と一緒らしい…。って誰でもそう観ちゃうよね。ははは、甘く見てたら騙されるってキャッチフレーズはこのことだったのねというエンターテーメント性の高い映画でした。このどんでん返し感を是非味わって楽しんでいただきたい。そんな映画です。


「ナショナル・トレジャー2/リンカーン暗殺者の日記 」(2007年アメリカ。DVD視聴)★★★☆☆

あのゲイツ家にリンカーン暗殺に加担したという汚名が着せられるとは。今回のニコラス・ケイジ扮するベン・ゲイツは宝物の地図の解読だけでなく、祖先に掛けられた嫌疑を晴らす使命を帯びて、物語は前作以上に手の込んだ仕掛けがされています。前回も謎解きや展開がおもしろかったので続く第二弾もと早速レンタルしました。結構お金を掛けたゴージャスで見応えのある作品に仕上がっています。

で、この間はまっているのはやっぱり「太王四神記」。nifty独占のプレミアムイベント(3時間20分)も購入視聴してしまいました。とりあえず地上波(NHK)での続きを待ってるところです。
「太王四神記」、観てます。
地上波で登場してから…。

ヨン様、やっぱりはまります。
前回NHKで9話(録画しましたよ)まできました。

実は5月31日から今日までMovix京都で13~16話の劇場マラソン上映でした。
上映時間は13:40から260分(途中休憩有り)

本日は日曜参観の代休日。

このところの映画志向に、Movix clubに加入。
今日窓口でカードを発行してもらうついでに(?)
このマラソン上映是非とも!と思っておりました。

そのために抜けてしまう10話~12話をどうしよう?と、とりあえずのネット検索。
@niftyで配信を知って思わず入会しました。

それからPCで3話連続視聴の末、本日のマラソンにこぎつけました。

ええ、そりゃあもう堪能いたしましたとも。超感動!!都合昨日から8話連続視聴という状況でフラフラ状態ですが…。

昨日は大阪で出演者の来日イベントがあったそうで、映画館には私よりもお姉様方がいらっしゃいましたが、その話題で幕間は熱~く盛り上がっていました。

帰ってからHPを調べた末、池田理代子さんのコミック3冊を早速ゲット!と相成りました。

宝塚歌劇団も「太王四神記」公演が決まったそうですが。

いやあ、ベルばら、オルフェウスに次ぐ四神記??

…というか、そんなノリではあります。ハイ。若干興奮気味のテンションですが、お許しください。


あ、今日は6月2日。パパと出会ってから、えっと、30年?
記念日だった…。すっかり、うっかり忘れてた…。テヘっ。
宅配レンタルの会員になってから、映画館で観る機会も含め、よく映画を観るようになりました。

「映画鑑賞」が今や主な趣味の一つに加えられるほどです。

そこで、勝手ながら『映画DVD見聞録』のカテゴリをつくり、「おすすめ度評価」を始めることにしました。
もちろん私ごときがする評価です。参考にもならないかもしれませんが、備忘録のひとつです。

もしご意見・ご感想があれば交流したいと思います。



さて、というわけで初回の今日は、

「アイ・アム・レジェンド」 評価★★★★☆【劇場】 

ウィル・スミス主演。謎の新薬によるウィルス感染が全世界に蔓延。隔離政策も空しく絶滅の危機にさらされた大都市に残された人々の痕跡…。昼間は人っ子一人いないニューヨークの街並みを野生動物が巣くっている。日没を過ぎるとどこからともなく凶暴な輩が腹を満たしにのさばる無法地帯となる街の一角で、ワクチン生成をもくろみ一人闘う科学者ロバート・ネビル。全世界でたった一人生き残った男として、人類を絶滅させた原因を取り除き、再生の道を探る苦悩の日々を追う。締め付けるような孤独感が漂い、いつとはなしに襲いくる恐怖心が全編を満たした作品だ。



ウィル・スミスの魅力がよく出ている作品で、「かっこいい」俳優だなぁと感じました。その後、宅配で「アイ、ロボット」をレンタルしたほどです。

映画は12月末、TOHOシネマズ六本木ヒルズで、何年かぶりに息子と一緒に観ました。そのあたり詳細はこちらに。ポップコーンとコーラをペアセットで注文し、バケツ一杯のポップコーンを中盤までボリボリ食べながら余裕で観ていました。

人っ子一人いないはずのニューヨークで、夜になるのを恐れ、厳重に幾重にも鍵を掛ける主人公の行動の意味が分かると、怖さで思わずのけぞるように身を固くする息子の様子に若干驚きを覚えつつも、短絡的にゾンビ化しすぎじゃないの?と私はやや冷めた見方をしてしまいました。

星4つの理由は、もしも世界で一人っきりになったら…というあり得ない設定の中で、強い意志をもって使命を遂げようとする主人公の、厳しくも徹底した自己管理のストイックさに引き込まれる一方で、心理的な葛藤(わざわざマネキンをCDショップに置いたり、話しかけたりして孤独感から逃れようとするものの、かえって孤独にさいなまれるなど)が悲しみに満ちていて私の心を揺さぶったからです。

ラストはちょっと説明的で強引でしたが、もともとあり得ない設定ですから力業で持っていかざるを得ないのでしょう。正義感の表現が強く出て、さすがキリスト教圏の映画だなぁという印象が残りました。