環境色彩
巨椋大橋
この橋は「緑立つ道」としてその色彩が検討された第二京阪国道と同色対になっている橋です。この橋の下には宇治川が流れ、葦が群生しツバメの棲み処となっています。周辺は巨椋池干拓地の田園風景が広がる地で、建設の際にも環境アセスメントがなされ、環境に配慮した工法として自ら宣伝をしていた代物。しかし宇治川に架かる他の橋梁の色彩との調和すら保たれず、私には「青がしゃしゃり出る道」にしか見えません。それはそれは人工的な青でたとえばこんな2つの近似色が使われた例を見ることができます。
最寄り駅のベンチを写したものです
施工業者が書かれています 近似色:ターコイズブルー
さて、こちらは福岡市内の高速道路の橋梁色彩です。それほど大差はありませんが、まだこのあたりの緑が使われた方が葦の緑とは少しでも調和するのではないでしょうか。
これはいまだに抱いている勘繰りですが、この橋の色彩決定において「ターコイズ違い」があったのではないかという疑問です。「ターコイズブルー」と「ターコイズグリーン」の勘違い疑惑です。
緑立つなら「ターコイズグリーン」を選択するべきだったのではないかと考えてしまいます。
ちなみにターコイズグリーンはこちら 色を変えてみました
私の云わんとする疑惑…おわかりでしょうか。
しかし、このターコイズグリーンではやや色褪せ感が否めません。もうすこし活きのいい自然の色よりも少し青みを強め、やや彩度を上げ、明度を落としてみようかと思います。
こんな色ではどうでしょう 近似色:マラカイトグリーン
提案色です。「緑立つ道」のコンセプトで清新さも加味したフレッシュなイメージです。
(注:モニターによるの色再現には限界がありますので、どのPCモニターでも色違いが生じます。問題の色、提案色、全てにおいて色再現を保障するものではありません。)
さて、今回の記事がなぜこんな話題かというと、私はこの宿題や講義で俄然「景観色彩」に関心を抱いたのでした。
そして、この冬、カラコ1級「環境色彩」を取得すべく、いよいよ歩き出そうかと考えているのです。昨年は比較的とっつきやすい「商品色彩」を取得することができました。年に一度のチャンスですので、次はどうしようかと考えておりましたが、まだ今年は余裕がありそうですからぼちぼち始めようかと思います。
dodecaの皆さんはどうされますか?
日本ってもう少し統一させるような法規制ほしいですよね。
うちの地元にあるおすし屋さんがピンクっぽい紫の外観のため
なんか入りづらい・・・というか、食べ物屋でない違和感を感じて
どうも避けてしまうものがあります。
きっと見本色の小さい面積だけでみたら、まさか実物がこんな発色に
なるなんて考えもしなかったんだろうなぁ・・・。
ただ、景観地区についての条例はありますよ。その周辺(境目)がややこしいことになってしまうんですが。
個人の好みではなく、公共の場であることを前提に色彩計画が立てられるプロの存在がもっと増えるべきですし、そのための資格取得のはずなんですよね。
勉強を続けるしかないですね。
我が家のそばにも、ラベンダー色の壁のアパートがあり、どんな方が入居するんだろうと不思議です。
今年環境色彩、受けられるんですね!私はまずとっつきやすいファッションから・・・でも市販問題集がないので勉強法を考慮中です。
カラコ受験はまだ迷ってるんですよ、ファッションか商品色彩か…。商品色彩が私の本業がからむといっても、一部ですし。今はとりあえず、過去問題集を購入して試験問題内容チェックをしています。
mayusan、環境にチャレンジ!なのですね。うさみさんもファッションを受験されるのですね。受験仲間が増えるの、なんかうれしいです。
10月にはパーソナルカラー検定も受ける予定なのですが、こちらの勉強はほってあります(笑)あまり、なめてかからない方がいいかな?
カラコはぼちぼち勉強にかからねば、あとが大変…。
パーソナルもされるんですね。頑張りますね。
環境色彩、受験されることに決めたのですね^^
私も全然勉強が出来ていないので焦るばかりですが・・・
ようやく夏休みも終わるので、またこれから頑張ります “o( ̄‐ ̄*)
一緒に頑張りましょう。それにしても覚えることが細かいですよね。