再会と新たな出会い

公立中学校の美術教員を30年やって来ました。そうこうしている内に、教員免許更新の年が来てしまいました。平成27年度末までに更新を終えればいいのですが、この春休みにふと思い立って、恩師の母校であり、入学試験には臨んだものの、敢え無く不合格で入学が果たせなかった武蔵野美術大学での更新講座を選んで申し込んだのです。かつて憧れた大学にこの歳で通えるというのは、心弾む出来事でした。





よく、こんな制度は何の意味があるのかという声を聞きますが、10年というスパンは改善の余地はあるにしても、私ならこれは好機と逆手にとって有意義に制度を使おうと考えたのです。

地元にも芸術系の大学はいくつもありますが、私にとって、ある意味においては、リベンジですので、武蔵美は譲れませんでした。春休みに入った3月のある日、よく定員オーバーで行けなかったという話もあるので、申し込む前に問い合わせました。すると担当の方が、「次の週でも、絶対大丈夫です。」と。わぁ、「絶対」って言っちゃったよ、この人、と内心、その言葉を発した担当者の言動にツッコミを入れつつも、一安心。ワクワクしながら、受講票の到着を待ちました。

一年前倒しにしたのは、今年就職した一人息子の様子も気にかかったから。東京で暮らし続けていても、学生時代とは生活がずいぶん違っているみたいだから、早く確かめに来たかったということです。

そうして、期待感と緊張感を胸に電車とバスを乗り継ぎ、会場入りしました。

すると、その時、「○△◻︎?」と私の名前を呼ぶ声が。振り返ると、そこに懐かしい顔がありました。中学、高校と一緒で、卒業以来会っていないKさんです。多摩美の日本画科を出て、作家として活躍しているKさんに、思いがけず再会して、今回の更新講座受講は楽しさが何倍にもなったのです。

Kさんは新たな出会いももたらしてくれました。CさんやUさん、この方々の話はまた改めてするとして、貴重な出会いができたことに感謝しています。











by my-colorm | 2014-08-12 01:04 | 日記