大きな職員室でしたから、当番を決めて回していたのですが、皆さんそれぞれに忙しくしていて、空き時間も放課後もそれどころではなく、気づかれずにしばらく手つかずということもありました。なので、自分の座席周りを始めるとすぐ隣、その隣と結局学年の島(ひとかたまりの机の並び、といっても向かい合わせが2列約20席。通路にして3面はありましたね)の椅子を退けて…。すると同僚が「ありがとうございます。」と言って荷物や近辺の椅子をどけてくれたりしてくれるので、ものの数分で作業完了です。人がそろっていると憚れる運転音なので、人気が少ない状況を見計らいつつ、あくまでも煮詰まった頭をリフレッシュするために、掃除機をかけていました。
新しい赴任先で、進路指導の他に、環境(美化係)を仰せつかり、美化の予算を出すことになりました。今の職場にも、もちろんコードのついた大きな掃除機や、中型の掃除機が4,5台置いてあるわけですが、階段掃除にも小回りのきく、あの掃除機があれば、楽しく労せずきれいになるよなと、カタログを数冊調べ、前の職場の例の掃除機を探しました。
実はそのときには気づかなかったのですが、よくよく職場を見渡すと、あまり目につかない(普段使いを想定していないのかな)場所に同じ掃除機が立て掛けられていたので、無性に懐かしく感じたと同時に、予算を出しても通らないだろうことが判明、諦めました。
しかし。
調べてしまったモノは、ついつい意識の上にのぼってくるものでして。そうか、makita(マキタ)っていうのか。掃除機がコードレスっていいよね。我が家にあるダイソンは吸引力が売りだけど、コードの取り回しがなあ…。カタログではこの価格だけど、○マゾンではいくらぐらいになるのかしら。ロ○コでは?家に帰ると、お買い物サイトでチェックすることになりました。
ちょうどポイントも少し貯まっているし、何より便利さは使っていたから知っているし。ダイソンも以前の紙パック式よりも優れた吸引力に惚れて購入したのは私でしたが、まめにかけているのは専らパパだし。そう、コードが面倒くさいのよね、あれは…。
と、どんどんポチり欲求が高まっていきました。
結局、ポイント還元率の高い日に、割引率の高かった本機を、残ポイントを目一杯使って購入いたしました。
いくつかタイプがありましたが、手を汚さず処理できそうな紙パック式を選びました。恥ずかしながら、前任校でも、今の勤務校でも使ったことはありましたが、溜まったゴミの処理は経験がなく、こんなコンパクトな本体にゴミはどのように回収されているのかと思ったことはありましたが、購入して実機を調べるまでは知りませんでした。
紙パックが案外小さい。そりゃ、本体にあれだけの音を発する吸引モーターが内蔵されているのだから、当然と言えば当然ですが。(掃除機を吸うだけ吸わせてほったらかしにしていたのは反省…)紙パックは別売りも併せて購入。お店で買うよりポイント付与で安くなりました。
バッテリーが結構重い。そして充電器が大きい。makitaのコードレスにはいくつかの容量違いのタイプがありました。その時売られていた中でまあまあ大きい容量のものを選択したと思います。それでもフル充電は20分ほど。別なこと(例えばブログ記事を書いている間とか?)をしている内に完了です。電動ドリルの充電器でも見たことがある、いかつい充電パックです。スタイリッシュな白黒の本体にこのいかつい黒の充電池。片手で持ったときのバランスがとれるのが、計算されつくしたプロダクトでかっこいいです。
吸引力は申し分ありません。我が家のカーペットにもしっかり吸い付いています。なんか吸い方が軽くなったなと思えば、紙パックの捨て頃サイン。交換すればOK!再開して全室プラスベランダも掃除完了です。