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名古屋の会(勉強会)の報告…Part2大須商店街

名古屋住民のジュエルさんともと名古屋住民ボルドーさんに連れられて、
向かったのは名古屋の昔ながらの繁華街「大須」でした。

で、商店街に向かう途中で名古屋ならではのお昼をいただくことになりました。
どうやら激辛タイ料理のお店がお二人の一押し候補だったらしいのですが、
元祖「天むす」のお店がすぐそこにあると聞き、即決断しました。

「天むす 千寿」大須本店  狭い店内は10名ちょっとの座席しかありません
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テイクアウトで買いに来るお客さんが多く、私たちの横のカウンターでどんどん握りたてを包んでいかれます。また、積み上げられた包みが見る間にど~んとはけていくさまはなんとも気持ちのいいものです。

出てきた「天むす」これで1人前(672円)扱っているのはこれだけ!
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温かいんですね、これが。当然のことですが冷めたものしか知りませんでしたので、これは本店ならでは。できたてのちょっぴり贅沢な味わいです。米と海老そして海苔といった素材一つ一つがいいのでしょうね。ご飯はふっくら海老も油っこくなくて、なにより塩加減が絶妙です。5つはちょっと多いかなと思ったら、何のことはない、ぺロリと平らげてしまいました。大変満足のお昼ごはん。持ち帰りで8時間OKということでしたので、一つ包んでもらいました。

赤門をくぐって歩くと、昔からあったのだろうと思える商店街が続いています。
出かけた5日・6日がちょうど夏まつりとあって大変にぎやか。浴衣姿のお嬢さんが通り過ぎていきますし、太鼓の音も響きわたっていました。
あれ?っと目についたこのポスター
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オレンジで囲んだところに注目。世界コスプレサミットですって。詳細は画像をクリックしてみてください。日本のアニメが世界に誇る一つの文化になっている証だそうで…。次の日TVのワイドショーでこのサミットを取り上げていました。新庄のダースベーダーのコスチュームを作った人はこのサミットの常連さんだとか言ってました。普段はOLさんですが気分転換に自分で作ってコスプレを楽しむんだとか。アニメのキャラクターの衣装をまんま等身大に作ってしまうんですから、ある意味すごい技術ですよね。
そういえば商店街を歩いていたら何やら鮮やかなコスチュームのグループが目に止まりました。残念ながらシャッターチャンスは逃しましたが…。

大須といえば織田信長の父信秀の菩提寺、万松寺があります。商店街のアーケードと一体化していて、しかもちょうど夏まつりのイベント中ということで、突然目の前に真っ赤な天幕と提灯が現れ、派手なお祭りムードの演出かと思われましたが、こちらはれっきとしたお寺でございます。

普段の様子はこちら(「なごや史跡散策フォトギャラリー」より)
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ここで写真を撮りましたところちょっと不思議な体験をすることになりました。
こちらはわたしのDSC-H5で撮影した写真です
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実際に見たところの天幕は一様に赤くちょうど一つ前の写真のごとく見えるのですが、日中の炎天下、カメラを向けるとモニターにも撮影した映像にも、はたまた携帯カメラでも斯様に(矢印部分に注目)黄色く写るんです。

正面にガラスがありまして、それに映る赤い天幕はごらんのように一様に赤いんです
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この現象をどう説明したらいいのか考えちゃいました。強い刺激にカメラは反応するものの人の目は調整しているのでしょうか。まだ結論が出せていません。相変わらず考え中…です。だれかわかる方は是非コメントください。

商店街にはレトロムードの古着屋さんもありました。ドデカサークルのメンバー氷結さんともものんさんの2人も加わり、懐かしいムードのただようその古着屋さんを覗いてみました。

ついでにこんなコスプレ発見?
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こちらは世界コスプレサミットとはまるで関係なく、近く開店するメイドカフェの宣伝活動だったようです。ものめずらしい光景?に思わず携帯写真に納めようとする男性が多々。私もなんとなく撮っちゃいましたが…。なんとも名古屋は昔と今とが渾然一体というわけですね。

次回は徳川美術館をレポートします。
by my-colorM | 2006-08-11 18:01 | どーでっか茶~くる? | Trackback | Comments(10)
Commented by まどねこ at 2006-08-12 11:09 x
昔は日本じゃ電車で大の大人がマンガ読んでるーなんてバカに
されてましたけど、今じゃ日本の「文化」になってますよね。
先日遊ぶ機会のあった台湾のコもスペインのコも「マンガ」大好き。

ちなみに秋葉原ではメイドさん、かなり多く見られます。
普通にティッシュ配りとかもしてます(笑)

天むす、おいしそう♪
Commented by うさみ at 2006-08-12 20:13 x
私もカラーの学校が秋葉原そばだったので、よくチラシ配りのメイドさんを見ました。世界コスプレサミットってすごいですね!何のコスプレか聞かなくてもわかるのかなあ、みんな?

天むす、東京のデパートで売ってるのはたまに食べますが、こんなに小さいお店なんですね。
Commented by かおり at 2006-08-16 12:30 x
毎日暑いですが なんとも活動的ですごいですね^^パワーをもらえます。  
写真の色が変わる現象の事、
色の勉強をしている者としてすごく興味を持っていました。
何とも綺麗な紫(VV-P4くらいかな)の花の写真を何度撮っても
青(VV-B4くらい)に写るのが不思議で・・・
私のブログでも、この現象が何故だか知ってる人は教えて下さいと以前に載せたのですが返答なしでした・・orz
今回mayuさんの赤が黄になるのを見て、私のと照らし合わせて気付いた事、
何らかの事象(太陽の光、光源の具合?でしょうか??)により、
【赤みが消える】のではないでしょうか??
Commented by my-colorM at 2006-08-16 22:47
かおりさん、こんばんは。
そうですか紫が青にですか。
技術的にカメラが再現する色と人の見ている色とは一致することはほとんど無いということは現象面として理解しています。さらにプリンターで印刷するとこれまたひどい不一致を起こしますよね。ですから人の目に自然に見えるようにカラーマッチングを図るというのが私たちの領域の理論です。光学を専門とする技術者が今もてる技術を駆使してもなかなか人の目と同じ見えそのままに映し出すということはできないということなのでしょう。ここまでが一般論。
Commented by my-colorM at 2006-08-16 22:49
さて、考察ですが、たとえば名古屋の炎天下という光源の条件がもしも曇りであったとすれば、このような大きなずれには至っていないだろうと想像がつきます。現に最初の写真はそう写っていますよね。とすると光源の透過エネルギーが強すぎて、人間の目では飽和してしまいそれ以上の受光がカットされているのではないかという仮説です。
カメラは人の目の感度とは、RGBの入力段階と出力段階それぞれに異なり波長のずれが生じるのではないかと考えています。偏光フィルターというのがカメラのオプショナルな付属品としてありますが、それを使うことで色味を調整することができます。人がの目に自然な見えを得るためのアイテムです。それがあるということは、刺激に対して波長のずれがもともとあって、エネルギーが大きくなることでより大きなずれとして差が強調されるのではないかということです。
カメラは光源によってホワイトバランスを調整してやりますが、ほかにも彩度もある程度調整できます。色相は偏光フィルターが担当しているのでしょうか。
今のところこの程度の考察どまりです。
Commented by my-colorM at 2006-08-16 22:55
さらに、ガラスに映った光は全反射ではありませんから、光源のエネルギーが弱まっていると考えられます。なので黄色にはうつらなかったのではないでしょうか。

な~んてことを考えておりました。
どうなんでしょうね。

高笑いしている人がいたらどうしよう…。
Commented by かおり at 2006-08-17 08:15 x
なるほど。。。読んでいて唸りました。
光と物体色との混色的な作用が、受容器である目とレンズでのそれぞれの自動調整具合で変わる、という感じでしょうか。
mayuさんの考察に全く異論の余地がないように思います。
理屈として、何となくピンと来ても、何とも不思議な現象です・・色再現の難しさ、人間の目の持つ神秘さに少し触れられたようで、色経験の少ない私は興奮しましたw
Commented by my-colorM at 2006-08-17 08:27
もう一つ。人の目の特性として、明暗を感じ取る様子を示した比視感度曲線はG(緑)の曲線に一致するのですよね。強い透過光の放射エネルギーに対して虹彩を閉じることで入射光量を抑えたときに相対的にもっともカットされているのがGの刺激なのではないでしょうか。それでRとGのうちGが押さえられるため赤の色に見えているのでは無いでしょうか。ところがカメラはそのようには調整をしないのでR+Gにより黄色みをそのままが現れているのでしょう。紫の花が青に写るのは同じ理由で人の目よりもG値が高い。とすると、相対的にG値が押さえられた人の目には紫に認められる色が短波長よりにぶれて青を呈するのではないか…と寝ていてひらめきました。忘れないうちにメモしておきます。(真偽のほどは定かではありません。あくまでもひらめきですから。)
Commented by my-colorM at 2006-08-17 08:29
あっ、コメントが前後しましたね。
レンズもそうですが、受光部の構造もあるでしょうね。
Commented by my-colorM at 2006-08-17 08:46
紫は短波長の青と長波長の赤の混色でできますよね。相対的にG値が高いということは赤みが押さえられるということと同義なんでしょう。