ピンクの答案用紙

大学受験を控えた一人息子は、高3の春から受験産業を選択的に利用している。

英語は静岡に本部がある「○会」の京都の教室。
物理は個人塾。そして、国語と数学は「○会」の通信添削を使っている。

学校で昨日個人面談があり、志望大学と学部を確定。彼のこれからのさらなる努力を見守るということを確認して終了した。

家に帰ると、郵便受けに「○会」から息子の提出した答案用紙が入っている。最近は滞りなく取り組んでいるようだ。そういえば「未だ来ない?」と2日前に言っていたっけ。

息子が帰宅して封が切られ、添削された答案が…。

驚いた。

息子の答案の余白という余白に細かい文字で赤ペンが入っている。添削指導者の厚い思いをこれほどまでに形にした答案用紙は初めてだ。

少し離れて見ると答案用紙に書き込まれた文字はぼやけ、用紙全体がピンクに染まっているように見える。

12月。受験生にとってはこれからが正念場。

様々な支援の仕方があるのだろうが、一人の受験生の答案にこれほどまでに対峙して下さる指導者の存在はどんな言葉よりも息子にとって心強いにちがいない。

「多くの人に支えられて君は目標に向かっていくんだね。」

ピンクの答案用紙を眺めながら、息子はその通りと実感したようにうなづいた。

留守の間にパパがクリスマスツリーを飾ってくれていた。
リビングの片隅は温かく和やかなムードに満ちている。

困難に向かって気持ちを新たにしていく機会に、素晴らしいクリスマスプレゼントをいただいたように感じられた。

ありがたいできごとであった。
by my-colorM | 2006-12-10 09:56 | 日記