「情報は一冊のノートにまとめなさい」

A6判100円ノート(実質は95円でした(~o~))に時系列で書き留めたり、貼り付けたりして、情報を一元化する、そんな情報管理術が書かれた「情報は一冊のノートにまとめなさい」(奥野宣之著)を読みました。

こういうハウツウ物や日記術などの書かれたビジネス書はこれまで何冊も読んできました。が、実際はどれも自分にはハードルが高すぎて長続きしないだろうと思える類ばかりでした。でも今回は「やってみようかな」と思えました。早速事務室に行ってノートを探したりもしましたが、学校ではA6ノートは調達できませんでした。結局通勤途上のコンビニで95円で手に入りましたので、読んだ次の日から実践してみることにしました。

この手法の優れた点は、自分のアイデアや身の回りに起こったあらゆる出来事を分類することなく「時系列」に書き込んでいくシンプルなところ。人は何かを分類する時、一定の評価・判断を下しています。それは時には迷いにつながり、ともするとストレスにもなりかねません。が、「時系列」の原則を貫くことで一切の迷いを生まないということが慣れれば小気味よいし潔いのです。筆者は百科事典の語句の並びにおいて前後に何ら関連がないことを引いて、五十音順を時系列に置き換えただけだと言っていますが、分類そのものを廃するその発想は画期的だと感じました。

整理番号(年月日を6桁で表すだけ)に小見出しをつけて、内容は箇条書きや文章で自分なりのラフな記述をもって書き込むだけ。自分が判読できる程度で速記的に記せばよいので、気楽に出くわしたことをノートに書き留めていきます。実際文字は雑ですし、ボールペンで書くので誤字は●で塗りつぶしたりで汚い記述なのですが、他人に見せるものではありませんから気にしない、気にしない。感想もシニカルな批判もなんでも自由に書き付けていきますからとても楽しいです。

書き込みだけでなく、始めてから以降もらった名刺などもドット糊でノートに貼り付けてしまいますし、A4サイズのプリントも4つ折りにして周囲をはさみでトリミングして貼り付けていきますので、いきなり膨らんでしまいましたが、そのボリュームも情報一元化の象徴っぽくてなんだかありがたみさえ感じられます。

もう一つ、この手法には注目すべき一面があります。時系列で並んだ細切れの記事を検索するノウハウを付帯させているのです。それはPCの活用です。テキストエディタ(ウィンドウズのアクセサリにあるメモ帳のような、.txtの拡張子のつくファイルを扱うシンプルなソフト)を使ってタイトル付けをして管理していく手法が時系列ノート術とセットになっています。

具体例として、

180423【疑問】 サランラップの語源
180423【日記】 100円ノート開始
180423【授業】 2年授業所見:振り返りシート試行の課題
180423【活動】 1年生学級旗制作指導1日目
180423【色彩】 検定3級受検希望の卒業生との相談


これは筆者を真似て私が実際のノートに書き込んだ記事につけたタイトルです。同じ日に10近い記事を書きましたが、PCの機種を問わず、とにかく側にあれば、WINDOWS-アクセサリ-メモ帳などで、すぐにこうしたタイトルをつけていけるので便利です。私の場合は、職場でちょっと時間が空いた時などに、自宅PC宛にメール文でタイトルをつけて送信します。そうしておいて帰宅してから専用のタイトルテキストにコピペして追加上書きで更新していきます。自宅ではメモ帳ではなく別のテキストエディタ(筆者はオズエディタ2を使っているようです)で簡単に編集、管理することにしました。

このエディタなら、タイトルされつけておけば「検索」で自分の関心事を瞬時に俯瞰できますし、内容もノートに書き込まれていますので後から読み返すことが可能です。同じことがらについて自分の考えの変化や深まりも期待できるかもしれません。

情報は日々刻々いきなり入ってきます。機を逸すると「!」と思ったことが数分後には霧散してしまい、そのときは後でネットでくわしく調べようと思っていても、後から「なんだっけ?」と検索語も出てこないし、ヘタをすれば「!」って感じたことすら忘れてしまいがちです。そうした生ものの情報も新鮮なままノートに書き留めていくことで、「何だっけ?」といちいち喪失感に悩まされたり、あきらめたりする負の感情を抱かずに済みます。大げさかもしれませんが「プラス志向」な生き方に自分を持って行けるかもしれません。

というわけで、課題はいつでもノートを身近に置いておくこと、行く先々でボールペンを探さなくても済むように数を確保していくことかな。

長続きしそうな情報管理術。これで本ブログのネタ帳ができるかもしれませんね。
by my-colorM | 2008-04-26 12:33 | 日記