初春2日目。昨日の出来事…

昨日はお昼から西武デパートまで三人で出かけました。

今はなくなりましたが、かつて、1年間毎月積み立てをすると、12月にはひと月分ボーナスがついて13か月分の額面の商品券に引き換えてもらえる「セゾンクラブ」というおいしい制度がありました。その商品券への引き換え日を1月2日に決めていました。○ン万円の福袋を買ったり、食事をしたり、CDや本を買ったりと、我が家のワクワクするような、ささやかな年中行事の一つでした。

ゼロ金利時代、ひと月分のボーナス加算というと相当お得ですが、そんな制度も廃止され久しく足も遠のいていましたが、昔をしのんで出かけることにしました。

「初売り」という響きに、朝寝坊の息子も、新調したい洋服や靴があるそうで、いそいそと起き出してきました。

「かつ梅」でボリューム満点の昼食を済ませた後、息子のパンツと靴を新調、Loftで雑貨を少々、そして本屋さんで数冊買って夕刻帰りました。東京へ行ってからファッションにうるさくなった息子ですが、突飛と思えるような買い物をするので、見ていて心配になります。無駄なお肉がついていないのでうらやましいとも思いながらアレコレ探すのが楽しみでもありましたが。

息子は他に自分でVnソリスト「ヴェンゲロフ」の11枚組CDが割安で買えたとご満悦。早速聴き入っておりました。

私はというと、夕食後から買ってきた柳瀬尚紀著「日本語は天才である」、続いて日下公人著「あと3年で、世界は江戸になる!」に着手です。「日本語は…」を息子が欲しいというのでまずはこちらから。

前者は翻訳者である著者が、日本語の持つ柔軟性や懐の深さをその豊かな表現力でつぶさに紹介しています。あまりのおもしろさに声を出して笑ってしまったり…。原書のおかしみをそのままに翻訳することにかけて本当に勉強熱心な著者が、高校生ひいては中学生にもわかるようにと工夫を凝らして書かれている様子が伝わってくるおすすめの書です。

後者はLOHASで平和な日本の江戸時代がグローバルスタンダードに近々なるだろうとして、その優位性をアレコレと説いています。歴史認識が少なからず断定的で、飛躍、跳躍、思い込みに突っ込みどころ満載ながら、読んでいて退屈はしない本です。

…さて、その本を今晩はゆっくり読もうと思って、息子に「コーヒー淹れて」と軽く頼んだのですが、それがまさか夜中の騒動に発展するとは夢にも思いませんでした。

「日本語は…」を読みながら真夜中のコーヒーを待つ私。パパはすでに寝息。息子は久々の地元の旧友が近くのコンビニでアルバイトをしているので、その休憩時間を狙ってしゃべりに行く2回目まで時間待ち。

なかなか頼んだコーヒーが出てこないので、リビングへ行くと、いつものコーヒーメーカーに異変が、というか異音がというか、異臭が…!?

濁ったコーヒー汁がポットに少量たまっているだけで異様な雰囲気をかもし出している。と思えば、いつもなら蒸気の噴出し口からコーヒーかすが溢れ出ているではありませんか!

ポットに落ちなかったお湯はキッチンカウンターに漏れていました。

サ・イ・ア・ク…です。

部品という部品を外してお掃除開始。洗い流せないところはダスターでふき取ります。そうしているうちに息子のしでかしたことが次第に判明してきました。

考えてみれば、後にも先にもコーヒーを淹れてくれたことって、あったっけ?ん???

うちのコーヒーメーカーは、2way式。つまり豆からでも自動で挽いてくれて、粉がろ紙にたまり、ドリップしてくれますし、もちろん粉からでもセットしてボタンをワンタッチ。

まさかのトラブルは、グラインダー部分に粉を投入し、「粉から」ボタンを押したのが原因でした。グラインダーが回転すれば粉は落ちたのでしょうが、そこが詰まっていますから沸騰湯が上からきても粉が湿って膨らみ逃げ場がありません。それで蒸気噴出し口からも…というわけですね。

その惨状を確認させようと呼び寄せたところ、息子がコーヒーメーカーをぐるりと回転させたかと思ったら、「あ”っ…」と。

二次災害はすぐにやってきました。次に巻き散したのは白いジャリジャリした粉です。

シュガーポット(ほぼ満タン)をひっくり返した息子は、一度腹で受けたのにと悔しがりましたが、後の祭り。

我が家のキッチンカウンター下は、(何せ狭いマンションなので)小さな書庫が設置されていまして、若干のカラー関係の雑誌やコミック、文庫本が詰まっているんですが、お腹で受けたときでしょうか、余計に被害を拡大したようです。本やら雑誌やらの上にまるで雪みたいにグラニュー糖が積もっておりました。

すでに、日付は変わっておりましたので、我が家の優れもの家電サイクロンクリーナー「DC12」をまさかこの時間にかけるわけにはいきません。後はパパが起きてから…ということにしました。が、しかし、深夜のお騒がせは若干パパの初夢にもお邪魔していたようでした…。

友達の2回目の休憩時間になり、息子が何事も無かったかのように出て行った後、私も2冊目を読み続け、帰宅を待ちました。



朝、件のサイクロンクリーナーの轟音で目が覚めたのは、私だけではありませんでした。
リビングのソファーで仮眠中の、いつもなら「うるさいなぁ」の一言も出てきそうな息子ですが、今回ばかりはすまなそうにかけてもらった上掛けの下でじっとしていました。

ホント、お正月早々世話の焼ける母子ですこと。


「一富士、二鷹、三茄子」とは、江戸の昔から1月2日の晩に訪れると縁起のいい初夢を差しますが、皆さんはどんな初夢をご覧になりましたか。


残念ながら真夜中の珍騒動のおかげで我が家は新春の初夢どころではありませんでしたが。
by my-colorM | 2008-01-03 18:31 | 日記