これでもか!って感じですってば…。

まだやってる…。ブログを訪問の皆さん、もういい加減うんざりでしょうねぇ。
しかし、これも後2日。お許しくださいませ。
んでまた、これをペーパーを見ないでライブ感たっぷりにお話ししていくシミュレーションを残る仕事の合間の時間にやっていくつもりですので…。

って、ホント間に合う?







PCCSは別名「日本色研配色体系」と言います。日本で配色調和を求めるために開発されたカラーシステムです。

PCCSでは色を三属性で整理しますが、色相のことをヒュー、明度のことをライトネス、彩度のことをサチュレーション(飽和度)と呼び、それぞれについて、見た目に等間隔に色を配置しています。

またその特徴として色相(ヒュー)と色の調子(トーン)の2つの系列で色を表すヒュートーンシステムという考え方が挙げられます。

トーンというのは、色の明暗(明るい色、暗い色)や濃淡(薄い色、濃い色)、
鮮やかさ(鮮やかな色、鈍い色)…といった、色の調子のことをいいます。
色相は違っていても同じ色調のものは、色の感じが似ています。

例えば薄い赤色と、薄い青色だと、色調が似てるってことですね。
少なくともうすい赤色と濃い青色よりも随分似ていることが分かると思います。

PCCSのトーンは、明度と彩度の複合概念といえるもので、明るい・暗い、強い・弱い、濃い・淡いなどの言葉で呼ばれる色の印象や感じに対応しています。それぞれの色相から明るさや暗さ、鈍さなどの印象や感じが共通の色を系統的に分けたものがPCCSのトーン分類です。
色相とトーンで色を表わす場合は、トーン記号に1から24の色相番号を組み合わせて、v2(ビビッド・レッド)、dp12(ディープ・グリーン)というように表わします。

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ではこのトーン図を見ながら次のことを確認していってください。

この図の上に行くほど明度が高くなって、下に行くほど明度は低くなります。
また、向かって右に行くほど彩度も高くなり、左に行くほど彩度は低くなりますよ。
補足ですが、
高い明度=高明度(こうめいど)
低い明度=低明度(ていめいど)
と言いますよね?じゃあその間は?
…そう中明度ですね。
中程の明度は中明度(ちゅうめいど)と呼ばれます。
彩度の場合も同様に、高彩度、中彩度、低彩度…と呼ばれます。

ここはしっかりと覚えておきましょう!!
全級を通してさまざまな問題で出題される傾向が強いですよ。
試験の時はすぐにこのトーン表をどこかに書いておくと、問題が解きやすくて
いいかもしれませんね。

では共通のトーンの例を見ていきましょう。
この色のグループはさえた色です。これらの色は大体中明度・高彩度色でv(ビビッドトーン)と言います。
この色のグループは薄い色です。これらは高明度・低彩度でp(ペールトーン)と言います。
この色のグループは濃いあるいは深い色です。これらは低明度。高彩度でdp(ディープトーン)と言います。

これらのトーン記号で示される色は、新配色カードで確認できます。実際これらの色は新配色カードを切って貼り合わせたものです。PCCSにはこのような配色練習用のカラーカードがあることも特徴の一つです。新配色カードはテキストの82ページから109ページまでの配色演習に使われるカラーカードです。

テキストだけに留まらず、「配色入門」などの市販のワークブックでも配色演習ができるものがありますので、ご自分の進度に合わせて取り組まれたらいかがでしょう。

また新配色カードは携帯に便利ですので普段カバンに入れて持ち歩き、気になる色が見つかれば似ているカラーカードを見つけ色の記録を取る習慣を身につけておくと、色の世界が広がり、自分だけの色手帖がつくれるかもしれません。

PCCSはこのように色を学ぶ皆さんがこれから最も身近によく「使う」カラーシステムであると言えます。

では、早速巻末付録のPCCSの色相環にv1~v24を適当な大きさに切りのりづけしていきましょう。カラーカードを使った最初の演習です。完成しましたら、PCCSの色相環について詳しくお話し致します。それでは巻末付録を開き、まずカラーカードとはさみをご用意ください。