適材適所の色

街のいたるところにある自販機。
真っ赤な○カ・コーラや濃紺の○ossの自販機はどなたもご存じなはず。

息子は中学校から私立の中高一貫校に通っているのですが、そこに置かれている自販機の、同じメーカーでもかなり周辺の環境に合うように色が抑えられている様子に企業努力を見て取り、好感を持ちましたのでレポートします。

こちらをご覧下さい。
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周辺のベージュ系の壁色に合わせて押さえた色遣いがされています。ゴミ箱には例のマークが入っていますね。しかしその配色により“学校”という施設に設置されたものであると察して頂けるのではないかと思います。

この自販機が置かれている校舎は創立50周年を記念して新築されたものです。コンクリート打ちっ放しのようなセメント色の中にスクールカラーの濃紺を取り入れ落ち着きの中にもアクセントを利かせたモダンで魅力的な建築物となっています。この自販機が置かれているところは玄関を出た、ピロティにあたるところです。

この写真は自販機があるあたりから振り返った位置にある、2階に結ばれたオープン階段です。
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赤い手すりが効果的なアクセントとして使われています。

これは校舎側から道を隔てて設置されている駐輪場(2階に屋内プールがある施設)です。
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スクールカラーの紺とアクセントに赤を利かせた印象的な建築物となっています。右側の自販機の真っ赤なロゴはかなり目を引きますが建物の赤と妙にマッチしてる?

息子の通う学校は、私が教員となり、水泳部の顧問をしていた頃、水泳の市内大会の会場になっていたので知りました。「文武両道」(これは私の通った静岡県立の高校の「校是」といわれるものでもありましたが…)を実践している学校と聞いて、その頃からなぜか将来生まれてくる子が男の子だったら是非とも通わせたいと考えていた学校だったのです。当時、大会で使用したプールはちょうど息子が入学した年に取り壊され、この建物に新設されました。(これは余談でしたが…。)

さて、こちらは徒歩15分にある最寄り駅のkioskの自販機コーナー。
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やはり周囲の壁に合わせてホワイトが使われています。

自販機の色彩は街中に行くと妙に鮮やかだったり、張り紙がごてごてとしてあったりで、ただでさえボトルの商品色彩で色があふれているのに、うんざりといった感じが否めないことが多いのですが、設置する環境に調和する色遣いがされるだけで好感度がグンとUPすることを確認したいと思います。

いたる所に設置され目にすることの多い自販機。それだけにその配色は無視できません。
by my-colorM | 2006-12-12 22:16 | 色の話