ささやかな楽しみ…

どんなにバタバタと忙しい毎日を送っていても、これがあるから救われる…そんな「何か」って人によって違ってくるでしょう。私の場合は、たった一人の色彩検定受検者指導です。

彼女は2年前の卒業生ですが、訳あって高校を辞めました。その相談に旧担任を訪れ、今後の目標を話し合ううちに「色彩検定」を受験することになったそうです。ファッション関係の専門学校を目指し、将来その方面の仕事がしたいと考えているといいます。

(直接指導ができる!)私にとってこんなにワクワクすることはなかなかありません。旧担任からの「手助けしてやってもらえませんか」の一言に、二つ返事で、「もちろんいいですよ」と。直後から頭の中でその段取りがグルグルと回り出しました。

こうして個人レッスンは3月からスタートして次回が5回目となります。

宿題として、テキストを買って第一章を予習して臨むように告げていましたが、初回に本人が持参したのは公式テキストではなく、市販の問題集でした。これはよくあること。私の場合は先にテキストとの出会いがあって受験を決めたのですが、むしろそちらの方が少ないかもしれません。公式テキストが改訂され、章立てが変更されていますので、こちらが準備していた内容とは外れてのスタートでした。(改訂テキストの章立ては今回がこれまでの中で一番整理されていると思います)やむなく第二章から。ビジュアル資料は使えず、私の手持ちのテキストをなぞるだけでした。

レッスンは毎回放課後、5時から始めて7時半頃までの2時間半程度。だいぶ間隔が空いているのだけれど、いつも5分前には訪ねてきていて、約束の時間には始められます。前回は会議が長引き、こちらが待たせることがありましたが。互いに連絡が取れるようにはしてありますが、未だ変更する場面はありません。

各章をまとめて、あるいは分割して押さえていくのですが、前回の復習→新しい章の解説と質問→過去問演習→色感ゲーム→宿題の流れで進めます。問題演習では最終的に自力で全問正解ができるようにしています。家でその回の復習をしておくように指示、また、覚えておくべきところは不意に口頭で出題して前に戻って参照させ、確認しておきます。

彼女がカラーカードを手に入れた時点で覚えるように宿題にしておいたvトーンのカラーカードの色相番号当てゲームも、最近サボっていたせいでこちらの方がドキドキするほどでしたが、2回目からは勘が戻ってきたようです。(当てモノじゃありませんが…)彼女の正解率も大幅にUP。頼もしい限りです。後半の回には、複数トーンの識別ゲームも取り入れていきます。

さらに宿題にしている巻末のカラーダイヤルづくりもぼちぼち進んでいるようです。当人が自分でつくった資料が、レッスン後半の「配色」の理解にきっと役立つことでしょう。今回の改訂テキストに入った巻末資料、私も連休中につくっておこうかな…っと思ったら、テキスト学校に置いてきてる!(残念)


こうやって、自分が勉強してきたことを、求める人に教えるのって、本当に楽しいです。これまで、ネットでアドバイスする方法でかなりたくさんの方とやりとりしてきました。けれど、たった一人でも直接指導ができるというのは素晴らしいですね。放課後、仕事を終えてからのさらにひと山なんですが、毎回爽快さと充実感が残ります。


やっぱり好きなんですね、私。
by my-colorM | 2010-05-02 09:49 | 日記